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プレス機で長尺対象品を連続プレスするための供給方向について
- プレス機で長尺対象品を連続プレスする際の供給方向について、一般的には左→右への供給が行われることが多いです。
- この供給方向は、作業性や安全性を考慮した結果です。
- ただし、ラインのレイアウトや特殊な要件によっては、他の供給方向が選択される場合もあります。
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金型設計の材料取りレイアウトの古い参考書を見ると、右→左に送るものが殆どです。これは素材を送る際、自動送りは少なく、利き腕の右手送りが主体であったためと思います。自動送りでも、社外の金型を設計するとき右か左か確認しながら設計した覚えがありますので会社毎の風土があったのではと思います。 プレスの安全対策、自動化対応のため、各種のプレス周辺機器が整備されシステム化され、メーカ都合で左→右への送りが主になったのではと思いますが何故左から送る装置が主になったかは知りません。
別に決まりは無いと判断します。 二台の「連続型金型のプレス機」を一人で操作する場合は、左右逆の方向がベターです。 また複数の部品(複数のプレス機)を組み合わせたり、分割する場合も、一定方向では無駄が生じます。
私もプレス金型の設計をはじめた当初「なぜ左から送るのですか?」と上司に 聞いたことがあります。 上司いわく「工作機械は外国から来ている。外人は左利きが多いんだよ。だか ら左から送るのだ。」 私、「・・・?」。これは信用しませんでしたが、結局はっきりした根拠は不 明のままです。 以下私の推論です。 魚を皿にのせるとき頭は左です。魚屋さんに並んでる魚も頭は左です。 人が魚(動物を含め)の絵を描くときほとんど左が頭になるそうです。 (左利きの人も頭を左に描くそうです。TVでやっていました。) 文字を横書きに書くときは左から書きます。 陸上競技のトラックは左回りです。(これは?) 10円玉を10個一列並べるとき多くの人は左から並べます。 思うに人類は「左」が「前」と認識しやすいようです。 プレス加工現場のほとんどが左から送っていることに慣れていることと考え合 わせると、あえて右から送った場合誤認しやすいと思われます。 安全を考えればスタンダードな「左から送る」が良いと思います。