焼入れ後の硬度60以上を持つ鉄の種類
- ハイス鋼以外にも焼入れ後、硬度60以上を得られる鉄の種類はあります。
- ダイヤモンド鋼やステンレス鋼などがその一例です。
- これらの鉄は高い硬度を持ちながらも耐久性に優れています。
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HRC60以上
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ウチではプレス金型の製作をしておりますが、HRC60以上となると一番安いのはDC53(HRC62ぐらい)ですがこの材料は私の知る限りかなりひずみます。後、DC11(SKD11)は高温戻しで処理すると、HRC58から60ぐらいと聞きます。それと最近新材料として、HITATIからSLD-MAGICという材料が新発売されました。ウチではまだ試してはいませんが、この材料の説明として、HRC60以上でDC11よりひずみが少なく、肉盛りをしても割れなし、コーティング・加工良好と書いてあるカタログがあります。なにもかも良好とありますので、ちょっと信じがたいですがこういう材料があります。(値段はDC11(SKD11)の10%~20%upだそうです) 今でしたら、ウチではSLD-MAJICを選択します。(以前でしたらは気が進みませんけどDC53を選択します。)
SLD-MAGIC DC53 QCM7 QCM8 QCM10
お礼
ご回答ありがとうございました。
ハイス鋼以外にSK材工具鋼があるのは、他者から回答済ですが、 これらはズブ焼きで鋼材全体が硬くなる鋼種です。 他に (1)SCM415等の特殊鋼による浸炭焼き入れ法によりHRC60以上に出来る物がありますが、これの場合は、表面に炭素を進入させ表面の0.1~1ミリ位の所だけ硬くする物です。用途は歯車等で使われる場合が多いです。 (2)後はどんな材質でも窒化すれば、表面の0.01~0.03位だけHRC60以上にする処理がありますが、強度的に効果を出すと言うより、表面の耐食・耐磨耗性の向上に使われる物です。材質は安いS45Cを使うケースが 多いと思います。 いずれにしても使用目的に応じて使い分けされているので、用途が解ればもっと具体的に説明出来る人がいると思います。 また、鉄鋼便覧やJIS規格の鉄鋼のハンドブック等を参照されればいかがでしょうか。大きな本屋さんには置いてあると思います。
お礼
詳しいご回答ありがとうございます。用途別に色々有るのですね、ちなみに金型に使用する場合は何が良いのでしょうか?
炭素工具鋼 SK1~4 合金工具鋼 SKS
お礼
早速のご回答ありがとうございます。
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お礼
その辺りも考慮しないといけないのですね。大変勉強になりました。 ありがとうございます。