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硬質アルマイト処理品に追加表面処理
- 硬質アルマイト処理を施した円筒状の商品に組み合わせ公差のクリアランスの問題が発生しています。
- 直径を少し太らせたいが、アルマイト処理済みの商品にアルマイトをのせることは可能かどうか不明です。
- 他に組み合わせ公差の問題を解決する方法があれば教えてください。
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アルマイトはアルミ素地を溶かしながら、酸化膜を成長させるので、必ず寸法は小さくなります。膜厚0.02mmに対して0.0050.007mmのアルミの溶解が起こるとされています。 ですから、膜厚は0.02mmでも実寸は0.0150.013ぐらいのアップしかならないと思います。その辺を計算して前寸法、アルマイト膜厚を計算されたらどうでしょうか?処理後の寸法はアルマイト業者に確認したほうがよいと思います。 アルミの材料がA2017ということですが、材料によって限界膜厚があります。酸化膜処理なので最終的には液中で電気が流れなくなります。A2017は厚い膜をつけるのが困難だといわれています。ちなみにアルミの純度が高ければ高いほど厚い膜厚は可能です。当社もアルマイト加工を行っていますが、A2017なら0.02mmが限界のように思えます。ただ、処理業者によっては0.05mmの膜厚が可能といった宣伝をしているところもあります。特殊な方法でやると可能かもしれませんが、一般的には無理です。
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wa7t-nksj さんに賛成です。 早く再製作手配した方が賢明です。
お礼
K1様、有難う御座いました。
アルマイトをしてしまったら、その上に再加工は無理です。一度、アルマイト層を剥離して、再処理する必要があります。しかし、アルマイト処理をすると、素地も溶けますので、再処理の時には剥離後の寸法を測定し、膜厚を処理業者と相談して決定しなければうまくいかないと思います。
お礼
wa7t-nksj様、早々の回答 有難う御座いました。 あつかましく、回答文の中から二点程お伺いしたいのですが、アルマイト処理により素地も解けるとの事ですが、処理後の径に対し素材を大きめに作成した方がよいのでしょうか? もう1点は、当社の資材部からは膜厚は0.02?以上出来ないとの回答が有ったのですが、実際いくつまで膜厚をのせることが出来るのでしょうか? 無理を言ってすみません。宜しくお願い致します。
お礼
wa7t-nksj様、二度にわたり素晴らしい回答を頂き、誠に有難う御座いました。