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テフロン(PTFE)ライニング配管の静電気除去
- テフロン(PTFE)ライニング配管の静電気除去について
- 現在導電性のガスケットを挟んでアースを取る方法の効果について検証する
- テフロン(PTFE)ライニング配管の静電気除去において、導電性のテフロンや他の有効な対策はないか検討する
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配管の継ぎ目にあるフランジなどを利用します。フランジ間の距離が長い場合は同等の等価的な工夫が必要です。 高周波はその一部が空間高調波(電波)となり電磁波雰囲気を作ります。これにより帯電した粒子は中性となり帯電化を抑制できます。 因みに、逆に高い直流を掛けると粒子は帯電し凝集し、くっつき易くなります。この性質は静電クリーナとして利用されています。
静電気を除去する方法は分かりませんが、 導電性のあるテフロンは数多く有ります。 カーボン以外で言えば、酸化チタン等です。 今後は、どういう用途であっても帯電防止のテフロンにする事をお薦め致します。
数十kmあるとの事ですから、パイプラインでしょうか?実例を経験した事がないので、確かな事はいえないのですが、まず大切なのは静電気を発生させない事ではないでしょうか。 静電気の発生は電気固有抵抗が10^1213Ωの時に最大になるそうで、石油製品ですとジェット燃料や灯油がこれに該当するそうです。したがって、先ずは静電気が発生しやすい流体かどうかを調べてはと思います。 また、静電気の発生は流速の二乗に比例すると言われていますので、流速が大きくなりすぎていないかもチェックポイントの一つと思います。 ライニングから接地できるのかは良く分かりませんが、フランジのボルト部に導線を渡すことにより接地する方法もあります。これであれば、ガスケット交換という途方もない作業に比べて随分と簡単だと思います。
お礼
ありがとうございます。参考にさせていただきます。 現在、外管(鋼管)は互いにボルトにて導電性は確保されて、鉄骨や接地線を通してアースされているので問題ないと思われます。ライニング(内管)自体が不導体なのでライニングに接地してもテフロン上の電荷は除去できないのではないかと思います。
スパークリング・エロージョンという現象です。船体と海水の摩擦でも同じような現象が起こります。 対策は出来るだけ広い面積を有する伝導体でシールしそれに高周波電圧をかけ、帯電化をディスチャージさせることです。
お礼
ありがとうございます。 具体的にテフロンライニング配管の場合どこをシールし(一部、全体)電圧をかければよろしいのでしょうか。また、なぜ高周波電圧をかければ放電させることができるのでしょうか。 よろしくご教授ください。
お礼
ありがとうございます。 酸化チタン使用のテフロンがあるとは知りませんでした。今後の参考にさせていただきます。しかし、今悩んでいるのは帯電してしまったテフロンの電荷をどう除去するかということなのです。。。