熱処理歪み防止法によるリング形状品の図面精度不良の問題

このQ&Aのポイント
  • 熱処理歪み防止法を利用したリング形状品の図面精度が低下している問題が発生しています。
  • 外注された熱処理により、真円度と平面度が規定値を下回る状態となっています。
  • 軸受け専門屋さんは特別な治具を使用してこの問題を解決することができる可能性があります。
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  • 締切済み

SUJ2;熱処理歪み防止法は

県内企業さんからの問い合わせにこちらを利用させていただいております. いつもご教示いただき,ありがたく思っております. 本日相談を受けたのは, 切削後に焼き入れしたリング形状品(10×10mm台形状断面:φ150ほど) の図面精度が出せない とのことです.焼き入れ図面真円度0.15のところがひどいと0.6に,図面平面度0.05が0.3ほどしかでない とのことです. →”く”の字に反ってしまいます. こちら企業さんは熱処理は外注に出されていて,双方の思いつくままに造った熱処理治具を使っての結果だそうです.しかたなく研磨取り代を通常の倍とって研削で寸法維持されているようで,数に対処しきれない ことについてです(この企業さんは軸物切削主体です). 質問です. ?軸受け専門屋さんなら,特徴ある治具を用いて簡単に解決されている 問題でしょうか? ?治具ではなく,熱処理のやり方で解決できる問題なのでしょうか?

noname#230358
noname#230358

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.1

熱処理変形が多いということですが、どのような熱処理なんでしょうか? 上記の様な寸法での焼入れを行った場合、上記の様な精度は予想されるレベルではないかと考えます。 肉が薄く、径も大きいためプラグ焼入れ、プレスクエンチなどを参考に治具によって熱処理変形を矯正しながら行なう必要があるのではないでしょうか? ソリが大きいのであれば、抑える荷重を大きくするなど・・・ 私も熱処理は専門ではないので詳細は説明しかねますが・・・ 参考にはならないかも知れませんが、思いつくところを投稿させて頂きました。

noname#230358
質問者

お礼

レスいただきありがとうございました.御礼が遅れて,申しわけありません. 当方への相談者は機械加工と摩擦圧接が得意な社さんで,熱処理は不安内でした.ただ,この社さんの想いと 当方の思いつく熱処理業者さんが一致しましたので,県内の業者さんに試行してもらえそうです.

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