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コンサルタントってどんな仕事。
盛んに大きな風呂敷を広げる仕事だと、知り合いから聞かされましたけど、実際はどんな仕事なんでしょうね。お詳しい方、よろしくお願い致します。
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- hue2011
- ベストアンサー率38% (2801/7250)
私がコンサルタントなのでお答えしますが、盛んに風呂敷を広げると言うのはあっています。 これはどういうことかというと、視点を変えたヴィジョンをプレゼンするということです。 往々に、社員はそれぞれ厳しく勉強して頑張っている、それは認めるし、最大の努力をしようと無理をしているのも知っているが成果が上がっていない、などという話がでます。 おそらく偏見をしているとも思わず、社員がやっていることも当然だと思っているでしょう。その上、最善の努力をしているのに結果が出ないことを自分の不運のように思っているのです。 こういう場合、本当にそういう見方でいいんですか、というのです。 こういうとき、私は「数えたデータ」を要求します。 頑張ったとか徹夜したとかいうことはどうでもいいんです。生産に使った時間がどれほどで、研修とか勉強に使った時間がどれほどで、それぞれ費用としてはいくらに換算できるのか、そして成果として考えているものはどういう単位で数えるのかを整理してもらいます。 往々に、というかほとんど確実に、「数えていない」のです。 徹夜をした、つらい、おお可哀相に、みたいなことを言い合って傷をなめ合っているだけなんです。 数えれば、あといくつやればこれは終わるという管理が自分でできます。 数えれば、売上自体が上がっていないのか、資産は増えているのかいないのか、経営判断がきわめて幼児的な感覚で分かります。 数えれば、過重労働になっているのか、無駄な工程があるのかないのかもわかります。 これを普通「見える化」というわけです。 相手の顔も見えない状態で目隠しをしてボクシングをしたら必ず死にます。 相手を見たら、そして見えたらばこちらの対策も臨機応変にでき、まず死ななくて済みます。リングに沈んだほうが命が助かるなら転んだっていいわけです。 こういうことを言うと、苦労しているひとたちは、なーにを風呂敷広げやがって、と感じるわけです。こちらの苦労も知らないで勝手なことを言ってやがる、と思うのですね。痛みがわからないから、太平楽なことを言えるんだ。と。 それはそれでおかしくないと思います。 だけど、こちらの言うお気楽なやりかたを一つやってみたら、突然すべてがクリアになり、何を悩んでいたんだというふうになるのです。 このOKWaveでもいままで何度もそういう見方の回答をしていますので私をご存じの人は、いったい何をいいたかったかはこの記事を読む前に予測されていたと思います。 最近ですが、不運が次々に襲い掛かり、いままでの人生もよくなかったしどう生きていこうかという質問がありました。 私の答えは、ラッキーと思え、です。 自分だけが不運にひたっていると思うなら絶対に幸せなんかこない。 だけど、同じような悩みを持っている人は必ずいる。その人に、自分はこういう目に合ってこんな思いをした、と教えたらその人はそこで救いを感じるわけです。自分だけじゃないんだ、すくなくとも自分の痛みをわかってくれる人がここにいた、と思うだけで生きる力が湧いてくるだろう。 そうしたら、自分は相手を苦から救った人間ということになる。 こういう相手には、これからこういう嫌なことがおきるぞ、こんな思いをするぞという予言もできます。ここですでに聖者の域になるわけです。 不運なことがあったら、これで人にしゃべれる、ざまみろと思えばうれしいネタになるじゃないか、と、まあこういうようなことをいうのです。 要するに視点を変え、はっきり事態を見えるようにできれば、すべてはうまくいく方向にむかうのです。 これは大風呂敷でしょうね。 とはいえ、実際には自分でいろいろな資料をもらって並べて細かい分析をしていくわけなんですけど、それだけで報告書なんかを出すと、相手先は何もかんがえずに「答えが来た」と思ってそれをするだけになってしまいます。決して成長がない。 だから、自分でも考えてもらうために、ほんのちょっとのヒントを出して自分で自分にツッコミを入れてもらうことを要求するのです。これをすると、事態はべつに超高級な学問的なことでもなければ理解不能な高度な思想でもないということが実感で分かってもらえます。 これが大風呂敷です。
- okok456
- ベストアンサー率43% (2746/6352)
専門的な知識を持ち顧客にアドバイスする仕事でしょう。 国家資格の中小企業診断士、税理士、公認会計士の資格を持ち経営のアドバイス をするコンサルタントは多いでしょう。 最近、税理士、公認会計士の資格を持つ議員が県、市町村の財政を専門的視点で正し、財政状況が改善した話を聞いとことが有ります。 仮に海外に進出をする企業にとって 海外の法的手続き、法制度、税金制度、地理、市場傾向、国民性、習慣、・・・・etc を調べる必要がありますね。 マンションを購入する時相談する不動産屋はある意味コンサルタントです。 コンサルタントを名乗る人が芸能人やプロスポーツ選手に金を出させレストランを始めさせたり、不動産を買わせたりし。 気が付いたら億の借金をしていた。と言った話を聞きますね。 http://fxinspect.com/archives/11368 得意先の社長はバブル期、銀行の勧めで融資を受け不動産を買い。 バブル期崩壊し不動産価値が下落。億の借金だけが残ったとそうです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 そういえば、大リーグのNYに入団した某選手はその時使っていたコンサルタントの収入を知り、自分の年俸よりも多い金額を稼いでいることに呆然とし、腹を立てて、解雇したというお話もありましたっけ。 国家資格の中小企業診断士、税理士、公認会計士の資格を持ち経営のアドバイス をするコンサルタントは多いでしょう。 最近、税理士、公認会計士の資格を持つ議員が県、市町村の財政を専門的視点で正し、財政状況が改善した話を聞いとことが有ります。 まるで二宮金次郎ですね。 仮に海外に進出をする企業にとって 海外の法的手続き、法制度、税金制度、地理、市場傾向、国民性、習慣、・・・・etc を調べる必要がありますね。 マンションを購入する時相談する不動産屋はある意味コンサルタントです。 コンサルタントを名乗る人が芸能人やプロスポーツ選手に金を出させレストランを始めさせたり、不動産を買わせたりし。 気が付いたら億の借金をしていた。と言った話を聞きますね。 こういうのはノーサンキューですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 私がコンサルタントなのでお答えしますが、盛んに風呂敷を広げると言うのはあっています。 これはどういうことかというと、視点を変えたヴィジョンをプレゼンするということです。 往々に、社員はそれぞれ厳しく勉強して頑張っている、それは認めるし、最大の努力をしようと無理をしているのも知っているが成果が上がっていない、などという話がでます。 おそらく偏見をしているとも思わず、社員がやっていることも当然だと思っているでしょう。その上、最善の努力をしているのに結果が出ないことを自分の不運のように思っているのです。 こういう場合、本当にそういう見方でいいんですか、というのです。 こういうとき、私は「数えたデータ」を要求します。 頑張ったとか徹夜したとかいうことはどうでもいいんです。生産に使った時間がどれほどで、研修とか勉強に使った時間がどれほどで、それぞれ費用としてはいくらに換算できるのか、そして成果として考えているものはどういう単位で数えるのかを整理してもらいます。 昔の私はコンサルタント業なんて軽蔑していました。人前で大風呂敷を広げるのは日本人には向かないのかもしれませんね。 趣味で帝国陸軍の参謀本部に遭った戦争指導班という組織を調べてみると、 戦争による戦略や戦果を大風呂敷にする組織らしいですけど、こんな公的機関にはコンサルタントする部署なんていらないですよね。