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切削条件の求め方の計算式
- マシニングにおける切削条件の求め方とは、刃物の回転数や送りなどを計算する方法のことです。
- 初心者の方でも分かりやすく切削条件を計算する方法を解説します。
- 刃物の種類や工具の位置などによって計算式が異なるため、具体的な例も交えながら詳しく説明します。
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回転数=(切削速度×1000)/(3.14×刃物の直径) 切削速度は、周速と表現する場合があります。 「例えば」・・ハイス製(20エンドミル、4枚刃)でS45Cを削る場合、適正周速(25m/min)だった場合。(素材に対する、周速などは、工具のカタログの後ろの方に載っています) 回転数(s)=(25×1000)/(3.14×20) 回転数=(25000)/(62.8) 回転数=398 切削送り速度(F)=回転数×(1刃あたり×枚数) よく、1刃あたり、0.05などと表現します。 切削送り速度=398×(0.05×4枚) 切削送り速度=79.6 いわゆる、Gコードプログラムの「F」の値です。 上記の例の場合で、カタログに 刃径 20の所に・・「S45C(炭素鋼)」(回転数 400・送り 80) などと書かれていた場合。 「切削速度(周速)」や「1刃あたり」を求めるのには。 S=400 F=80 と言うことは。 周速は、(回転数×3.14×20)/1000 切削速度(周速)=(400×3.14×20)/1000 切削速度(周速)=(25120)/1000 切削速度(周速)=25.12 1刃当たりは、・・切削送り÷回転数÷刃の枚数 (1刃当たり=F÷S÷刃の枚数) 1刃当たり=80÷400÷4 1刃当たり=0.05 *********** 説明がちょっと、乱暴かもしれませんが、、。 切削速度(周速)は、エンドミルなどの刃の外周の速度のこと。 (エンドミルをテーブルなどの上で、転がした場合、1分間で「何メーター」、コロコロと転がるか?転がる距離のこと・・・だたから、25m/minなどと表現します。) 切削送り・・(送り速度)(テーブル速度)(F)などとも言います。 マシニングセンターなどの「テーブル」を1分間に「何ミリ」動かすか?・・80mm/minなどと表現します。
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こんにちは。 切削条件は結構難しいですよね。 はっきり言って答えは無いと思います。 ただ、一般的にはV=π*D*N/1000で求めます。 (V:切削速度 π:円周率 D:工具直径 N:回転数) 例えば、超硬φ20 4枚刃E/Mで V=120m/minとすれば N=(120*1000)/(3.14*20)=1910min-1となります。 又、送り速度は1刃送り(f)を0.1mm/minとすれば F=0.1*4*1910=764mm/minとなります。 Vとfは被削材と使用する工具材質から最初はカタログから抜粋すればよいと思います。 ただ、切り込み量や工具突き出し量などにより、条件は大幅に変わる可能性があるので、それは経験上分かってくるのではないでしょうか?
お礼
ありがとうございます。そうですね、材料や工具の材質によっては条件も変わってきますね。カタログからの抜粋と言う方法もあるのですね。あせらず経験を積んで行きます。ありがとうございました。
お礼
大変解りやすい回答ありがとうございます。 いつもこの条件で良いのか、もっと良い条件があるのでは等と思案しながら行っています。でもこの様に少しでも基本的な事を分かっていると、それが自信に繋がり、また生産高効率の向上につながっている様にに思います。今度は違う刃物のでの計算を行いたいと思います。ありがとうございました。