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SUS304コールドフラットバーの加工で歪みを最大限抑える方法は?
- SUS304コールドフラットバーの加工において歪みが心配です。具体的な加工方法についてご相談いただきたいです。
- SUS304コールドフラットバーの加工において、4mm残った側に弓の様な歪みが生じました。歪みを最大限抑えるための加工方法をお教えください。
- SUS304コールドフラットバーの加工には歪みが出やすいことがわかりました。歪みを抑えるための効果的な加工方法についてアドバイスをいただきたいです。
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SUS304(C)コールドフラットバーとSUS304(H)ホットフラットバーの製作工程を ご存知でしょうか? SUS304(C)コールドフラットバーは、加工工程の残留応力を持っていますので、 加工の際は、材料があばれます。<あまり、加工をしない部品に適しています> 逆に、SUS304(H)ホットフラットバーは、加工工程の残留応力を殆ど持っていないので、 加工の際は、材料が安定しています。しかし、表面が粗いので、仕上げ加工が余分に 必要です。 以上のメリットとデメリットを考慮して、使い分けているのが実情です。
形状的に歪みは出やすいと思います。 歪みの量を抑える為に焼鈍を実施しては如何でしょうか? 歪み量ゼロとはいかなくとも、何もしないより遙かに効果が得られると思います。
お礼
回答ありがとうございます。 焼鈍ですね。それも良いアイディアですね。 焼鈍の相場感というのが全くないので、見積もりを取ってみたいとおもいます。 ありがとうございました。
残念ですが、この事例では歪みは必ず発生します。 原因はSUS材の内部応力です。加工量か多ければ多いほど除去部分に働いていた内部応力がなくなるので、応力のバランスを失い、その分がひずみとなります。さらに、加工熱による新たな歪みも加わるので、歪みは大きくなるばかりです。 精度がほしい場合はラフに加工して歪みを出しておき、修正加工しながら正規寸法に持ち込むのですが、フラットバー加工という意味は外形の加工はしないうことだと思うので、この事例では加工後に曲げや叩きによる矯正で対応するしかないように思います。 このサイトでもSUS材の歪みについては何度も投稿されているので検索してみてください。
お礼
回答ありがとうございました。 やはり歪みゼロで加工というのは難しいのですね。 加工プロセスを見直し、歪みを出にくくして、加工後に矯正機で矯正してみます。
お礼
回答ありがとうございます。 これからはhot材を研磨してからの加工というプロセスもユーザーさんに提案してみたいと思います。 大変参考になりました。ありがとうございました。