コイルのコアロスについての疑問

このQ&Aのポイント
  • チョークコイルに正弦波を印加した際のコアロスについて疑問があります。
  • ヒステリシスループの動作点が異なる場合でもコアロスは変わらないのでしょうか?
  • 磁束の振幅やDCバイアスの有無によってコアロスは影響されるのでしょうか?
回答を見る
  • 締切済み

コイルのコアロスについて教えてください。

チョークコイルにとある正弦波を印加した時、コアロスは一般的にヒステリシスループの面積に比例すると認識していますが、このヒステリシスループの動作点(バイアスポイント)が違ってもコアロスは変らないのでしょうか?(コアが飽和しないような領域で使用した場合が前提です。) 例えば、振幅100mTの正弦波をコイルに印加した場合を考えます。 ?GNDを中心に磁束を振った場合(±50mT)と、?50mTのDCバイアスをかけて磁束を振った場合(0~100mT)では、コアの損失は違うのでしょうか?(??ともコアのサイズは同じものを使用したとします。) どうか御教授願います。

noname#230358
noname#230358

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.1

チョークコイルの高周波ロスは直流バイアスで変わるかどうかという質問だと思いますが、以前スイッチング電源の整流後チョークコイル(エアーギャップありのフェライトコア)のロスを測ったことがありますが、結論としては0mTと飽和領域に入らない範囲の2500mTのロスは十数%程度変わっていました。もちろん直流バイアスをかけた方がロスが大きかったのですが、今回の質問はこの測定よりずっと直流バイアスが少ない領域なのでデータがありませんが、直流バイアスの磁束密度が50mTで1/50なので、15%の1/50と考えれば0.3%程度の増加程度と考えられます。 ちょっと仮定が多いのですが参考に。 もちろんコアによっても変わると思いますし、アモルファスコアでは殆ど変わらない結果になると思います。 直流バイアスに対するコアロスのグラフがあればすぐわかるのですが、直流バイアスに対するインダクタンスのグラフしかありません。インダクタンスの大きさも右下がりで同じようなグラフになっているので参考に。

関連するQ&A

  • コイルのレアーショート

     コイルのレアーショートについて教えてください。  例えば、100巻きで抵抗値3Ω(at20℃)のコイルがあったとして、 雰囲気温度20℃で12V(const)印加し続けたら、初期的には4Aの 電流が流れ、コイル温度の上昇に伴い抵抗値が低下、電流値が 低下し、そのうちあるところで飽和すると思います。  これに対して、100巻きの途中1ターン分がショートしていた場合、 99ターンのコイルとそのコイルの途中につながった1ターン分の 閉ループができると思います。  それに同様にして12V印加すると、電流値はどうなりますか? (1ターン分の抵抗値を差し引いた分の値?) ショート部分は異常に発熱するのでしょうか?    閉ループ部分が誘導作用で云々と聞いたのですが、イマイチ よく理解できず・・・。  99ターンのところで磁束が発生したら、その変化を打ち消すために 閉ループ部分に誘導電流が流れるということでしょうか?  でも、通電しっぱなしだと磁束の変化はないように思われるので 瞬間的にということなんでしょうか?

  • トランスコア磁束密度の式に電流が無いのは?

    トランスコアの飽和磁束密度を超えないために、磁束密度の変化量ΔBは ΔB=V/(4.44N*A*f) N:コイル巻き数 A:コア実効断面積 f:正弦波周波数 V:印加電圧 と表されるようですが、この式には電流がありません。 私が持っていたイメージでは、磁束密度は電流が大きくなれば増えるものだと思ってたのですが、 この式では電流に無関係になっているように見えます。 どう考えればよいでしょうか?(私は何を考え違いしているのでしょうか?)

  • 磁気ヒステリシスカーブは、磁界の印加速度に影響をされるのでしょうか。

    磁気ヒステリシスカーブは、磁界の印加速度に影響をされるのでしょうか。 電磁石の電流を、飽和状態から急速に下げて磁界を0にしたとき、残留磁束密度はどうなるのでしょうか。

  • チョークコイルの異音について教えて下さい

    全くの初心者です。 的を得ない質問になるかもしれませんがお許し下さい。 社内製のトランス型チョークコイルをスイッチング電源に搭載したところそこから「キーン」という高い音(モスキートーン)がしだしました。 上司に報告したところ原因は「コアとコアのギャップから音がしているんだ」と言われました。 そこで質問です。 Q1 音はコアとコアの間(ギャップ分の隙間)で共鳴(?)してると考えて宜しいでしょうか Q2 コアとコアのギャップがあることでどうして音が出るのかメカニズムが理解出来ないのですが教えて頂けませんでしょうか Q3 コアとコアのギャップから「漏れ磁束が発生する」とHPで見受けましたが、「音発生と漏れ磁束」は関係するのでしょうか Q4 異音対策には「センターギャップ」にすると効果があるともHPで見受けましたがこれのメカニズムはどうなっているのでしょうか 以上です。 何卒ご指導お願い致します。

  • ヒステリシスループと突入電流について

    1.モータなどのヒステリシスループで電流Iや磁界Hが大きくなるとなぜ磁束密度Bは飽和するのですか? 2.また理想的なヒステリシスループの形はどのような形なのですか? 3.磁性体がないときのヒステリシスループはどうなるですか? 4.モータなどと電力系統を接続するとなぜ突入電流が流れるのですか?ヒステリシスループの観点から答えてもらいたいです。 5.珪素鋼板の利点は何ですか? いくつでもいいので答えることが出来る方よろしくお願いします。

  • エミッタ接地回路について

    NPNトランジスタでVcc-コレクタ間にコイルを接続して、正弦波を入力した時、コレクタ-GND間の正弦波電圧の振幅はVcc-GND間電圧より大きくなる(Vccの2倍)らしいのですが、本当でしょうか? 本当だとしたら、何故そうなるのか理屈を教えてください。

  • 電磁気:ヒステリシス曲線

     お世話になります。  素人です・・・。  ヒステリシス曲線について教えてください。  例えば適当なコイルがあり、そのまわりに鉄があるとします。 コイルに電流を流すと磁束が発生すると思います。  電流を上げる、これはB-H曲線でいうとH:磁界の強さに相当すると思うのですが。  例えば、無負荷状態から2Aの電流を印加したときの磁束量をM、無負荷状態から3Aの電流印加後、2Aまで下げたところで発生している磁束量をNとします。  B-H曲線から想像するに、Nの方が磁束量として高い値を示すと思われるのですが、このような解釈は間違っていますでしょうか?  以上、宜しくお願い致します。

  • 変圧器の磁極性を教えて下さい

    変圧器の動作の行程で 先ず 一次コイルに電流が印加されコア内部に磁束が発生して二次コイルに電流が発生し この電流に負荷を接続すると負荷電流によって発生する二次コイル側の磁束の極性は 一次コイルから発生した 磁極N極に対してS極なのでしょうか N極なのでしょうか

  • 変圧器の磁束密度について教えて下さい

    窓が一個しかない四角の変圧器コアの磁束密度の飽和状態について教えて下さい。 このコアにエナメル線を巻いて100V60Hz電源に使用して磁束密度13000Gsで飽和状態になるコアだとしますと このコアの一部分をカットして永久磁石を挿入して閉磁路を作ったとしますとこの永久磁石の磁束密度(強力な永久磁石があるとすれば)は最大どのくらいの磁束密度の永久磁石を入れると飽和状態になるでしょうか

  • コイルに流れる電流について

    線径がφ1の銅線を使用して作製したコイル(抵抗1オーム)に、電圧を印加していった場合、そのコイルに流れる電流はI=V/RよりV(A)となりますが、印加電圧を上げていった場合にこの式どおりに電流は流れるのでしょうか? 例えば、20Vの電圧では20A。30Vの電圧では30A、100Vでは100A流すことが可能ですか? 単位面積あたりに流すことのできる電流って決まっていて、ある値に達したところでそれ以上流れなくなるのでは?