消防法による油脂類貯蔵量とは?

このQ&Aのポイント
  • 消防法による油脂類貯蔵量を超えている問題が浮上
  • 切削油や潤滑油の統一化が難しい状況でも貯蔵油量を削減する必要あり
  • 消防法を上手くかわせる方法を教えてほしい
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消防法による油脂類貯蔵量について

初めてご質問させていただきます。 消防法による危険物貯蔵量の取り決めを大幅に超えている事が発覚してしまいました。 弊社では切削、研削、放電、など、幅広く加工を行っている為に切削油や潤滑油を統一するのが難しい状態です。 それでも貯蔵油量を削減する為には(機械に入っている量も含みます)ある程度の淘汰が必要です。 現時点で ・非水溶性の切削油(研削油)の高引火点対応品のリストアップ、テスト加工 ・切削油、作動油、潤滑油の統一化 ・機械側の油タンク容量の削減 ・[最悪の場合]非水溶性→水溶性への移行、データ収集、テスト加工・・・ と、どれも手間と時間がかかりそうな作業ですが仕方ありません。 皆様の中で同じような作業をされた方、消防法を上手くかわせる方法などございましたらご教授いただけないでしょうか。 ちなみに現在弊社の使用するオイルメーカーは14社、非水溶性で30種類程。 切削油は多種多様で潤滑は32~68といった所です。 分からない所も勉強してまいりますので宜しくお願いいたします。

noname#230358
noname#230358

質問者が選んだベストアンサー

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noname#230359
noname#230359
回答No.2

長年金属加工現場に加工油剤など消耗品、副資材の販売に携わっているものです。 御質問の中に危険物の詳細が出ておりませんので推測で申し上げますが、改善のテーマとして研削油が最初にあげられたことから、引火点の低い研削液の使用量が多いのではないかと考えました。 もし引火点が200度以下の第2、3石油類が多いのであれば、200度以上の第4石油類を検討することになりますが(既に御検討中と思いますが)、最近は低粘度で第4石油類が多く紹介されていますので参考にされたらと思います。 非水溶性の油種が30種類とありますが、切削油としては最近非危険物タイプ(引火点250度以上)の切削油も種類が増えて来ましたので、加工内容で転換できる部分があると思います。 次に加工内容ですが、特殊な加工でない限り油種統一を図る意味で、 通常のマシニング或いはNC加工であれば非鉄からSUSの難削材まで1種類の切削油でクリアできる商品も有ります。 油性から水溶性に変換するのは?加工設備が水溶性対策されているか??腐敗の発生?産業廃棄物の発生など加工性能以外に検討する内容が多いと思います。 消防署の担当者は石油製品の加工内容について詳しい知識をもたれているとは思えませんので、いろいろ情報を取られて、油種を選定し、これらの情報を元に担当官庁の貯蔵に関する意見交換をされるのが必要かと思います。

noname#230358
質問者

お礼

詳しいご説明ありがとうございます。 今までの導入機械もメーカーも担当者もバラバラで油脂類に統一性が無かったのです。 ストック分に関しては最悪貯蔵庫を増設で対応できると思い後回しにしております。 現段階で問題なのが機械の中に入っているオイルです。 今まで全工場の合算油量で計算していたのですが工場が2つに分かれている為、再度洗い出ししております。 高引火点油は性質上粘度が高い物が多く第4石油類ならまだしも第3類は厳しいような感じです。(VG10程度) 放電や超硬研削は粘度や導電率が大きく関係するので一気に変える訳にはいかないのが現状です。

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noname#230359
noname#230359
回答No.4

おそらく第四類第2石油類がある以上貯蔵量は最大1000Lでしょうね。 >機械に入っているもの 対象は、届出・許可を申請した製造所、貯蔵所、取扱所であり工場全体を指しているわけでないと思います。(消防法に詳しい記載はありません) 対処は基本的に2Sでしょうね。 放電、コンプレッサの油は必要な時だけ購入する。 購入ロットを見直す。 >消防法を上手くかわせる方法(表現悪いけど・・) 工場敷地内の離れた場所(消防法を満足する)に別の貯蔵所を立てる。 弊社はやってませんが、実行可能な策だと思います。

noname#230358
質問者

お礼

皆様、ありがとうございます。勉強になります。 ちなみに少量危険物取り扱い所ですので第三石油類は上限2000L、第四が6000L、第一~四の倍数の合計が1.0未満です。 第一、第二は殆ど無いのですが第三が1.5、第四が0.8とちょっとどうしようもない状態です。 高引火点油にすると危険物ではなくなるのではなく指定数量が5倍になるだけのようです。 高粘度の第四石油類を仮に全部高引火点油に置き換えることが出来たとしても(6000x0.8/6000x5)=0.4で、莫大な時間とお金を使ったとしても効果は薄いのです。 出来れば第三石油類を置き換えるのがいいのですが粘度の問題があり非常に難しいです。各社とも高引火点油はVG20程度までしか取り扱っていないようです。 そういうこともあり第三石油類の絶対的な量を減らす動きをかけています。 原始的ではありますがオイルタンクにビー球入りのポリタンクを入れるなどしてテストをしていきたいと思います。 温度が下がらないのはチラーを使い、絶対的な量を減らす為に数台をまとめて集中タンクにすることも検討しております。 第三石油類の量を減らせれば倍数もガクッと抑える事ができるのでかなり楽になります。

noname#230359
noname#230359
回答No.3

簡単ですが、近所の信頼できる油屋さんと密接にコンタクトを持たれて、 使用するオイルメーカーは3-4社、非水溶性で3-4種類程。 潤滑は4-5種類にされる。 加工油の非水溶性で3-4種類程を第4石油類や非危険物(引火点250度以上)にしていくという、大方針を持って解決していかれるのが早いと思われます。 また、○ベルコのコンプレッサーは○ベルコ専用油を使用するような、オイルの種類が増えてしまうような機械は極力避けるような、今後の指針作りも必要かと思われます。

noname#230358
質問者

お礼

ありがとうございます。 3~4種類・・・理想です。 ただ、NC、MC、放電、ワイヤー、研削等あり、統一は難しいですね。 作動油と潤滑油は減らせそうですが・・・ 添加剤入りのオイルも厄介ですね。 後の事を考えない体質ですのでどうしようもないです。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

消防法をうまくかわすと言う考えが既におかしく思えます。 長らく管理担当をしていれば法規制の流れは読める筈です。 非水溶性であれば必ず規制がかかるのは避けられません。従って出来るだけ正確に全量を把握し届ければ(早急に)良いと思われます。 倍数がいくらか見当つきませんが危険物担当官の指導を受ければ解決も早いと考えます。 届け出倍数と現在の貯蔵倍数はいくらかけはなれているのか問題ですね。 査察入りの知らせは消防からなかったのでしょうか? 以上

noname#230358
質問者

補足

早速のご返答ありがとうございます。 うまくかわすという表現は不適切であったとお詫びします。 当方、技術屋上がりで最近生産技術に配属されたもので、消防法の動向などには疎かったのです。 危険物担当官とは消防署の方の事ですか?それとも民間ですか? 細かい所の数量は分かりませんが届出倍数の2.1倍といった所でしょうか。 査察入りというか、まだ査察以前の問題です。 今後の事も考えての改善です。

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