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表現の語源についての疑問です。【火・水・風など】

物事の始まりを指す表現として「火蓋が切られる」「口火を切る」 「狼煙を上げる」「やる気に火が付く」など火に由来するものが多いのに対し、 中断や終わりを指す表現には「水に流す」「水泡に帰す」「水をさす」など 水に関するものが多いです。 (※「年の瀬」や「流局」なども近いニュアンスの表現ですよね) また、季節や美しいものを指す言葉には「風光明媚」「花鳥風月」 「風流」「風情」など「風」がよく使われます。 これらはいずれも本来の意味での「火」「水」「風」などから 発展した意味・用法ですが、こういった発展の方向性は いつ・どうやって決まったのでしょうか。 もしかしたら日本ではなく、中国の方に語源があるのかもしれませんが、 ご存じの方がいましたらご教授いただけると幸いです。

みんなの回答

回答No.4

陰陽五行説では木火土金水といいっていますが、これらは順繰りに経めぐります。

noname#232424
noname#232424
回答No.3

No.2の追記。ぼくの回答は独断でつっぱしる傾向がありますので,37メートルほど歩み寄った解釈をつけましょう 笑。 火は熱エネルギがあるので,「いっちょうやったろか!」という開始の意欲を示す。 水は,中国語や英語では冷水から沸騰水まで広く指しますが,古代日本人は漢字学習をあれこれ間違えてしまい,冷水に限定した(中国語の湯はスープの意味になります)。そこで,冷や水をぶっかけて物事(たとえば火事,イヌの交尾,ネコのけんかなど)を終息させるイメージができた。また,河川流速が大陸にくらべて著しく速いので,死体などを川に放り込めばさっさと始末できる。すなわち「水に流す」(この比喩的表現は中国語にはないと思います;英語には make something water under the bridge)。 風について。病気の「風邪」が特徴的ですが,病原菌の知識がなかったころに,「風=いまでいえば毒ガスみたいなもの」が体内に入ってきて発症すると考えた名残りです。だから,必ずしも「美しいもの」を指すとは限らず,「大気中,地表,物体中にあるなんだか<もやっ>としたもの一般」を指すのではないかと思います。

noname#232424
noname#232424
回答No.2

古代人の知覚で「とらえどころのない」順は,風>火>水となるでしょう。 風は不可視で,皮膚触覚や物体の動きで(空気の)流動が可触。 火は可視だが不可触で,熱エネルギがわかる。 水は可視・可触で,飲むことすらできる。 この順に比喩的用法が増える傾向があると思います。休日で図書室の諸橋大漢和が利用できないので,安直にWeblio辞書(現代中国語) http://cjjc.weblio.jp/content/%E9%A2%A8 http://cjjc.weblio.jp/content/hu%C7%92 http://cjjc.weblio.jp/content/%E6%B0%B4  から省略・加筆して引用すると: 1名詞 風. 6動詞 風で乾かす,風で飛ばす.  ▼直接的な比喩的用法 2名詞 (~儿)うわさ,便り. 8付属形態素 風のように速い. 7付属形態素 根拠のない,根も葉もない.  ▼モノに内在する性質(不可視)の比喩的用法 3名詞 風潮,気風,習慣. 4付属形態素 風景,景色. 5付属形態素 態度,作法,流儀. 1名詞 (~儿)(物体の燃焼する)火,炎,火災,(ストーブ・こんろなどの)火,(灯下の)火,(たばこの)火.  ▼直接的な比喩的用法 2名詞 銃砲,弾薬,戦闘. 4付属形態素 赤い.  ▼モノに内在する性質(不可視)の比喩的用法 3名詞 ((漢方)) 炎症・のぼせ・ストレスなどの原因. 5付属形態素 非常に急である. 6付属形態素 (~儿)怒り,かんしゃく.⇒动火儿 dòng//huǒ . 7付属形態素 (~儿)怒る,腹を立てる. 1名詞 水. 2付属形態素 (~儿)(果物などの薄い)汁,液. 3付属形態素 川の名に用いる. 4付属形態素 (陸に対して川・湖・海を指し)水.  ▼比喩的用法 5付属形態素 手数料,差額,規定外の収入. 6((方言)) 動詞 問い詰めて泥を吐かせる. 7((方言)) 動詞 (近寄らないように)避ける. 8((方言)) 形容詞 (程度が)低い,劣っている. 9量詞 (1)(洗う回数を数える)回. (2)(~儿)(商品の品質の等級を示す.) この傾向は他言語にもあるはずなので,英語などでも調べてみるといいです。 あなたの「始まり」,「中断・終わり」,「季節・美」の疑問からは,100メートルほど離れた回答です。

回答No.1

回答とはなりませんが、ご参考に私の連想に上がってきた言葉; 土・水・火・風・空という東洋の思考が、宇宙の元素と考える思考です。 土は時に地とも言われますが、五輪とかいわれてもいますね。 これはHinduでの頸椎までのcakraの要素、名称でもありますね。 そして延髄と額の眉間、百会や梵の窪というsahasrāraの三cakraに行かない現象界の事項ですね。 尾骶骨、仙骨、腰骨、胸骨、頚骨に相当しているんです。 面白いことに気づかれた質問だと思います。 暫く私の思考の中に入れて、気づいたらまた訪問します。

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