SKD61 引張特性について

このQ&Aのポイント
  • SKD61の引張特性についての情報をお探しですね。JIS規定値はないようですが、成分規定から引張強度が分かるようです。
  • 通常の使用方法とは異なりますが、高強度の丸棒として使用したいと考えていらっしゃいますね。
  • SCM435以上の引張強度を持っていると考えられます。
回答を見る
  • 締切済み

SKD61 引張特性について

初心者質問ですが、よろしくお願いします。 SKD61 の引張特性についての情報がほしいです。 自分の持っているものですと σs=156 kgf/mm^2 と有るのですが、 JIS規定値はありませんよね?? 成分規定のみで引張強度分かるのですか?? SCM435 以上の引張強度有していると考えています。 通常の使用方法と違うのかもしれませんが、 高強度の丸棒として使用したいと考えています。 以上よろしくお願いします。

noname#230358
noname#230358
  • 金属
  • 回答数4
  • ありがとう数4

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.4

nkgwさんが回答しているように引張強さと硬さは正の相関関係があります。しかし、脆性については硬さが上がるほど脆くなるので、衝撃に弱くなるのと、亀裂が生じた場合一気に破壊する恐れがあります、欠陥と強度の関係は亀裂等の欠陥が存在した場合、引張強さの高いものほど破壊しやすくなります。

noname#230358
質問者

お礼

ありがとうございます。 確かに脆性に関しては考慮する必要がありますね。。。 繰返し単純引張りのみ作用するような使い方ですので、 その点は十分考慮に入れたいと思います。

noname#230359
noname#230359
回答No.3

「回答 3」に補足します。切削加工が困難なので、金型や長いシャーブレードに準じた製作工程を提案します。(1)切削加工。熱処理によって生ずる変形、変寸を見込んで、仕上代を設定して加工。仕上代は、熱処理業者と事前打ち合わせのこと。(2)熱処理。長尺品など変形し易い場合は、熱処理業者の判断で変形防止の押さえ治具を用いる。場合によっては矯正工程を入れる。(3)仕上げ加工。基本的には研削加工による。以上の様なプロセスにて、結構、複雑形状のものが製作されております。熱処理業者を紹介しておきます。大同アミスター(株)仙台;tel 022-232-1616.東京;tel 03-3764-6301.神奈川;tel 0462-54-2211.浜松;tel 0538-43-4451.名古屋;tel 052-691-8158.他省略。なお、ご使用条件によっては、SKD61の調質品(硬さ HRC40 = 引張り強さ125Kgf/mm-sq) (大同特殊鋼ブランド; DH2F)のご使用を検討されたら、いかがですか ?快削鋼になっているので切削加工が可能です。お取引の鋼材販売業者に問い合わせれば分かるはずですが。以上。  

noname#230358
質問者

お礼

ありがとうございます。 大同の鋼材調べてみます。 熱処理関しては、業者に一任という形をとっていましたので、 その辺のことも、今回聞いてみようと思います。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

JIS-SKD61は金型用鋼として制定されておりますが、特に比強度や疲労強さの求められる構造部品に用いられている事例があります。引張り強さは硬さと相関関係があり、硬さに対する引張強さは、SAE J417「硬さ換算表」にて求められ、実用上使用しても問題ないことが確認されている。SKD61 の一般的な使用硬さは、HRC 35 -53範囲なので、引張り強さは、100 -200 Kgf/mm-sq の範囲になります。SAE J417「硬さ換算表」は、JISハンドブック(鉄鋼)または鉄鋼メーカーの出版するハンドブックに記載されております。ご質問にある、引張り強さ 156 Kgf/mm-sq は、硬さ HRC46程度と推定されます。なお、念のため申し添えますが、SKD61による部品の熱処理は使用設備や処理技術が、一般の鋼材と異なるので、金型関係の熱処理業者を起用することをお奨めします。ご成功をお祈り申し上げます。

noname#230358
質問者

お礼

丁寧な回答ありがとうございます。 HRC46程度ですと、私の加工業者では歯が立たないそうです。。。 ためしにHRC29程度の物とHRC40程度の焼入れを製作し、 加工試してもらう事にしました。 ありがとうございました。 ハンドブック探してみます。 多分私の会社にはないですけど。。。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

高いけれどそのような使い方もOKです。 熱処理条件次第です。 高度と戻しに気をつけてください。

noname#230358
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 熱処理にどの程度関係する物なのか、 少し調べてみます。

関連するQ&A

  • 大径S45Cの引張強さの保証方法

    いつもお世話になっております。 S45Cでφ130(L=1000)丸棒の引張強さはどのように保証はすればいいでしょうか。 S45CやSCM435を扱うとき、強度保証のために引張試験を通常実施しているのですが、 製品がφ130 L=1000のS45C(焼入れ・焼戻し)となっておりおります。 1)一般的に焼入れ性が悪いため、試験片を素材の中心から切出しても規格通りの引張強度が得られないと考えております。この程度の径の材料はどのように引張試験を行えばよいのでしょうか。 また焼きが入っている部分(材料の端部)から試験片を切出せば、規格の強度が得られるかもしれないと思いましたが、ありなのでしょうか(JIS Z2241では切出し位置の指定まではありませんでした。) 2)冒頭にも記載させていただきましたが、こういった大径の材料は、引張強度をどのように保証すればいいのでしょうか。 普段、機械的性質はJSME(記載のないものはJIS)に従っているのですが、S45CはSu値などがφ100以下となっておりましたので、今回材料試験は必須と考えております。 S45Cを使用する部品はピストンロッドになります。 よろしくお願いします。

  • 引張試験について

    直径がそれぞれ85、110、130、150?のSCM435の球体の、表面から4分の1深さの部分から機械的性質を調査するために引張試験片を取らなければなりませんが、JISの引張試験片の何号で取れば良いのか分かりません。誰か知見のある方おられましたらご教授お願いします。もしくは、何か別の方法でT.S Y.P、延び、絞りが分かる方法があればご教授お願いします。  ちなみにこの球体はそれぞれ 85の球体→直径60ミリ 110  →   90 130、150→  110 の丸棒が母材となっています。母材の機械的性質と何らかの相関関係について、知見のある方おられましたらあわせてご教授お願いします。

  • 引張強度とロックウェル硬度

    いつも客先からの問合せで困っている事があります。 材料仕様項目に「引張強度」と「硬さHRB」の表記を見るのですが、通常は 引張強度から硬度HRBを換算したり、硬度HRBから引張強度を換算したりする そうです。同じような特性項目の様な気がしますが、違いが分からず、客先 から問合せされるといつも困ってしまいます。 どなたか違いを明確に説明できる方いましたら、教えて下さい。

  • 重ね合わせ用スリーブについて

    重ね合わせ用スリーブについて質問です。 現在JST製のP-1.25L-4の重ね合わせ用スリーブの 使用を考えています。 (線材はAWG22を2本) 実際に加工されたものの引張強度を測ってみたのですが、 4kgf程度でした。 JIS C2806を参照すると、引張強度は20kgf程度と 見受けられますが、とても及びません。 恐らく見るところが違っていると判断しているのですが、 正式にはどの値を参照すればよいのでしょうか? JSTホームページの引張強度を参考にして良いのでしょうか? (AWG22だと36N程度) お手数ですが、ご教授願います。

  • 車体の強度計算について(部材の引張強度とは)

    自動車工学を勉強し始めたものです。実際の応力値を実測することも無いのですが式を見て判断できることがあれば教えて下さい。 例1、2の計算例で引張強度と最大応力値から破壊安全率を求めるときの引張強度と言うのは材質によって決められているのでしょうか?逆に引張強度から何の材質か解るのですか?SI単位でもMPaとN/mm^2って同じ意味ですよね? 例1 使用部材の引張強度274MPa÷最大応力94MPa=2.9>1.6(安全率) 例2 使用部材の引張強度260N/mm^2÷最大応力106N/mm^2=2.4>1.6

  • SKD61の高周波焼き入れについて教えて下さい

    メーカーの技術者です。 あるシャフト部品で、SKD61を使用し高周波焼き入れをして使用しています。先輩がしていたのでその通りしています。 しかし元々SKD61は焼き入れ鋼なので通常の焼き入れ焼き戻しを行うのが本筋と思います。 以前材料メーカーに聞いたところ、焼き入れ鋼は本来の姿で使わないと適正な強度が出ないと聞いています。 軸の中は素材のままですし応力が余りかからないと言っても良くないと思いますが。 このようにSKD61を高周波焼き入れして使っていて問題がないのでしょうか。 アドバイスお願いします。

  • JIS材のSUS303,304の引張・剪断・疲労…

    JIS材のSUS303,304の引張・剪断・疲労限界のデータをお持ちの方ご教授願います。 JIS規格ではSUS303、304の耐力と引張強さのMIN値が規定されていますが、剪断に関しては規定されておりません。 皆さんは強度計算の時にはどのような値を使って計算されていますでしょうか。 現在ギリギリの設計をしておりまして、耐力の1/√3倍にて許容剪断力として計算しておりますが、お客様に納得いただけない状況です。 SUS303/304の剪断に関する実験データをお持ちの方、もしくはそれに足る説明が出来る方、ご教授宜しくお願いします。 また、疲労限界資料もありましたら合わせてお願いいたします。

  • 引張における破断音について(緊急でお願いします;;

    金属棒を引っ張った場合、破断する際にとても大きな音が発生します。 その音が出る仕組みは、破断するときは急激に掛かっていた力が掛からなくなり物体が急激に縮小する為、それが空気に震度を与える為だと思うのですが、金属棒によって音の大きさや質が違いますよね? その違いは何によって変わるのでしょうか? また出来れば、S55C,S35C,SS400の丸棒試験片で引張試験を行った場合、その音の違いはどのようなものかも教えていただけると有難いです。 明日の昼までには考察しなければならないので、どんなな些細なヒントでも構いません; どうぞよろしくお願いします。 どれが必要かはわかりませんが、各材料のスペックも一通り書いておきます。 S55C,S35C,SS400の順で書きます。 引張強さ(N/mm2):647以上、510以上、400~510 降伏点または耐力(N/mm2) :390以上、305以上、215以上 破断伸び(%):15以上、23以上、21以上 硬さ(HB):183~255、149~207、-- 炭素成分量:S55Cが55%,S35Cが35%

  • アルミの許容引張応力と許容せん断応力

    A2017とA2024の許容引張応力と許容せん断応力は どの程度になるのでしょうか? また、JISでアルミの引張強さ(N/mm^2)や 耐力(N/mm^2)を調べてみたのですが、厚さ(mm) が大きくなるほど引張強さや耐力が小さくなって いくのですが・・・こういう性質なのでしょうか? たとえば、A2024Pで厚さが6.5以上13以下の場合、 引張強さが440以上、耐力が290以上なのに対して、 厚さが120を超え150以下の場合は、引張強さが 380以上、耐力が260以上というふうになっています。 ご回答よろしくお願いします。

  • ばね鋼 SUP10の特性

    ばね鋼SUP10のプレス加工の案件がきました。JISで特性を調べましたが、プレス加工後に客先で焼き入れするので特性が違ってくると先輩から指摘受けました。どなたか、焼き入れ前の特性(引張強さ等)を教えて頂けませんでしょうか。また、鍛造加工があり通常の鉄板は1平方ミリ当たり100キロで鍛造する力を計算してますが、ばね鋼SUP10だと1平方ミリ当たり何キロで計算すればいいのでしょうか。先輩に聞いたら経験ないと言われたので。 よろしくお願いします。