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プロ野球で打率5割打つ選手がいないのはなぜですか
高校野球では、打率5割を打つ選手がいるのに、 プロ野球で打率5割を打つ選手がいないのはなぜでしょうか?
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まず、打者を中心に考えると、一試合で4打数2安打なら打率は5割になります。 猛打賞で3安打になれば5割を超えることになります。 でも、年間に100試合以上に出場して、毎試合2安打以上打つのは至難の業と言えるでしょう。 現実には1本しか打てない試合もあれば、無安打になることもあります。ヒット性の当たりでも、野手の正面だったり、守備のうまい野手がいれば、ヒットにならないこともよくあることです。 そのように、試合を積み重ねて1シーズンで3割を超えれば、それなりの評価を受けるというのが現実です。 結局のところ、他の回答にもあるように、投手のレベルというのも重要な違いとなります。 当然ですが、弱い高校の投手なら、それこそよく打たれるでしょうし、まずプロには行けないでしょう。 強豪の投手なら、卒業したらプロに行くのは当たり前のようなもので、高校野球ではなかなか打たれることはないものです。 現実の高校野球では、あらゆるレベルの相手と対戦するのに対して、プロを高校野球に当てはめるなら、常に甲子園でベスト4くらいの状況で試合しているようなものと言えるかと思います。 そういう状況で打率を見れば、だいぶ下がってくるだろうと思います。
- ShidaraReitos
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それは全体の技術力によるところが大きい。 高校野球は仲間の間での熟練度の差が大きい。熟練度の低い投手を主に熟練度の高い打者が打てば、5割超えることは十分ありえる。 だけど、プロは選手全体のレベルが高い、投手も打者も一定レベル以上の者同士が対戦すれば、そうそう打てるものじゃない。 5割どころか4割も難しいぐらいだ。 日ハムの近藤捕手が現時点で4割2分打ってるのがすごいことなんだよ。
- eroero4649
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生物学者でリチャード・ドーキンスと共に世界的に有名なスティーブン・J・グールドはメジャーリーグの大ファンとしても有名でした。 彼は生物学者としての知識と技術を用いて「なぜメジャーリーガーから4割バッターがいなくなったのか?」ということを大真面目に検証しました。 グールド先生曰く、昔の4割バッターの技術と今の首位打者級バッターの間に技術の差はないということでした。昔の4割バッターが今の時代に生まれても首位打者になっただろうといっています。また、4割バッターがいた頃のトップクラスのピッチャーのレベルと今のトップクラスのピッチャーのレベルに大きな差もないといっています。昔のトップクラスのピッチャーが現代に生まれていたら、同じように偉大なピッチャーになっていただろうということです。 違いは何かというと、「二線級のピッチャーのレベルの向上」なのだそうです。昔の二番手、三番手以下のレベルの選手は今の同じようなポジションにいる選手に比べると見劣りがするのは明らかなのだそうです。つまり、全体がボトムアップされている。 なので昔の4割バッターというのはそういう二流、三流の選手からぱかぱかヒットが打てたのです。そういう相手から固め打ちして打率を稼いだのです。今はトップクラスのバッターといえど、そういう相手の投手からそう簡単にヒットが打てなくなったのです。 つまり高校野球も同じです。高校野球の公式戦は基本的にトーナメント戦です。甲子園に出場するような学校はだいたいシードされていますが、一応途中から何戦も勝ち上がっていきます。そういう学校の初戦なんてのは、相手の学校が「ここまでこれただけでも大したもの」みたいなレベルの学校なので、16-0で5回コールドとかになってしまうわけです。 そういう試合で甲子園級の選手は4打数3安打みたいな固め打ちをするのです。そうすると上に上がってきてそれなりに実力がある選手に抑えられたとしてもものすごい高い打率が数字として残ります。 プロ野球となると、一軍の試合に登板する人なんてのは敗戦処理で出てくるような選手でももう野球界のエリート中の超エリートみたいな人たちですから、超一流の選手でもそうそう打てないのであります。
- maiko0333
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高校野球で5割を打っていた選手が プロ野球で5割打っていませんよね。 違うのは投手。つまり高校野球のピッチャーはストレートが主。 たいしてプロ野球はカーブなど変化球が多いですよね。