蒸気トラップとは何か?目的や役割、トラブルの原因を解説

このQ&Aのポイント
  • 蒸気トラップは、蒸気配管の戻り側に取り付けられる装置で、蒸気と水を分離する役割を持ちます。分離した水は通常、配管の中や排水システムに排出されます。
  • 蒸気トラップは主に二つの目的を持ちます。一つは、蒸気配管内の水分を分離し、蒸気の品質を保つことです。水分を含んだ蒸気は加熱効果が低くなり、設備の故障や効率の低下を引き起こす可能性があります。もう一つは、水の循環を防ぐことです。蒸気トラップが正常に作動しない場合、水が逆流して配管内に戻り、設備の損傷やトラブルの原因となることがあります。
  • 蒸気トラップの一般的なトラブル原因は、トラップ内部の汚れや異物の堆積です。これにより、トラップが正常に作動せず、蒸気が流れずに詰まってしまいます。また、適切なメンテナンスや清掃が行われないと、トラップの性能が低下し、故障の原因にもなります。トラップのトラブルを防ぐためには、定期的な点検や清掃が必要です。
回答を見る
  • 締切済み

蒸気トラップとは

某製造業でメンテ担当してます。 トラップつまりによる蒸気が流れない、トラブルが多いです。 トラップとは? 蒸気配管の戻り側についていますが、いまいち目的がわかりません。 蒸気と水を分離するそうですが分離した水はどこへ行く? 水抜きの配管はありません。 分離する目的は?分離しないとどうなるのか? ちなみに我社のトラップはINとOUTの二ヶ所接続箇所があり スルーとトラップの切り替えがあります。 ドレーン口はありません。

noname#230358
noname#230358

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.3

スチームトラップ(以下トラップ)を使用する理由は様々で使用する場所によって目的が変わってきます。 たとえば主管に付いているトラップは蒸気が冷えてたまる水分を除去して温度の低下やいろんなトラブルを防止するためにあります。この場合トラップの出側は蒸気の戻りのラインにつながっていることが多いです。 蒸気を使用する過熱機の出側に付いているトラップは温度の管理と蒸気の節約に役立ちます。この場合トラップがないと蒸気は常に流れたままになり不経済と言えます。 蒸気ラインの末端にトラップを付けると蒸気は流れません。しかし蒸気が冷えて水になるとトラップが水を排出するのでその間だけ流れることになります。流れると温度が上がり、水が排出されると流れが止まります。流れが止まると冷えて水がたまる。水がたまると排出の繰り返しで一定の温度に保つようになっています。 蒸気の使用量(流量)を減らすことができれば燃料の節約になります。詰まったトラップは論外ですが、吹きっぱなしのトラップは燃料を垂れ流しにしているような物です。 基本的に設置する場所によって用途が変わってくると思うので、具体的な用途がわかれば違う回答が出ると思います。 トラップメーカーのホームページなどで調べてみるとおもしろいと思いますよ。

参考URL:
http://www.spirax-sarco.co.jp/ http://www.miyawaki.net/ http://www.tlv.com/ja/index.html
noname#230358
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 蒸気の勉強します。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

スチームトラップは、原則として蒸気を通しません。(気水分離) 蒸気が働きを終えて水になった物をボイラに帰すための物です。 従って、スチームトラップ自信が水抜きのような役目を果たしていますが 蒸気配管中の水抜きが必要と言うことであれば、ドレンセパレータが 役に立ちます。 ↓この辺がお役に立つのでは? http://www.yoshitake.co.jp/ys/ys01_3_1.html

noname#230358
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

トラップはワナです。ワナを仕掛けて水を捕らえるのです。 蒸気と水が一緒になって、管内を走ると、スティームハンマとかウォーターハンマと言う激しい振動を起こします。余り激しいときには、管を壊します。エルボー(90°曲がり管)などで特に激しく振動します。戻るときの蒸気温度が余り低いと、蒸気は水に変わってしまいますから、トラップから水が溢れて蒸気管を詰まらせて、蒸気を回収することができなくなります。普通は、トラップに溜まった水は適宜蒸発して、ボイラに戻ります。蒸気の生産量に対して、使用量が多すぎるんじゃないでしょうか?

noname#230358
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 参考にさせていただきます。

関連するQ&A

  • 蒸気ドレンの持つエネルギー

    よろしくお願いします。 蒸気配管が0.6MPaGの飽和蒸気で満たされているとします。 配管からの放熱で失った潜熱分に見合うだけの蒸気がドレンになり、蒸気は乾き度を下げます。 ドレンはトラップから排出されますが、ここで潜熱を失った分がドレンになるわけですから、そのドレンは飽和蒸気温度(165℃)の熱水と考えて、ドレンの持つエネルギーは顕熱だけになるのでしょうか? (現実にはありえませんが、大気圧下で165℃の熱水の持つエネルギー、△t×重量分のエネルギーと同じかという意味です) それとも0.6MPaという圧力がかかった状態なわけですから、通常の熱水とは違った計算でエネルギーを計算するのでしょうか? 少々混乱していますので、優しく手ほどきお願いします。

  • グリストラップの掃除について。。。

    飲食店を経営しているものです。 毎月1回グリストラップの清掃をしています。 まだお店自体が新しいので、トラップ内はそんなにこびりついた汚れはない状態です。。。 先日、ある友達にグリストラップの話をしたところ、“ピーピースルー”という薬剤を教えてくれました。 医薬用外劇物で、帽子、メガネ、手袋など肌に触れないようにして使用するよう言われました。 でも、ネットで調べると、ピーピースルーの用途は、“排水管のつまり”“異臭除去”が目的で、グリストラップ内の油汚れが取れるのかどうかがわからない状態です。 薬剤を入れると発酵して、全て溶けてなくなってしまうのでしょうか? 溶けてしまうのなら、あとは大量の水を流すだけなので、トラップ内の清掃には有効だと思いますが、なにせ使った事がないので、グリストラップ清掃でピーピースルーを使っている方がいれば、教えていただきたいと思っています。 念の為、グリストラップの画像も添付しておきます。 よろしくお願いします。

  • エアコンの排水ドレンホースと水道トラップの違い

    エアコンの排水用ドレンホースが長すぎて地面に到達していました。しかも地面でL字に少し下がる感じで1mほどはっていました。(外のコンクリが勾配ついているため) 以前、外で作業しているときに、間違って、地面にはっている配管の下に工具を置いてしまい、地面をはっている配管の途中が数センチ盛り上がる形になってしまいました。(ちょうど毛虫がはっている感じ) その状態でエアコンをかけて暫くしたらエアコン本体から水が滴ってしまいました。 あわてて、外にでて工具をどかしたら、水がジャバジャバでてきました。 結局、その配管の少しの盛り上がりのために、水がそこで止まっていたようです。 前置きが長くなりましたが、台所の水道の下はトラップがあり、横から見るとN字形をしていますが、水はキチンと流れていきますが、今回のエアコンのドレンホースのようにたった数センチの浮きで水が流れないのは何が違うためなのでしょうか?

  • 蒸気配管の腐食とその対策について教えて下さい。

    竣工して約3年になる工場で2年目ぐらいから蒸気配管のねじ込み部で漏れが頻繁に発生するようになりました。(配管の材質はSGP)蒸気は多缶式貫流ボイラーで燃料は都市ガスを使い水は市水を軟水化ー脱酸素化をしてボイラーへ供給しています。又復水も使用しています。ボイラーからの吐出圧力は0.8Mpでここままの圧力で各設備の直近まで送気し減圧弁にて必要な圧力に調整しています。漏れが発生した配管を外してみるとひどいものではドレンの水位の位置と思われる所が左右にネジの底部が磨耗しており横から見ると向こうが透けて見える状態です 施工業者はドレン水が滞留する所で(調整弁の手前など)水温が40℃を下回ると溜まっている上部が一挙に酸性化する為といっておりますが水質分析では酸性化になっている数字は出てきません。 又ドレン配管の集合管からホットウエルタンクまでのルートの材質はSUSです。 大変困っておりますのでよろしくお願いいたします。

  • 蒸気配管の圧力損失(降下?)について

    蒸気配管(3kgf/cm3)を埋設にて80m布設した時の圧力降下とドレン量の検討を客先より依頼されましたが、そういった計算をしたことが無く困っております。流速、流量等の条件が現在不明な為、標準的な数値で検討書を作成する様言われましたがどういった計算で検討書を作成したら良いかわかりません。 初歩的な質問ですが宜しく御願いします。 口径:20A SGP 保温:30t ヘッダーより取り出し80m埋設後、スチームトラップ用のピットを設けます。

  • 二相流配管の減肉について教えて下さい

    蒸気式空気予熱器の蒸気ドレン配管が約3年間の使用で1mm程度減肉していました。(ドレントラップの2次側) 各仕様については 1)流体仕様 : 低圧復水(0.58MPa、164℃) 2)配管仕様 : 100A-SGP 3)流速   : 3.9m/s(乾き度8%の二相流) 配管のルートは特に問題ありません。(上がり、下がり等) 材質選定、流速等も特に問題ないと思います。 二相流であるため予想外のアタックがあるのかはわかりませんが原因が不明です。逆にこの程度の減肉スピードは考えられる範囲なのでしょうか? 専門家の方が見ておられたら是非ともアドバイスをお願いします。(できれば詳しくお願いします)

  • エアコンの水抜きについて

    エアコンの水もれがよくあり、そのたびに、ドレンパイプっていうんですか?配管みたいな。あれを掃除機とかですいあげると、ドバッと水がでてきて治るんですが、この間、ついに掃除機がやられてしまいました。で、教えていただきたいのですが、電器屋さんがもっている専用の水鉄砲のような水抜き機があるじゃないですか?あれは何て言う名前なんですか?どこかで手にはいらないかなと思いまして。ヤフ-オークションなどに出てないですかね?

  • コンプレッサーが動きっぱなしです

    最近、気が付いたんですが、コンプレッサーの作動が運転・カラ運転をずっと繰り返すんです。 ほとんどメンテ等はしてません、オイル継ぎ足し・交換、フィルターの掃除・交換くらいですが、水抜きはオートドレンの為、バルブは開けてあります。 オートドレンのホース(排水パイプ)からは水が落ちた形跡が無かった為、タンクの下のドレンを開けると水が相当な量出てきました、そのままコンプレッサーを運転させるととんでもない量の水+錆が噴出しました。 (オートドレンの故障?) これで大丈夫と思い、ドレンを閉め再運転させても運転してからすぐにエアー圧がいっぱいに・・・しかし圧力計を見てみるとほんの少しずつ圧が低下して(カラ運転したまま)一定量まで下がるとまた運転・・・これの繰り返しです。 エアーの排出バルブ(各機械への供給×)は閉じてます。 シリンダー関係なのか制御(基盤など)の故障なのかはっきりしません、どういった故障が考えられますか? 岩田コンプレッサー CLD-75-14 10馬力・14kg ドライヤー付きです。 宜しくお願いします。

  • コンプレッサーの水・・・

    皆さんこんにちわ。当社の工場の(第二NC工場)コンプレッサーの事でお聞きしたいのですが、ご教授願います。 毎日、毎日エアーガンから水が大量に出ます。(ジョボジョボ) 一日に2~3回はドレンから水を抜いてはいるのですが、面倒で困っています。機械は0.5MPa必要の機械が3台、0.6MPaが1台、0.4MPaが2台 で、エアーガン設置箇所8箇所です。 コンプレッサーは、常に周りっぱなしの状態で、今現状で能力一杯です。 マシニングの機械があり、機械のドレンからは1日1リットル出ます。 機械にはやはり良くないのでは・・・ コンプレッサーにはエアードライヤーは着いておらず、設置をして本当に水が出なくなるのか?(結局はエアードライヤーのドレンから水を抜くのですか?)一応オートドレンは着いているのですが、溜まる量が早く機能としては不十分な状態です。 何か他に、配管の継ぎ方など色々対策はあるのでしょうか? あまりお金は掛けたくないのですが・・・ すみません、ご教授願います。

  • ジャケット付きタンク内の水を20℃→80℃へ加温

    いつもお世話になっております。 ジャケット付きタンク内の水を加温する条件の計算方法を教えてください。 検討する項目は、下記条件のとき、ジャケット内に流入させるのに必要な蒸気量(kg/h)、蒸気ドレン量(kg/h)、ジャケット適正サイズ、80℃までの到達時間、蒸気配管サイズです。 熱量の基本式(熱量=比熱×質量×温度差)を使って以下のような計算をしたのですが、蒸気ドレン量、ジャケット適正サイズをどのように考えればいいかわかりません。 計算方法を教えてください。 (条件) 1、タンク内の水容量:10kL(10m^3) 2、加温条件:20℃→80℃ 3、ジャケット伝熱面積:20^3(材質:SUS304、板厚:8mm) 4、蒸気流速:40m/sec 5、蒸気仕様:0.05MPa(飽和蒸気) (検討) 1)水を⊿T加温するための熱量Q1   Q1=比熱(998kg/m^3)×密度(4.2kJ/kg・℃)×体積(10m^3)×⊿T(60℃)    ≒2.5×10^6[kJ] 2)SUS304を⊿T加温するための熱量Q2   Q2=比熱(7.9kg/m^3)×密度(0.6kJ/kg・℃)×体積(20m^3)×⊿T(60℃)    ≒5.7×10^3[kJ] 3)タンクを⊿T加温するための熱量Q   Q=Q1+Q2≒2.5×10^6[kJ] 4)3)の熱量を0.05MPaの飽和蒸気で加温するための熱量は  (蒸気表より0.05MPaのエンタルピは2645.9kJ/kgより)   2.5×10^6[kJ]/2645.9[kJ/kg]=948.6[kg] 5)1時間で加熱した場合の蒸気量   948.6[kg/h] 6)5)の蒸気量での適正配管サイズ   948.6[kg/h]→0.26[kg/sec]、流速:40m/sec  (蒸気表より0.05MPaの容積比は3.2m^3/kgより)   断面積=0.26[kg/sec]/3.2[m^3/kg]/40[m/sec]      =2.03×10^-3[m^3]   配管内直径=2×(2.03×10^-3[m^3]/π)^0.5        ≒Φ40