Niめっき電極にギ酸化合物の析出、原因の特定方法

このQ&Aのポイント
  • Niめっき処理した電極上にギ酸の化合物が析出する現象が発生し、接触不良に至っている。原因の特定ができず困っている。めっき工程でギ酸を使用していないとのことだが、めっき液などに実はギ酸が含まれている可能性はあるのか。また、経時的な化学反応によってギ酸塩が析出することはあり得るのかも検討する必要がある。
  • めっきに関しては素人であり、ギ酸化合物の析出についてアドバイスを求めている。特に、ギ酸の化合物が塩またはギ酸塩として析出するメカニズムについて詳しく教えてほしい。
  • 同様の析出物がめっきした電極だけでなく、電池の裏面や周囲にも付着している。めっき工程と電池の内部の関連性についても考慮すべきかどうかを知りたい。
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  • 締切済み

Niめっき処理した電極上にギ酸の化合物が析出、原…

Niめっき処理した電極上にギ酸の化合物が析出、原因は? めっきに関しては全くの素人です、ぜひともアドバイスお願いします。 タイトルに書いたような現象が発生し、接触不良に至っております。 めっき後だいぶ経ってから(半年ぐらい)この現象が起きています。 電極はSUS製で、析出物はギ酸の塩または化合物です。 めっき工程は (1)脱脂(ディプソール) (2)硫酸処理 (3)塩化ニッケル+コバルト、塩酸 (4)スルファミン酸ニッケル+ほう酸 で、ギ酸は工程で使用していない、とのことです。 工程で使用していない、といいますが、めっき液などに実は入っている、なんてことはあるでしょうか? あるいは、何らかの反応でめっきの上に経時的にギ酸塩が析出するということはあり得ますか? 原因が特定できず、困っています。 どうぞご教示お願いいたします。 追記いたします。 同様の析出物が、めっきした電極上のみでなく、電池(ボタン型)の裏面や周囲にも付着しているものもみられます。 めっき工程と、電池のなかみとの関連(経時的な化学反応?)も考慮すべきでしょうか。

noname#230358
noname#230358

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.1

はじめまして。 どのような分析で蟻酸とわかったのですか? 蟻酸はカルボン酸の1つです。 カルボン酸は第一級アルコールやベンゼン類等からも酸化されて生成することが知られています。 後工程でアルコール洗浄などは入っていませんか?それが経時で変化し、蟻酸の成分を拾うことがあるかもしれません。 基本的には上記の工程では蟻酸は入っていないので、後で化学変化したものでしょう。

noname#230358
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 ギ酸の同定は、析出物の赤外分析と、イオンクロマトで行いました(外注ですが)。 めっき後は、純水洗浄→乾燥(80度)、エアブローを行っていますが、今一度アルコール等使用していないか確認します。 質問のほうに追記させていただいたのですが、電極上のみでなく電池にも同じ析出物がみられます。電池との関連はあるでしょうか?

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