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3DCADでプレス金型を設計するメリット
- 3DCADを使用してプレス金型を設計するメリットは、高い精度と効率性です。3DCADは、複雑な形状や細部の設計にも対応できるため、金型の設計においては非常に有用です。また、3DCADを使用することで、プレス金型の設計を繰り返し試行することができるため、製品の品質向上や製造プロセスの最適化につながります。
- さらに、3DCADを使用することで、プレス金型の設計において様々なデザインオプションを試すことができます。3DCADソフトウェアには、形状や材料、加工条件などのパラメータを変更することができる機能が備わっており、これによって異なるデザインの金型を比較することができます。これによって、製品の品質や生産性を向上させる最適な金型を選択することができます。
- さらに、3DCADを使用することで、プレス金型の製造コストを削減することができます。従来の金型設計では、試作品の製造に時間と費用がかかりましたが、3DCADを使用することで、仮想的な金型を作成して製品のシミュレーションを行うことができます。これによって、実際の製造に進む前に問題を特定し、設計を修正することができます。その結果、プレス金型の製造コストを削減することができます。
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忘れたころの回答で恐縮ですが。 プレス金型屋(主に自動車系)の者です。3Dソリッドで設計してます。 以下、弊社でのメリット・デメリットの実例です。御存知のように型屋はその会社々々で「独自」の作り方、文化がありますので一般論で見ないで頂けると幸いです。 メリット: 誰でも解る(型を理解していることが前提)。 システムを作り込めば2Dより早い。2倍以上の実績。 型図面書けるまでの時間が短い(良い型図面とは別問題) ミスの前倒しが容易。フロントローディングですね。 後工程との連携が容易(作り込みは必要)、 CAMを半自動化できました。 製造部品表、購買、日程、進捗との連携が容易。 テンプレート化が容易。似た製品ならば効果大。 デメリット: システム立上げまでの時間・工数が大。3年かかりました。 お客は2D図面を要求。 二度手間。 誰もが簡単に図面を書ける-> 型を知らないスタッフ増加。思わぬミス大。 システムの維持費が大。維持専門スタッフが必要。 その他: 短納期を目指すのであれば3D化は必須です。 自動車メーカーは3D化を完了してます、いずれプレスメーカーもそうなるでしょう。 以上ご参考まで。
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だいぶ前ですが、プレス業者の方に3次元データを扱うメリットを調査した事があります。 結論はプレスでは余りメリットが無いでした。コスト対効果で考えると、2次元で十分というメーカーさんが大部分でした。
メリット 誰が見ても同じ。(一角法、三角法の間違いがない) スクラップ処理も分かる。(シュミレーション) 製品の流れ、干渉が事前に分かる。 デメリット 製作に時間がかかる。 設備に費用がかかる。 トランスファーなどの設計の場合、3DCADで設計するとかなりの効果があります。 個人的には単発、順送であればそれほど必要は感じてはいません。 参考になれば幸いです。