金錫半田によるダイボンド後に割れたチタン酸バリウム基板の原因は熱膨張係数?

このQ&Aのポイント
  • 金錫半田でタングステンの板とチタン酸バリウムの基板をダイボンドした後、ヒートサイクル(+150℃⇔-50℃、50サイクル)を行った結果、チタン酸バリウムの基板が割れた(クラック)とのことです。
  • 割れる原因は熱膨張係数の違いと考えられます。銅タングステンの熱膨張係数とチタン酸バリウムの熱膨張係数の数ppm/℃の違いが原因となり、ダイボンド後のヒートサイクルによって応力が加わり割れた可能性があります。
  • 具体的な大きさは銅タングステンが3cm□、チタン酸バリウムが1*15mmぐらいです。
回答を見る
  • 締切済み

熱膨張係数

銅タングステンの板とチタン酸バリウムの基板を金錫半田でダイボンド後に ヒ-トサイクル(+150℃⇔-50℃50サイクル)後チタン酸バリウムの基板が割れていた(クラック)のですが原因が熱膨張係数以外に考えられないのですが数ppm/℃の違いで割れるものなの教え下さい。 大きさは銅タングステンが3cm□、チタン酸バリウムが1*15mmぐらいです。

noname#230358
noname#230358
  • 金属
  • 回答数2
  • ありがとう数1

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.2

MWNさんの言う通り、線(熱)膨張係数の差はでかいです。 私も学生のときに金属にCVDでダイヤモンドをコーティングしてたのですが、異種金属の為、界面に熱膨張の差によるせんだん方向の応力がかかります。それプラス熱膨張の収縮による伸びがあるので、できれば膨張係数の近いものを選ぶのが良いと思います。 もしくは、クッションの意味をこめて母材にコーティングを施してからボンドするとか、あとは母材をエッチングもしくは凹凸をつけておけば、間違いなく接合力はUPします。 母材の膨張係数が大きいとよくありがちな例と思います。 あと、熱膨張係数がわかるのであれば、伸び、引張強度などの性質もわかると思うので、問い合わせるのが早いかと思います。 私の手持ちの資料では無いです。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

銅タングステンとチタン酸バリウムの熱膨張係数の差がどれくらいあるか知りませんが、たとえば熱膨張係数の差が1×10-6で200℃の温度差で15mmの大きさですと寸法的には0.000001×200×15mm=0.003mm伸びます。実際にこの5倍あったとすると0.003×5=0.015mmとなりこれだけの伸びに絶えられない材料であれば、割れることはあります。 わかりにくいかもしれませんが、熱膨張係数の差を甘く見てはいけないと思います。

noname#230358
質問者

お礼

早速の回答有り難うございます。延びに耐えられるかどうかは何を参考にすれば 分かるのでしょうか。ご存知でしたら教えてください。 銅タングステンの膨張係数は支給品のためはっきりとわかわないのですが文献では89ppm/℃、チタン酸バリウムは5ppm/℃です。

関連するQ&A

  • 半田付け条件とクラックの関係

    アルミ基板にチップ抵抗器を実装して、温度サイクル試験(-30~85度)を3000サイクル実施した所、クラックが発生しました。部品と基板の線膨張係数の関係からより有利な半田量と抵抗器は2125→1608に変更したら問題ありませんでした。しかし、全てこの線膨張係数の差による応力のみで考えてよいのでしうか?リフローの温度プロファイルと半田クラックの関係は何かありませんか?温度や冷却条件差によりクラックが発生しやすい半田とそうでない半田が発生するような事はないでしょうか?半田条件とクラック発生の関係について教えて下さい。

  • 膨張係数の温度依存性

    膨張係数に温度依存性があると知ったのですが、 どうもイメージできません。 例えば、長さ100mmの棒(20ppm/℃@25℃)が25℃から50℃に変化するとき 100mm x 20 ppm/℃ x (50-25)℃ = 0.05mm膨張することになりますが、 この計算では、25℃時点での膨張係数を使用しているわけですが、 膨張係数に温度依存性があるのなら、50℃のときの膨張係数を 考慮しなくてもよいのか、よくわかりません。 教えてください。

  • 銅の熱膨張長さ

    どなたか教えて下さい。 初歩的な質問で申し訳有りません。 銅の熱膨張係数は16.6×10^-6です。 これは1℃あたり16.6×10^-6mm膨張するという事でしょうか?

  • 銅の線膨張係数

    100℃以上での銅の線膨張係数を教えて下さい。宜しくお願いします。

  • セラミック部品の半田クラックについて

    実装基板を信頼性評価のために熱衝撃試験に投入したところ、フィルター等のセラミック部品にのみ半田クラックが発生しました。 原因は、FR-4基板とセラミックの熱膨張係数差によるものと推測しています。 そこで質問なのですが、熱衝撃試験によるセラミック部品の半田クラックは、一般的な常識なのでしょうか? それとも、何らかの実装条件が悪いために顕在化しているものなのでしょうか? また、こうすればクラックの抑制に効果的と言うものがあればアドバイスをお願いします(リフロー温度を低めにするとか、本加熱後の基板冷却を急勾配にする等々・・・) 【条件】 ・FR-4金フラッシュ仕様 + セラミック製フィルター ・はんだ Sn62.8/Pb36.8/Ag0.4(銀入り共晶はんだ) ・試験条件 -40℃⇔+80℃(各30分) ・300サイクル頃からクラック発生 宜しくお願いいたします。

  • 熱衝撃試験による半田クラックについて

    すみません、かなり初歩的な質問を致します。 ディスクリート部品による電源基板で熱衝撃試験を行った結果、円盤形セラミックコンデンサの割れと、何ヵ所か(全体の5%程度の部分)にハンダクラックが出来てしまいました。 セラミックコンデンサの割れは当初から想定しておりましたが、ハンダクラックについて、どの様に考え、対策をしたら良いでしょうか。 1.試験条件    -40℃~+105℃ 1000サイクル 2.供試基板    FR4/両面スルホール基板/共晶ハンダ 3.ハンダ付け装置    静止型ディップ槽 4.質問内容 ○ 試験条件は厳しい方だと思いますが、ある程度のハンダクラックは仕方がないのでしょうか、それともこの程度でハンダクラックが出来るのはハンダ付け方法に問題があるとお考えでしょうか。 ○ 良く見ると細かいブローホールの跡の様な感じの所もありますが、ハンダ付け条件などでどの様な事を注意したらよいでしょうか。

  • 半田界面のクラック

    CSPをマザーボードに半田付けし、温度サイクル試験(-40℃/130℃)を実施しました。 この結果、銅パットと半田の界面にクラックが発見され、尚且つ、半田ボールにエアーが発生していました。 今回の原因は、半田ボール内のエアーが膨張し、引き剥がされたと考えるべきでしょうか。  半田ボール内のエアーは外部温度の変化で伸縮をするものでしょうか。 ご存知の方がおられましたら教示いただきたくお願い申し上げます。

  • 熱膨張と応力

    今回、初めて質問をさせてもらいます。 現在、-40度~80度程度の環境で使用する、樹脂で基盤でくるむような 設計の製品を作っています。 しかし、温度サイクルをかけると中の基盤が変形してしまったり 外装の樹脂が割れてしまったりとうまくいきません。 これは、外装材の膨張収縮係数と内部構造がマッチングしていないためにおこっています。 このような問題にぶつかっているのですが、どこか基盤への応力を緩和 するデザインをしてもらえるような所があれば教えて頂けないでしょうか? また、こういう技術は学校で言うとどういう名前の学科で聞けば教えてもらえるのでしょうか? ご存じの方がいらっしゃいましたら教えて下さい。宜しくお願い致します

  • 表面処理 物性値

    メッキの物性値が知りたいです。(表面硬度、摩擦係数、表面張力 など) どの資料に記載されているかもお願いします。 特に半田メッキ 、 錫-銅メッキ 、 錫-銀-銅メッキの物性値が知りたいです。

  • 鉛フリー半田による基板銅食われについて

    Sn-3.0Ag-0.5Cu半田を使用することにより銅食われが発生し、基板銅メッキ、銅箔が無くなり、クラックや断線を起こすことが分かってきました。 はんだレベラーにて基板作製を行う予定でいますが、この問題を無視できないように思えます。 どなたかこの問題についての考え方、対策方法等知っていましたら教えて下さい。 よろしくお願いします。