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株の銘柄スクリーニングについて
「トレーダーズ・ウェブ」と「楽天証券」での各種数値が違っているのですが、どちらが正しいのでしょうか。 例えば、2018年2月26日のヤマダ電機のPERを調べると、 「トレーダーズ・ウェブ」:11.75 「楽天証券(市況情報内)」:14.64 とかなりの開きがあります。 これはどちらを信頼すれば良いのでしょうか? もしくは、どこか見ている箇所が違うのか、サイトによって差異が出るのが普通なのでしょうか? お分かりになる方ご教示宜しくお願い致します。
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PERは株価をEPS(1株あたりの利益)で割った数字です。ここまで大きな数字の開きが出るほど株価情報が異なるわけはありませんから、原因はEPSの違いにあると推測できます。 2月26日のヤマダ電機の終値690円でPER11.75倍なら、もとになったEPSは58.72円、PER14.64倍ならEPSは47.13円となります。 直近2018年2月1日発表の第3四半期決算短信によれば今期の予想EPSは58.04円。トレーダーズ・ウェブ表示のPERから計算した数字に近く、楽天証券の数字とは、かなり開きがあります。 では、トレーダーズ・ウェブのほうが正しくて、楽天証券のほうが間違っているのかというと、そうとはいえません。ヤマダ電機の今期の予想純利益47000(百万円)を発行済株式数966(百万株)で割ると48.65円になり、楽天証券の数字のほうが近いのです。 実は決算書のEPSは発行済株式数ではなく期中平均株式数をもとに算出するルールになっており、年度の途中に株式数の変動があると、発行済株式数をもとに計算した数字とは食い違いが生じます。ヤマダ電機は2017年7月1日付でベスト電器との株式交換を実施して株式数が大幅に増えており、このためこうした違いが生じているわけです。 決算発表では期中平均株式数をもとに計算されますから、それにもとづくPERを間違いとはいえませんが、実際の株式数にもとづいたPERのほうが株価水準を正しく表していると思います。発行済株式数と期中平均株式数の食い違いは一過性のもので、来期にはなくなりますから。
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- seble
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実際のところはわかりませんが、PERは株価と決算との対比ですから、それぞれ、どの時点の数字を取るかで変わってきます。 特に、株価は毎日変動するわけですから、計算が遅くて前週終値とか、最新の時価でリアルタイム計算しているとかで全く数字が変わるでしょう。
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