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成形後の製品に対する外観修正について
- 金型製作の二年目の者ですが、製品の外観修正に苦戦しています。
- 外観不良の問題が解決できず、上司からの指摘を受けています。
- スレキズやバリの問題があり、製品検査も厳しくなっています。他社と比べてレベルの低さを感じています。
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コップ端面にツバがある製品を想像して下さい。現在は、そのツバをEJピンにて何カ所か押して、コアピンから製品を離型させております。この方法では、丸部が変形し、均等押しにはなりません。そこで、コアピンとツバ部 をコマ割りし、ツバ部をストリッパ-プレ-トとして稼働させて全周押すと事により、均等押しにするものです。但し、ツバや、ストリッパ-が掛かる 肉厚が無いとと出来ません。 さて、離型事のキズについてですが、多分磨きだけでは対処出来ないと思われます。収縮抱き付きの離型不良であれば、コアピンに角があるだけでも、角が食い込んで離型不良となる場合があります。リブの角、付け根の角も出来ればR取りした方が、多少効果は出ます。 それより、一つ前の回答での、成形時の離型状態やシリコン塗布等での離型原因箇所の特定とかはされてみましたでしょうか。原因が特定出来なければ改善も出来ませんので、地道に原因を追及したほうが良いですよ。
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コアピンの全周をストリッパ-プレ-トで引っ張って製品を離型する(主に丸物)方法ではなく、コアピンの脇側にリブ等があって、それをEJにて突き出しているのであれば、離型テ-パ-不足又は、収縮によるリブ間のダキツキにより離型抵抗が増し、成形品が変形している事が考えられます。成形の状況をもう一度良く見て下さい。場合によっては、ビデオ等にとって、離型時の製品の動きを確認して見るのも一つの方法です。もし、それが問題であれば、負荷となっていると思われる箇所に離型材を塗布(スプレ-等だと広範囲に掛かり解らなくなるため、部分を決めて、綿棒等で薄く塗る)し、原因箇所の特定をしてから、その部分のテ-パ-不足なのか、冷却不足なのか、冷却のし過ぎなのか、EJの位置、本数が悪いのか検討した方が良いよ思われます。離型効果を上げるためには、表面処理にて大きく寸法の変わらないものも出ておりますので、その方面を確認した方が良いと思います。
補足
回答どうもありがとうございます。 コアピンの全周をストリッパ-プレ-トで引っ張って製品を離型する、 というのは、どういう機構ですか?まだ見たことないです。すみません。 ツープレート金型の、ランナーロックピンのようなものが、 エジェクターピン側についていつということですか? 収縮によるリブ間のダキツキにより離型抵抗が増していることに対しての対処は、やはり磨きだけで解決というのは難しいんでしょうか(^^;
私は成形素人で豊富な方から情報くると思うので、問題対処の気構えだけアドバイスさせて頂きます。 だいぶ参っていらっしゃいますね。まずは落ち着いて下さい。落ち着かないと見えるものも見えませんから・・・。私は設計ですが、品質問題を起こした事があります。焦ってしまって、自分でも何をやってるかわかりませんでした。その時先輩に言われたのが「落ち着きな。落ち着けば何とかなるから」というありがたいアドバイスでした。そ周囲の方の協力もあり、その問題は解決することができました。それ以来、その教訓を忘れないようにしています。 話は変わりますが、銘柄がわからなくてもせめてABSかPOMか材質がわからないと原因と対策は考えられないのでは?POMならば収縮率大なので、部品寸法出すのは難しいが、エジェクトは楽だとかありますから。図面には必ず書いてあると思います。あと成形時の匂いで材質大体わかると思います。ここもいいですが、私のように先輩、上司に素直にアドバイスを仰いで下さい。
お礼
回答どうもありがとうございます。 まずは落ち着いて…。確かにそのとおりです。 色々と、同僚、先輩、上司に相談しているのですが、この品質問題に関しては、みんなで悩んでいます。 上司たちは、ただただ私たちの磨きが悪い、加工や設計、成形機は悪くない、 私たちがきちんとしていないからだと、話を聞いてくれません。 実際に他に非があることを見つけて対策してもらおうと報告しても、 聞いてくれません。否定されてしますのです。 上司も今抱えている問題に対する対策方法がわかっていない状態です。 そんな状況で、もはや自分と先輩方と相談して対策していくしかない状況なんですが、みんな対策を見つけられずうなだれている状態なので、 自分もただうなだれてても仕方ないし、 もはや内部だけでは解決できないのかもしれないと思い、ここなら色々と意見を交換できるかと思い、質問した次第です。 頑張って上司を納得させることができるように頑張りたいと思います。 アドバイスどうもありがとうございました!!
私は成形素人で豊富な方から情報くると思うので、問題対処の気構えだけアドバイスさせて頂きます。 だいぶ参っていらっしゃいますね。まずは落ち着いて下さい。落ち着かないと見えるものも見えませんから・・・。私は設計ですが、品質問題を起こした事があります。焦ってしまって、自分でも何をやってるかわかりませんでした。その時先輩に言われたのが「落ち着きな。落ち着けば何とかなるから」というありがたいアドバイスでした。そ周囲の方の協力もあり、その問題は解決することができました。それ以来、その教訓を忘れないようにしています。 話は変わりますが、銘柄がわからなくてもせめてABSかPOMか材質がわからないと原因と対策は考えられないのでは?POMならば収縮率大なので、部品寸法出すのは難しいが、エジェクトは楽だとかありますから。図面には必ず書いてあると思います。あと成形時の匂いで材質大体わかると思います。ここもいいですが、私のように先輩、上司に素直にアドバイスを仰いで下さい。
内径部のキズにつきましては、EJ突き出し又はストリッパ-でしょうか? EJだけだと、製品天面部又はリブ部の突き出しのため、変形する可能性が あります。ストリッパ-との併用がよろしいかと思います。又、製品は、きちんと冷却されてからEJされているでしょうか。細かいことですが、冷却 が悪いと、樹脂の摩擦抵抗が増えて、キズ付く場合があります。コアピンに 離型処理しても、効果はでますが。
補足
回答ありがとうございます。 あと、大変申し訳ないですが、ストリッパーとは何でしょうか? また、コアピンへの離型処理というのは、たとえばどんな機構でしょうか?
離型する際に、キャビからの離型時による外径部のキズ?コアピンからストリッパ-又はEJした時の内径部キズのどちらでしょうか。キャビ側から抜ける時でのキズであれば、横にスライドがあるとのことですので、型開きと 同時にスライドが開き始めると思いますので、その時に、製品がスライド側 に引っ張られ、膨らんで、キャビ穴端面側の角部に擦れてキズが付いている可能性があります。その場合は、スライドの動作を少し遅らせて、金型が多少開いてから、スライドが開く様にすれば、大丈夫と思います。キズがあるのが、スライド側にあるのか、ご確認下さい。
補足
回答ありがとうございます。 離型時、エジェクターピンにて離型してます。 コアピン部分には、エジェクターピンはありません。 その周辺にエジェクターピンがあります。 エジェクターピンがある側のコアピン内部キズです。 コアピン角部を磨いてみてますが、スレキズが出る部分は、 コアピン内部にランダムに出てきます。 スライドの動作を現状より遅らせる方法は、まだ試してません。 試してみようと思います。
まず、成形材料が何かをはっきりしてください。 材料の種類によって最適な成形条件があります。 成形条件は変わっていませんか? それとも過去から同じ材料、同じ成形条件で成形していて貴方が担当になってから外観不良が発生したと言うことでしょうか?
補足
回答どうもありがとうございます。 成形材料は、名前がわからないですが、黒いABS樹脂です。 成形条件は、変わってないです。 新型として立ち上げてから、ずっと直らないでいる状態が何ヶ月も続いています。
大夫お疲れになっているようですね。 とりあえず、製品の簡単な形状、材料名、材料の特徴、ゲ-ト位置、種類、突き出し位置、方法等がないと、アドバイスが難しいと思います。一般的には抜きテ-パ-を付けるのですが、それがあったとしても、角部の引き込みや、かどRが小さい又はRが無い、収縮での変形、金型材質での型材腐食又はピンホ-ル、成形材料のガス付着による引きキズ、冷却不足でのダキツキによる引きキズ、離型時の真空による製品の変形による抜けキズ等、様々です。他の方からもアドバイスを頂くためには、それが必要と思います。
補足
回答本当にありがとうございます。 質問が漠然としすぎてました。申し訳ありませんでした。あまりにも無知でした。 とりあえずうまく表現できないので、いただいた回答に対して自分に答えれる限り質問を補足していきたいと思います。 製品の簡単な形状は、 長方形で横に長く、製品裏には全体的にリブ形状で、左右にスライドがついているもの。 軸受け的な製品で、製品中央に大きな丸穴(押し切りコアピン形状)があるもの。 うまく例えれないんですが、ジュースのキャップや、茶碗やおわんのようにボス穴形状が多数あるもの。 材料名は、 知識がなくてすみません。名前がわからないです。 主に黒い色のABS樹脂的なもの、が多いです。 材料の特徴は、 あくまで私的意見ですが、すぐに擦り傷がつき安そうな印象があります。 ゲ-ト位置、製品に対してだいたい中央、長手のものは両脇に二つあります。 主にホットランナー金型が多いです。 抜きテ-パ-はつけれる部分はつけています。 角Rもつけています。 それでも、どうしてもなくなりません。 製品的に製品が収縮方向で駒に抱きつく部分、長いものだと両はじが多いです。 中央大径コアピン、リブの抜ける部分、 可動側抜け方向に擦り傷がつきます。 これで少し違いますか? まだうまく伝わってませんでしょうか? あと、気になる点があります。 角部の引き込みとは? 金型材質での型材腐食又はピンホ-ルとは? 成形材料のガス付着による引きキズとは? 冷却不足でのダキツキによる引きキズとは? 離型時の真空による製品の変形による抜けキズとは? この辺はわからないことなので、 症状、原因、対策などもしよければ教えてほしいです。 1・冷却不足でのダキツキによる引きキズと、 2・離型時の真空による製品の変形による抜けキズ が特に気になります。 コアピンの抜け傷は2みたいなことがあるんじゃないかと考えたことがありましたので。
お礼
回答ありがとうございます。 そうですね。 とりあえず磨きだけでは対処できないということが、 間違いないということがわかっただけでも収穫です。 まだまだ知らないことばかりだと思い知らされました。 説明不足な質問にお答えいただき、 本当にどうもありがとうございました。