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メッキ種類とイオン化傾向

メッキの種類には、母材よりイオン化傾向の高いものでメッキをして先にメッキが腐食することで母材を守る犠牲的メッキ(例えば鉄に対する亜鉛メッキ)と、母材よりイオン化傾向の低いものでメッキをしてメッキが腐食しないことで母材を守る保護的メッキ(例えば鉄に対するスズメッキ)とがあると理解しています。 鉄のカドミウムメッキの場合、イオン化傾向はカドミウムの方が低いので保護的メッキかと思いきやネット情報では犠牲的メッキに分類されるようです。 なぜなのでしょう?単純にイオン化傾向だけの問題ではないのでしょうか?

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回答No.1

標準電極電位 Zn2++2e-→Zn,E゜=-0.762V…(1) Fe2++2e-→Fe,E゜=-0.447V…(2) Sn2++2e-→Sn,E゜=-0.138V…(3) ○トタン,(2)-(1) Fe2++Zn⇔Fe+Zn2+,-0.447-(-0.762)=+0.315V E゜>0だから、この反応は、右に進行する。鉄が酸化される前に亜鉛が酸化される。 ○ブリキ,(2)-(3) Fe2++Sn⇔Fe+Sn2+,-0.447-(-0.138)=-0.309V E゜<0だから、この反応は、左に進行する。スズが酸化される前に鉄が酸化する。

mishima119
質問者

お礼

回答ありがとうございます カドミウムメッキについても回答いただいたような解説をいただけると助かります よろしくお願いします

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