圧縮エアー流量計算について
- 圧縮エアーの流量計算方法と、40Aの配管での流量について質問しています。
- 具体的な計算方法を示しながら、流速と配管断面積から流量を算出する過程を説明しています。
- 計算結果から得られる流量が少ないと疑問を持っており、実測経験がある方の教えを求めています。
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圧縮エアー流量計算について
以前に似た様なご質問をさせていただきました、今一つ不安で他の質問をいろいろと検索してみて、計算してみましたが、半信半疑です。 どなたか 詳しい方、経験有る方 ご指導願えないでしょうか? 流量計等で実測できない状況の為、40Aの配管で圧力4kg/cm2でどれくらいの流量が確保できるのか?細かな要因(圧損(配管抵抗)等)を無視して「ざっくり」計算にて算出しようと思っており計算しました。 以下 こんな感じでよろしいのでしょうか? また実測経験ある方おられましたら、オーダー的にどのくらいの流量が確保できるのか?教えてください。 流量(Q)=流速(V)X配管断面積(A) で求められるので まず 流速(V)を求めました。 グレアムの定理にて 流速V=√2(p1-p2)/ρ p1=管内圧力(kg/cm2)・・・4kg/cm2 p2=周囲圧力(kg/cm2)・・・1kg/cm2(大気圧) ρ=気体密度(kg/m3)・・・・1.293kg/m3(空気密度) V=√2(4ー1)/1.293 =2.154 m/s 次に 配管(40A)断面積です。 40Aの内径 φ41.6なので (0.0416^2X3.14)/4 =0.001359 m2 これを上記の 「Q=VXA」に代入する形で求めました。 Q= 2.154X0.001359=0.002927 m3/s = 0.002927X60 = 0.176m3/min ノルマル換算すると QN=Q/(0.1013/(0.1013+p)×(273+t)/273) Q=条件下流量 p=使用圧力(MPa)(0.4MPa) t=使用温度(℃) (20℃とする) QN=0.176/(0.1013/(0.1013+0.4)×(273+20)/273) ノルマルなら(QN)=0.812m3/min のエア量 となりますが、40Aで4Kg/cm2のエア配管から確保出来る量にしては 異常に少ない気がします。 ざっくりの粗計算でいいのですが、それにしてもこんな計算では ちんぷんカンプンでしょうか? 実測経験がおられましたら、どんなものか教えてください。 よろしくお願い致します。
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異常に少ないという感覚が大事です。 実際に、エアーラインで空気を放出させれば、少なくとも40~50m/sは出ていることが体感できるはずです。 (グレアムの定理?)流体力学では、ブルヌーイの定理の適用で、圧力の単位と空気密度の単位を合わせることを忘れています。 単位を合わせると、 4kg/cm^2=4*10^4kg/m^2 従って、 V=√2(4ー1)*10^4/1.293 =215.4 m/s ただ、この式は、例えば、空気圧タンクに突然孔が開いた場合の流速です。 その他に色々制約条件が付きます(速度は低下します、実際には計算しませんが、40~50m/sがいいところでしょう)。 その中でもエアーライン中の配管抵抗、閉止弁等の機器の流体抵抗が大きく流速を決定します。 それらの抵抗値は、流体機器メーカ(例えば、CKD)のカタログの付属技術資料のグラフから簡単に求められるはずです。 最も原始的で、簡単な、流速の求め方は、 まず、流速を仮定して、配管抵抗等を求め、その抵抗の合計が元圧に等しくなるまでトライ_アンド_エラーを繰り返すという方法です。 上記内容に誤りがありましたので修正します。 流速を求めるところで、圧力の単位のkgは、質量単位ではなく、工学系のkgfです。 一方、空気密度のkgは質量単位です。 質量単位に統一すると、圧力は、 kgf=(9.8m/s^2)kgとなります。 そこで、 V=√2(4ー1)*10^4*9.8/1.293*kg*m/s^2/m^2/(kg/m^3) =674m/s で単位も合致します。 ところで、流速は音速約340m/sを超えることはできません。 これも制約条件の一つです。 以下は前記に従ってください。
その他の回答 (1)
この分野は素人なのですが、エアー配管の中を空気が通過するのなら、 なんらかの「損失」が出るのではないでしょうか? つまり「配管の長さ」が影響するのではないかと言う事です。 1mの配管と、100mの配管が同じ流速のはずはありません、 配管の入り口と出口(先端開放)では流速も違うでしょう。 以前のご質問の時、少し調べましたが、参考になるものはみつかりませんでした、専門外ですが疑問に感じたので、投稿させていただきました。
補足
JO_Oさん早速のご対応ありがとうございます。 おっしゃるとおりです。 「配管長さ」は当然影響する様に思えます 「1mの配管と、100mの配管が同じ流速のはずはありません」 というの理解です。 が その場所(長さ時点)での流速を求める為に、その場所での圧力 (圧損を考慮したもの)を計算式に考慮していますので 長さがいくつであろうとエアー取り出し場所での流速を元に流量を算出している様に思えますが。。。 また、「配管の入り口と出口(先端開放)では流速も違うでしょう。」 とありますが、先端解放なら解放でもその解放状態の圧をP1として4kg/cm2とするなら、この考えでいいような気もしますが。。。。 でも、やっぱり自信は全くないです。 どうでしょうか? アドバイス宜しくお願いいたします。
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