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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:SUS316の加工法について)
SUS316の加工法と材料特性について
このQ&Aのポイント
- SUS316Lは耐食性に優れ、加工性も良いステンレス鋼です。
- 旋盤加工やフライス加工に適しており、SUS304と同程度の条件で加工することが可能です。
- 初めての素材であるため、詳細な情報が分からない場合でもSUS316Lは信頼性のある材料であり、安心して使用できます。
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noname#230359
回答No.2
こんばんはcooさん 大阪製作所の後藤です。 SUS316Lの加工についてですが、SUS304とは明らかに被切削性が劣ります。これはSUS304よりも耐食性を高める為、MO(モリブデン)を添加してあるからです。(モリブデン自身が耐食、耐熱鋼であり難削材の代表的な物です)。 弊社の現場加工のデーターからは明らかに2030%は切削性が落ちます。 旋盤外径加工は、最近のチップは性能が良いのでSUS304と同じ程度で行ける可能性が有りますが、それでも刃先はSUS304に比べて持ちが悪いですので注意が必要です。 旋盤内径加工やねじ切り、フライスの粗挽き加工などは必ず2030%は 加工条件を落とした方が良いと思います。 ご参考になれば幸いです。
- 参考URL:
- http://www.osaka-jp.net
noname#230359
回答No.1
304の加工を行っているのでしたら、問題無く加工できると思います。同程度の加工条件でも問題なく行えるでしょう。
質問者
お礼
ご回答いただきありがとう御座います。最近受注するワークの材質が多種多様になって来ている為、実際のところ材料が入荷してからの加工トラブルが多く、事前に被削材の性質について知ることが必要と感じている今日この頃です。最近になってこの技術の森というホームページの存在を知り、初歩的な質問でも丁寧に答えてくださっている内容を知り、ありがたく利用させて頂いています。今後とも宜しくお願いします。
お礼
後藤さん、ご回答ありがとうございます。返事が遅くなってすいません。実は先週この材種の製品の加工を行っていた為ホームページを開いておりませんでした。ご指摘の通り旋削加工は無難に済みましたが、溝幅が1mmで公差が±0.02(深さ4mm)と言ったフライス加工で手間取りました。どうにかこうにか加工を終えて今一息ついています。今後もSUS材の受注があるようなのでSUSに関する本を購入しようと思っています。Moが添加されているとは知りませんでした。最近加工について考えると、材料特性を知らなければ加工が難しい物が多くあります。一加工屋としての技術の未熟さを知識である程度カバーできればと思っています。今後とも宜しくお願いします。