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サーモンと鮭は違う魚ですか?
それとも英語と日本語の違いですか?
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はじめまして♪ 違う魚です。 ただ、考え方にもよりますが、、、、 ザックリ(オオザッパ?)に言ってしまうと、海外で捕れる「鮭」とそっくりな魚を「サーモン」と呼んでいる。と考えて下さい。 そして、サーモンを鮭と同じ調理で食べる事は出来ますが、鮭をサーモンと同じ調理で食べる事が出来ない範囲が在ります。 鮭は基本的に「生食」しません、サーモンの刺身やお寿司は在るのですが、鮭の刺身やお寿司は無いのです。 これは、厳密に言うと魚の種類も微妙に違う事と、生息域が違う事からの結果です。日本で捕れる「鮭」には、生で食べると食中毒を引き起こすアニサキスという寄生虫がまれに居ますが、サーモンと呼ばれる一部地域産の魚だけは、その危険性が無いのです。 多くの人が、「サーモン」は日本語で言う「鮭」。と理解していますが、間違いとは言えないのも現実です。 でも、正しくは「サーモンと鮭」は、とても良く似た魚、同じ魚では無く「違う魚」と理解しておきましょう。 余談ですが、日本に流通している「子持ちししゃも」の9割以上は、「ししゃも」という魚ではありません。英語名ではカペリンと呼ばれる魚。日本に輸入される時に「カラフトシシャモ」という呼び方にされています。 (ある年の統計では、日本で漁獲された「ししゃも」が1,300トン、「カラフトシシャモ」の輸入量が30,000トンとか。。。) 並べて見れば、はっきりと違う魚ですが、まぁ何となく同じような魚なので、スーパーや居酒屋などで「子持ちししゃも」と言えば、ししゃもでは無いかペリンと言う魚、カラフトシシャモを提供していますし、私達多くの人は「本当の『ししゃも』をまだ見た事も食べた事も無いかもしれません。(笑) 余談のついでに、鮭(およびマスなどと呼ばれるサケ科)の卵、バラバラにして食べるのが「いくら」で、バラバラにせず卵巣の状態で食べるのが「すじこ」です。さらに、「いくら」と言う呼び方はロシア語が語源で、ロシア語では魚卵や、つぶつぶして小さいもの、と言う意味。そのため、日本で言う「いくら」も「すじこ」も「たらこ」も「キャビア」も「イクラ」ダッタリします。 まぁ、ロシア圏では鮭類の卵をクラースナヤ・イクラー(赤いイクラ)と呼び、キャビアはチョールナヤ・イクラー(黒いイクラ)という具合に成って居たりもします。 なんか、余談、無駄話の方が長く成りましたね。ごめんなさい。
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細かい分け方があるので英語と日本語の違いというわけではないんですが、 一般消費者の知識だと、その認識でじゅうぶんなようです。
厳密的には違います。
- go_gohide
- ベストアンサー率20% (228/1107)
鮭を英語でサーモンと言うと理解している人が多いですが間違いです。 鮭(サケ)とはもともとは日本に生息するサケ科魚類のうち1種のみを指す言葉でした。 現在の正しい和名は「シロザケ」です。 昔、生物学的分類体系が正しくなされていなかった頃から日本に生息するサケ科魚類の多くを「マス」と呼んでいました。 サクラマス、サツキマス、カラフトマス等です。 そして一際大きい1種をたまたまサケと名付けたに過ぎません。 欧米では河川型のサケ科魚類の多くを「トラウト」と呼び、海に降るサケ科魚類の多くを「サーモン」と呼んでいたため、日本と欧米の文化交流が盛んになった際に日本在来のサケ科魚類についてはサケ=サーモンとし、欧米の魚についてはそのままトラウトをマスと呼びサーモンをサケと呼ぶようになりました。 レインボートラウト=ニジマス シルバーサーモン=ギンザケ などがそうですね。 ですから日本にいない種類については「サーモン=鮭」で間違い無いのですが、在来種については必ずしも「サーモン=鮭」とは言えないんです。 サクラマスもサツキマスもカラフトマスも欧米の正しい分類ではサーモンなんです。 カラフトマスは英語圏にもいますが実際ピンクサーモンと呼ばれる種類です。 シルバーサーモンは日本のサクラマスととても良く似ています。 食材としての呼び名はなお複雑でドナルドソンという改良種のニジマスを海で養殖した魚を「トラウトサーモン」という訳の分からないネーミングで売っていたりします。 これは商品名であって魚の名前ではありません。 ややこしい話ですね。 ちなみに日本でおなじみの鮭(シロザケ)は北米やロシアなどにもいますが「チャムサーモン」と呼ばれています
- aokii
- ベストアンサー率23% (5210/22062)
英語と日本語の違いです。