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二重管の設計とは?温水で配管を加温して固まりを防ぐ方法
- 二重管を使用して液体の送液配管を更新することで、あめ状の液体の固まりを防ぐことができます。
- 配管は低温で固まり、高温ではこげてしまうため、常時加温する必要があります。
- 温水を末端と中間の2ヶ所から投入して配管を加温し、安定した流体の供給を実現します。
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ちょっと質問からはそれますが、#3さんの回答の中にもあるように 電気ヒータを使うのも一つの方法かと思います。 テープ、フィルム、線状等のヒータを配管表面に貼り付けて 保温材で覆ってしまえばできあがりです。 温度管理も簡単でメンテも楽なような気がします。 ただし、熱源が既に確保されていれば話は別ですが・・・
温度に敏感な液体輸送なので,二重管の外表面に厚さ50mmほどの保温を施工してはいかがでしょうか。二重管の最適サイズと温水の最適温度・流量は,伝熱における「熱交換器」の計算式を適用すると良いと思います。 輸送液体の温度を一定に保持するには,次の方法がありますが,今回の条件にあうかどうか判りませんが,書いてみます。 (1) 二重管の外側の管径はできるだけ小さくして,温水の流速を大きくする。(温水の入口温度と出口温度の差を,できるだけ小さくすると効果があります。) (2) 温水の入口と出口は,単純に1個所づつが良いのですが,伝熱計算の結果,適正な温度が得られなければ,入口は80m管の最初と最後の2個所にして,出口を80mの中間に1個所がよさそうです。その場合でも,二つの流れがお互いに影響し合わないように,中間点に隔壁が必要です。温水の供給温度と流量の関係から決まりますが,3個所,4個所にする場合でも,相互の隔壁が必要です。 (3) 温水の供給温度を調整できるように,ヒーターなどを設ける。(保温することによって,夏冬の温度差はかなり軽減できるとは思いますが,熱については,計算と実際は合わないことが良くあります。) (4)温水配管に保温を施工すれば効果が高まります。
常温で固化してしまうミナス重油などの配管は、φ10程度の銅管を1mピッチぐらいで巻きつけるように沿わせ、外部を保温筒で断熱し、銅管に蒸気を流す方法が一般的だと思います。 SUS304は熱膨張率が大きいので、80mの二重管は要所にベローズを入れるなどしないと厄介な問題が起こりそうです。
用途は異なりますが、PET重合工程の搬送管で2重 管を使っています。参考書はありませんが、計算と しては単純に、内管流体の抜熱と外管放熱を計算し 熱媒流量を決めておりました。 直感的に言うと内管100Aに対し、125Aでは 小さいように思います。 熱源の供給口は、私もあまり深くは考えてはいません でしたが、80mで2カ所は少なすぎるように思います。 また蛇足かも知れませんが、熱応力の計算もお忘れ 無く。