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スペースオペラについて

どなたか「クラッシャージョー」「キャプテンフューチャー」のファンの方、 その良さを解説してください。 いままでハードSF小説は何冊か読んだことがありますが、スペースオペラを 読んだことはほとんどありません。読んでみようかどうか迷っているので.... (ちなみに「銀河英雄伝説」や「彷徨える艦隊」などもスペースオペラなのですか?)

質問者が選んだベストアンサー

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  • phobos
  • ベストアンサー率49% (515/1032)
回答No.4

「クラッシャージョー」は肌に合わなかったので1冊読んだだけですが、「キャプテン・フューチャー」は面白くて新刊が出るたび買い揃えて全巻読みました。『ファン』と自称するつもりはありませんが、好きなシリーズ作品の一つです。 ところで、その良さを解説しろと言われても難しいのです。 原作が書かれた時代の科学知識の制約を差し引いてもなお、設定は非科学的だし物語はご都合主義だし、一言で言えば「バカバカしい」に尽きます。 例1)水星から冥王星まですべての系内惑星に同水準のヒト型知的生命が住んでいる…… 例2)無人の小惑星上に置き去りにされた主人公:カーティス・ニュートンが、光線銃1丁を道具として岩石を精製して部材を作ったり燃料を抽出したりして、宇宙船をまるごと1隻建造して脱出する…… ……などなど。他にも「こんなのアリかよ!」という奇抜で突拍子も無いエピソードが満載です。 このバカバカしさに一々目くじらを立てずに「バカバカしいけど面白い」と楽しんで読むことが出来る(一部の)読者には、物語の奔放さやキャラの立った登場人物同士のかけあいの魅力などが、このシリーズの一番の良さとして映ることでしょう。 迷っておられるならまずは一冊読んでみることをお薦めします。 その結果2冊目を求めることになるか本を床に叩きつけることになるかどうかは、質問者さんの感性次第ですので私には保証しかねます。 概してハードSFファンは、スペースオペラは馬鹿にして読まないものです。 私は両方好きですが。 なお「スペース・オペラ」というジャンルは、1930~50年代のアメリカの安手のパルプ雑誌に量産されていた宇宙冒険活劇(=西部劇(ホース・オペラ)の舞台を宇宙に移し替えただけの、読み捨ての安直な宇宙冒険活劇)から命名されています。 つまり宇宙を舞台としたSFのうちでも、ことさら冒険・活劇をテーマにしたもの(しかも、ちょっと安っぽいもの)が「スペース・オペラ」と定義されています。 「銀河英雄伝説」では宇宙艦隊同士の戦いのシーンがストーリー上の大きな山場として何度も描かれていますが、しかし通底しているテーマとして人類の国家機構とは何かということが人類史的な観点から描かれており壮大で重厚な物語となっています。 ですので、私としては「銀河英雄伝説」をスペース・オペラという狭い枠に押し込みたいとは思いません。 なお「彷徨える艦隊」は敬遠して読んでいないので論評は避けます。

emlleisman
質問者

お礼

「キャプテンフューチャー」が徹夜本だと言われている理由がわかったような気がします。 とてつもなく奇想天外なストーリーで興味が湧いてきました。

その他の回答 (4)

  • 31192525
  • ベストアンサー率19% (706/3550)
回答No.5

emlleismanさん、こんにちは。  ハードSFを読んでいる方には、スぺオペは下らなく思えるかもしれませんね。荒唐無稽奇想天外有り得ない設定を乗り越えられれば、楽しく読めると思います。 「クラッシャージョー」はあまり好きではありませんでした、ついて行けない・・・。高千穂さんの作品では『ダーティペア』が萌えます・・・違った、おススメです。 「キャプテンフューチャー」はNHKでアニメ化されましたので、そっちのイメージが強く、小説は忘れてしまいました(汗) 「銀英伝」はセリフ回しが稚拙・・・違った、私には合わず読んでいません。 「彷徨える艦隊」は存在を知りませんでした(汗)  ではスぺオペのおススメを 『スターウルフ』シリーズ エドモンド・ハミルトン  これぞスぺオペ 作者も実力派 『ノースウェスト・スミス』シリーズ キャサリン・L・ムーア  クトゥルー神話体系の基の一つ 『ペリー・ローダン』シリーズの最初の方 大勢(笑) 語り継がれるネヴァーエンディングストーリー  

emlleisman
質問者

お礼

オススメしていただいた本はどれも見たことがないタイトルばかりですが、 「ペリーローダン」シリーズは最近興味があって読み始めました。 時々話の設定がかなり無理っぽいので、興味がある巻だけ読もうかと思っています。

noname#226229
noname#226229
回答No.3

スペオペを楽しむコツは深く考えない事です。 これは深く設定などを掘り下げて楽しむハード系SFとはまた違うジャンルです。 ただ、古い作品はその設定自体が古いので今読むとSFですらないって物が結構あります。 銀英伝は典型的なスペオペでしょうね。 スペオペとは何なのかを知りたいなら故野田昌宏氏の著書を読んでみると良いですよ。 彼の作品にも「銀河乞食軍団」っていうスペオペがあります。

  • ithi
  • ベストアンサー率20% (1973/9603)
回答No.2

emlleisman さん、こんばんは。 日本の場合は、探検ものというと外国の作品かその受け売りが多かったと思います。 宇宙戦艦ヤマト、銀河鉄道999はスペースオペラですね。だから、日本で大作になるSFはスペースオペラなんですね。 「クラッシャージョー」「キャプテンフューチャー」のファンの方、 その良さを解説してください。 そうですね。どっちかというとハードSFではなく、探検ものといったほうがいいかもしれませんね。

  • tzd78886
  • ベストアンサー率15% (2590/17104)
回答No.1

「彷徨える艦隊」は見たことがありませんが、「銀河英雄伝説」は典型的なスペースオペラです。基本的には、地球上で有るような戦争や活劇を宇宙を舞台に置き換えたようなものはすべてそう呼んでいいと思います。  ハードSFが好きな方が面白く読めるかどうかは保証できませんけど。

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