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基板の目視検査の不具合と解消方法について
- 基板の目視検査で手付け実装品のフラックスに毛埃が混入する不具合が発生しました。実装業者からは毛埃の混入はある程度仕方がないとの連絡があり、疑義を解消するためには限度を決める必要があるのか、手付け部品で毛埃が付くことは一般的なのかについて疑問が生じています。
- 毛埃があればショートする要因の一つと考えていますが、皆さんはどう思われますか?基板の目視検査に関する情報をご存知の方がいらっしゃいましたら、教えていただけると助かります。
- 基板の目視検査において手付け部品で毛埃が付くことは一般的なのか、それとも不具合とされるべきなのか疑問を抱えています。疑義を解消するためには限度を決める必要があるのでしょうか?皆さんの意見をお聞かせください。
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paseriさんの提案、クリーンルーム化案は理想としては推薦しますが、現実化としてレベルは、設備、維持管理予算は? 目視検査だけの為に設備投資が必要か? 環境と言うよりもそれ以前の問題と思います。 ikekuniさん質問のP/Kは民生用P/Kと判断し、この様 な毛埃類は作業、検査過程で付着すると考えられます。各作業工程での作業改善、付着防止対策を。 目視と言っても拡大鏡、実体顕微鏡の併用を薦める。 弊社で使用している斜視顕微鏡は30度位の角度から斜視できるので広範囲に活用しています。
クリーンルーム化をお勧めしたいです。 フラックスの除去に、最近は繊維がボロけないペーパーが出ているようです。それに、作業前にシャワールムを設けらては、如何でしょう。
質問されたのが随分前なので、既に解決されているのかもしれませんが、私の見解では、製品の要求するレベルによりますが、以下の点を確認すべきだと思います。 (1)半田コテの温度管理 (2)半田作業手順の規定等の有無 (3)作業者教育履歴または作業者レベルおよび不具合発生者の特定 (4)洗浄手順の規定等の有無 (5)作業服装等の管理の有無 (6)作業エリアの清浄(清掃ですね)、温湿度管理 これらを確認した上で、まず、環境と作業者技能を管理させ、その上で、貴社からの基準を規定すればいいと思います。可能であればその会社の製品に対する規定・基準を提出してもらい、承認する形をとる。 弊社も半田付けをする会社ですが、社内規格では、毛埃付着はありえません。綿棒は付着しやすいので、フラックス除去後に仕上げとして、クリーンペーパ(コヨリ状にして12mmにカットして使っています)等で仕上げをします。が、基本は、フラックス焦げを作らない作業能力・技能と、そのための、温度管理でしょう。
手洗浄であれば、ブラシの毛屑、綿棒の毛、綿手袋の毛等、きりがありません。実際、フラットパッケージハンダ付け後の、顕微鏡検査などで、周りの、ディスクリート部品のリードなどを見てしまうと、肉眼で見えないゴミが付着しています。何人かの方も言っているように程度問題と思いますので、基準を作るしかないかと思います。 余談ですが、高電圧を発生するキバンなどでは、髪の毛などで事故も考えられますので、そのキバンがどのようなものかも考慮して判断すべきかと思います。もっとも、高圧のキバンなどは、そのまま通電すると、静電気でかってにゴミを引き付け、ごみだらけになってしまいますが、、、。
補足回答で綿棒などを使用していると言いましたが、説明不足で申し訳 け有りません。再度補足いたします。 あくまでも弊社で行っている事ですので一般的とは言い切れない。 使用する物は、綿棒、電子機器用ガーゼ、クリーンペーパーの3種類で はんだ個所の各条件、状態より使い分けております、肉眼で見える程度の糸クズは付きません。 それから、豚毛のブラシで洗浄する方法は以前行っていた事がありますが現在は実施していません。 その理由は 1.洗浄中に溶剤が周辺に飛び散り、汚くなり、ほかの不具合要因になる 2.周辺及び前面を再度見直しをする手間がかかる。 3.豚毛の毛が抜けて付着したり、部品の隙間に入ったりする現象が発生 した。 問題は客先とレベルを合わせると言う事でしょう。 他の意見もあると思います。
補足説明を読まして頂きました。 このP/Kは無洗浄だと推測します、作業中にも付くと思いますし作業用 手袋からもと考えられます。まずは原因を究明して付着しない作業環境 を作る事が再発防止策と思います。 弊社は80%が手付け作業で、量産品とREVup,OHなどで無洗浄、洗浄と両方に対応していますが糸くずなどで不具合が発生した事は有りません。 外観目視検査で目立つ糸くずが付いている時は、アルコールで綿棒やクリーンペーパーなどで拭き、取り除いております。 この様な現象は確かに判断が難しいです。(写真を見せて頂きたい。) 私も過去において多種多様な不良を経験しておりますので、多少なりに アドバイスできると思いますので下記にメール(写真も出来れば)を頂ければお力になれると存じます。 sokosha@dream.ocn.ne.jp 小林まで
おはようございます。 一言で毛埃と言っても基板の機能、仕様、用途によっていろいろ あるので、不良のレベルは一概には言えないと思います。 最終的にはあなたの会社で決定すべき事だと思います。 ただ、レベルが決まれば官能検査の場合であれば限度見本を 作られるのが良いでしょう。 これ以上の毛埃は駄目だという部分の写真もしくは現物を 作業現場、あるいは検査セクションに置いておくのが 一般的な方法です。
質問で毛埃の混入したと言う事ですが、どの程度なのか不明です、? 1.毛埃の大きさや、毛といっても人の頭髪かブラシの毛、又は糸くずなのか。 2.どこに付着していたか、はんだをしたリードフィレットに混入か、 はんだ個所周辺なのか。 3.実装密度が狭いのでショートするのか。 状態を詳しく説明して頂ければ知っている限りでのお答え出来ます。 目視検査の限度、規格などは各取引先会社の個別の規格や作業手順書などにより決められていると思いますので一概に標準化されてないのでしょうか。 毛埃などでショートは無いと思いますが、現品を見てみないと何とも 言えません。 関するHPは知りません、知っている方がいれば教えて下さい。 再度質問してください。
補足
早速のご回答ありがとうございます。 1.毛埃の大きさや、毛といっても人の頭髪かブラシの毛、又は糸くずなのか。 >見る限りですと糸くずです。 2.どこに付着していたか、はんだをしたリードフィレットに混入か、はんだ個所周辺なのか。 >後付作業を行っている、コネクターの半田面で見た目ではフラックスに付着しているようです。もちろんリード間にも糸くずの様な物がついており、これが半田であれば間違いなくブリッジと判断出来る物です。 3.実装密度が狭いのでショートするのか。 >実装密度はさほど狭いとは思えません。一般の30Pコネクターですので・・・。 画像がありますので、ご迷惑で無ければ現物を見て意見を頂きたいのですが・・。 また、性能上問題がないとしても、外観上は問題あると思いますが、その辺をうまく理解していただくにはどのようにしたらよいのでしょうか・・? なにせ官能検査ですので、レベル決めが難しいです。 HP探してなかなか良い資料がみあたりません。 よろしく御願いします。
補足
ご回答ありがとうございます。 官能検査には限度見本が必要であることは、重々承知しています。また、最終的には弊社で判断を下すことも承知しています。 実際には、今回の場合は、弊社では完全に不適合と判断していますが、実装業者が綿棒を使用しているので多少は糸くずが出るとの見解でした(本日分かったことですが・・)。 綿棒を使用する理由としては・・、フラックスの焦げ除去だそうです(大手電機メーカーでOKだそうです)。個人的には、綿棒を使用している限り、糸くずが落ちるのが当たり前で、フラックス除去等であれば、豚毛のブラシにて除去すると聞いたことがありますけど・・・。 この件は一般的なのでしょうか?? 大気中に浮遊する糸くずまで除去してと要求しているのではなく、糸くずが容易に付着するような工程にしているのは異常ではと考えていますが、他社さんではどうなんでしょうかね?。 みなさんの活発名意見をお待ちしています。