SK材を熱処理せずに使用する意味とメリットはあるのか?
- SK材を熱処理しないで使用する意味やメリットについてご教授ください。
- SK材を熱処理せずに使用する場合の理由や使用環境についてお知りになりたいです。
- 切削部品でSK材を使用し、熱処理せずに使用するメリットや選定理由についてお聞きしたいです。
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SK材を熱処理しないで使用する事について
ご教授ください。 SK材を熱処理しないで使用する意味、メリット、状況は あるのでしょうか? 客先よりサンプルを預かったのですが(図面は無し)、 SK材でシャフト形状で表面処理は黒染めでした。 径は約16φ程度です。 SK材との事(詳細な鋼種は不明)なのですが、 熱処理を行っていないとのことでした。 ロックウェルで確認したいところなのですが、 圧痕がまずいらしく検査は出来ない状況です。 SK材を使用し、熱処理をしない意味がわからず、 よくヒアリングを依頼してはおります。 切削部品(キー溝加工をしているシャフト)で、 なにかしらの理由でSK材を選定するメリットはあるのでしょうか? それとも使用環境(摩耗性?強度?)的に熱処理をしないSK材料を 使用する場合があるのでしょうか? よろしくお願いします。
- HBKZO(@HBKZO)
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質問者が選んだベストアンサー
SK鋼は球状化焼きなまし状態で市販されており、その硬さはHRC20以下ですが、SS400よりは高い値です。 もし意図的に選択されているなら、その理由は1つしか思いつきません。高炭素のため、SSやSCに比べると、より多くの炭化物(セメンタイト)を含んでおり、耐摩耗性や耐焼付き性が高いことです。耐摩耗性なら硬さを高くすることが最も有効なわけですが、何らかの理由でそれが出来ない場合は、炭化物を増やすことは考えられます。黒染をしていることも考えると、回答No1ご指摘のように、摺動部品の可能性があります。 最終的には客先に確認する必要があります。
その他の回答 (1)
- BUN910
- ベストアンサー率32% (931/2860)
詳細が判りませんが、例えばそのシャフトが他のものと摺動する等のことはありませんか? 例えばすり合うところを両方とも同じ硬さのSK焼き入れだと両方の部品が摩耗するので、敢えて片方を柔らかくして摩耗させそちらだけ定期に交換するというのはよく使う手法です。 (2つの部品を交換するより安く上がりますからね)
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ご回答あちがとうございます。 そのように使用する場合もあるのですね。 勉強になりました。 どちらにせよ、設計者の意図をよく確認致します。