日本永住資格を放棄の場合について

質問

当初留学の身分で日本に来て、のち日本で永住の資格を取った外国人の友人が、母国の方の家庭のやむを得ない事情で、母国で長期にわたって生活することになりました。（日本の年金は受けない覚悟ができているようです。）
永住資格は期限がなく、再入国の期限があり、しかし、本人は再入国期限内は日本へ行けず、再入国期限次第で永住資格がなくなっても仕方ないと考えています。そして、将来、日本が懐かしくなったらまた旅行の身分で日本へ行ければと思っています。
そのような考えもありますので、今、彼は自ら進んで関連部門に永住資格の放棄を言った方が良いのか、それとも再入国期限内日本未入国のままで永住資格の自然喪失にした方が良いのか、わかりません。
そもそも、永住資格の放棄は、将来の観光ビザの発行に影響があるのでしょうか。また、影響があるとすれば、上記2つの方法は、将来の観光ビザの発行にそれぞれどのような影響が有りうるでしょうか。
日本の方の年金関係はとりあえず考えないこととして、アドバイスをお願いいたします。

回答No.2

f272 · ベストアンサー

#1です。

「みなし再入国」でも「再入国」でも同じです。再入国期限内日本未入国のままで永住資格を喪失してしまった場合は日本の住所も抹消されることになります。
この場合に，いつ住民票が消除されるのかは市町村によって異なります。居住実態がないと判断された時点で住民票が消除されます。
出国する時点の予定で1年以上日本国外に滞在することにしているのであれば，再入国許可があってもなくても，市町村に転出届を出しておいてください。まあ，転出届を出しておかなくても上記のように最後には職権で住民票が消除されますが。

お礼

ありがとうございました！

回答No.1

f272

> そもそも、永住資格の放棄は、将来の観光ビザの発行に影響があるのでしょうか。

特に影響はありません。
日本において永住資格の取得や放棄というのは結局のところ在留資格の変更でしかありません。放棄してもしなくても同じなのですから，再入国期限内日本未入国のままで永住資格の自然喪失にした方が良いです。

年金については，脱退一時金という制度があります。もし日本の年金を受け取る気がないのであれば考えてみてください。ただし，みなし再入国許可をもって出国した場合には必要な手続きをしなければ日本の住所は抹消されません。ということは年金に加入していなければならないということになりますので，脱退一時金は請求できません。みなし再入国許可の有効期間が過ぎた後から２年間の間に手続きをすることになります。
しかし永住資格があるのなら年金も10年間は加入しているのではないですか？平成29年8月1日からは資格期間が10年以上あれば老齢年金を受け取ることができるようになります。そうであれば外国籍であっても外国に住所があっても日本の年金を受けることが出来ますよ。

お礼

ありがとうございました！

補足

>>みなし再入国許可をもって出国した場合には必要な手続きをしなければ日本の住所は抹消されません。
彼が持っているのは「みなし再入国」ではなく、「再入国」です。ということは、再入国期限内日本未入国のままで永住資格を喪失してしまった場合は、日本の住所も抹消されることになる、と考えてよろしいでしょうか。そこでさらに1つ聞かせていただいてよろしいですか。そのような場合には、日本の住所は、どのような時点で、または永住資格が喪失してからどのくらいの期間が経ったら、抹消されるのでしょうか。