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SPCCとSECCの使い分けについて
- SPCCとSECCは機械設計(板金もの)においてよく使用される材質です。
- SPCCは溶接や塗装に適しており、コストも比較的低いです。
- 一方、SECCは概観美に優れており、高品質な仕上がりを求める場合に適しています。
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SPCCは、表面処理の無い素材 SECCは、表面処理が有る素材 JIS記号にて色々指定されているので、勉強すると良いですよ。 詳しくは、板金の金型メーカー「コニックさん」のページにて詳しく記載されています。 http://www.conic.co.jp/tech/tg1_07.html
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私の会社ではSECCはATMやコンピュータ関連機器や音響機器等のカバーなどで隠れて見えない板金筐体に使用しております。ただし、スポット溶接やリベットなどの場合は表面処理しませんが、TIG溶接などの溶接構造の場合はSPCCで塗装しております。又コスト面でも客先との打ち合わせでSECCを使うことにより塗装費を削減する為に使用することもあります。
お礼
むむむ・・。コストも重要なポイントになりますね。溶接構造でも異なるとは・・・悩んだ際は打ち合わせという手もあるのですね。ありがとうございます。
最終製品の用途が先かと思います。spccは溶接性もよく、絞り加工などもseccに比べて楽です。当社では室内用に利用されるものはspccに一発塗装でOKとして、屋外用はseccに2コート程度の塗装をします。製品のライフサイクルも考慮します。 部品で見えないものはseccで加工して塗装はしないという前提でメッキ量などを考慮して材料を選びます。
お礼
ふむふむ。加工性はSPCCの方が若干良いみたいですね。企業の方からの情報は大変参考になります。ありがとうございます。
小生の所では、SPCCはメッキをして使用する時に、SECCは塗装する時に使用していました。溶接性に大きな差異は無いはずです。SPCCは素材時からどんどん赤錆が発生して行きますので機械加工をしてから、表面処理をするまで短時間で済ませなくてはなりません。SECC材でも加工断面や溶接箇所は同様です。素材のままでは共に外観部品にはなり得ません。
お礼
ご返事ありがとうございます。やはり素材のままでは概観部品として使えませんね。塗装とメッキにより使い分けるというのは参考になります。ありがとうございます。
私の場合サビ易さだけで使い分けています。 例えば屋外の機器ではSECC(具体的にはボンデ鋼板)に塗装した物を使い。 室内用で湿気のないところではSPCCに塗装をして使用しています。 また、人目に付かない乾燥したところではSGCCをそのまま使用しています。
お礼
お返事ありがとうございます。機械の品質を保つために使いわけるのですね。ありがとうございます。
お礼
ご返信ありがとうございます。金型メーカーの技術サイトとは気付きませんでした。大変参考になりました。