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子供を持つ親の放射能への不安
- 放射能が子供に与えるリスクとは?放射能汚染に関する不安を持つ親の心情
- 妊娠前の外食は放射能の影響を受ける可能性あり。尿検査で放射能物質を検査できるが、効果はある?
- 放射能汚染された母体から産まれた子供のリスクとは?放射能汚染による影響について
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どうも放射性物質を実際に扱っている人間の回答はないようなので、お答えします。 診療や実験などで放射性物質を扱っている医療従事者兼研究者です。 まず第一に、原発事故の問題というのは単純な放射線の問題ではありません。出来てくる核種の問題なのです。例えば、初期に出るヨウ素は放射性でいうのであれば実はそこまで大きな危険があるわけではないのです。しかし、甲状腺に蓄積されることで甲状腺の組織あたりの被爆係数が大きくなり甲状腺がんのリスクになるというのが一般的な理論です。 これと同様に自然放射性核種と人工放射性核種というのは分けて考えなければいけません。以前このような話をしたところ、一般の方から 『放射線は放射線で、それを分けるというのは危険論信者的ではないか』という指摘を面と向かってされましたが、そもそもこういう指摘はDDI(ドラッグデリバリーシステム)や指向性というものを考えない発言でしかありません。 放射線は放射線ですが、それが特定の組織に集積するのであれば人工物と自然物は分けて考えなければならないのです。実際、医療現場で用いられている人工放射性核種は上記の指向性があり、例えば脳を見たい時ならばAという核種、心臓を見たいならBという核種というように使い分けます。 では、福島第一原発から出ている汚染物の中でそうした指向性のあるものはあるかといえば、Sr(ストロンチウム)などは骨に集積すると言われています。Csは筋肉などに蓄積します。つまり、自然物の被爆とは種類が違うということを分からなければ本来こういう問題に口を挟むべきではありません。放射性カリウムなど自然に存在するものは多いですが、全身に分布するため組織当たりの係数は低くなるのです。従ってリスクの考え方が全く異なります。 さて、それでは現在の福島あるいは今までの日本国内で問題となるレベル放射性物質による汚染があったかを考えると答えは【問題があるとは思えない】です。事故直後の近隣住民に対する対応などは我々から言わせれば頭がおかしいとしか言いようがありませんでした(管政権)。世界的な基準でも屋内避難の有効性は48時間以内であり、それ以降は外で活動しているのとかわり無いのもかかわらず安易に住民を留まらせた彼らの蛮行は後世まで語り継がれるべきだと思います。 しかし、食品の汚染等については (1)放射性ヨウ素に汚染されていたとしても日本の流通機構を考えると消費者に届くまでに半減している。基準も低く設定されているため、問題ない (2)放射性セシウム(Cs)は水溶性が低く、食品や飲料水が汚染されている確率は低い。また、仮に汚染されていたとしても計算上飲料水で 210bq/kg/day 食品で 550bq/kg/day まで許容されます。子供だとより小さいと考えるかもしれませんが、Csの代謝・排泄能力は小児の方が大きいため大人の方が許容値は小さいことにも注意しなければなりません。現在まで、食品の汚染はこの数値よりもはるかに少ないため臨床上問題になるとは思えません。 はっきり申し上げると、毎日昼食を外食していたことによる食品添加物などのリスクの方がよほど問題であると言えるほど放射性物質による汚染は気にする必要がありません。食品添加物の一部は胎児に移行性があり、催奇形性があると指摘されているものもありますが(量が少ないので影響はないと思いますが)放射性物質の場合、経胎盤的に移行し尚且つ蓄積性が高いと言われているものはないので問題がないと言えます。 実際、福島で調査された小児の尿中放射性物質汚染度を見ても 1960年代に調査された値と同程度であり問題はないと言えます。(ただし、その調査方法や時期などには問題があり個人的にはこの調査結果を大きくは評価していません) 以上のことから、外食等による放射性物質取り込みによって妊娠・出産へ影響を与えるということは考えにくいと結論づけることができます。 結論は同じになるかもしれませんが、個人的にはもう少し放射性物質についてお知りになってからお答えになるべきじゃないかと思う回答もあるので、その点は苦言を呈したいと思います。
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- makori
- ベストアンサー率35% (403/1146)
無知とは本当に恐ろしいですね。 こんな風に、知らないがゆえに無駄に心配しないといけないのですから。 他の方からの回答の通り。 考えるだけ無駄。というかあまりに騒ぐとむしろ滑稽です。 最後のところだけ答えれば、 >放射能汚染された母体から産まれた子はどのようなリスクがあるのか 私は広島生まれの広島育ちです。 母は被爆者ではないので、被爆二世ではありませんが 広島には差別的に被爆二世と呼ばれる方々がおられます。 科学的には被爆二世への遺伝的な影響は、死産や奇形、染色体異常の頻度、生活習慣病を含め認められないと発表しています。 が、一方で被爆二世の白血病発症率は特に両親ともに被爆者の場合に高くなる遺伝的影響があるとされたのが2012年。投下後実に67年経ってから発表されました。 ですが、勘違いなさらないように。 原発事故の影響下で放射能汚染された(と仮定して)食品を食べたのと、原爆で被爆した場合のそれとはまったく違います。それくらいはお分かりですよね? 広島にいる私たちからすると、あなたのようなことを言ってる人がくだらないと思えて仕方ありません。腹立たしくさえあります。 本当に、こういうことを言う人がいるから、いつまでたっても福島の食物に対しての風評被害が消えないんですよ。 情けない限りですね。
お礼
すみませんでした
放射能を浴びているか否か、の二択であれば、浴びています。 でもこれは、日本に住んでいれば誰でも平等に浴びる範囲というだけのことです。 飛行機に乗ったほうが、強い放射能を浴びていることになるので、外食はそこまで気にしなくても大丈夫ですよ。
心配になる気持ちは判らなくもないですが、正直、貴方の様な 何も知らない方々が、噂や憶測で行動や発言する事により 謂れの無い風評被害や原発虐めを引き起こす原因になる事を御理解願います まず、産地を気にすると言う事から、東北産云々と言う事なのでしょうが いま、福島県から出荷する作物すべてに放射線の残留濃度を測定する事が 義務付けられており、基準値を上回る物は出荷出来ません ですので、産地云々に関して気にする必要は有りません >放射能汚染された母体から産まれた子供は、 >どのようなリスクがあるのでしょうか? この際ですから、ハッキリ申し上げます 私も貴方も、そしてこの地球に生きている人間すべてに当てはまるのですが 私達は毎日の食時で放射性物質を取り込んでいる事を御存知でしょうか? 私達が毎日の食事で取りこんでいる放射性物質はカリウム40です カリウム40とは天然のカリウムの中に一定の割合で含まれている放射性物質で セシウムと同じくβ崩壊をして放射線を出します 植物が成長する段階でカリウムと一緒に吸収し、それを直接、又は間接的に ヒトが食事で摂取する事により、体内にカリウム40を取り込み 内部被ばくの要因となります その量ですが体重60kgの成人男子で約4000ベクレル これによる年間の内部被曝線量は、0.17ミリシーベルトになります また、ポロニウム210と言う放射性物質は御存知でしょうか? ポロニウム210はα崩壊をし放射線を出す、放射性物質です 以前、KGBの職員がこの放射性物質により暗殺されたと言う説がありますが このポロニウム210も自然界に普通に存在しており それを取り込んだ農水産物を食べる事により 私達人間の体の中に蓄積します 特に魚介類に多く含まれており、魚食い民族である私達日本人は 欧米人より多くの量のポロニウム210を取り込みます で、結局の所何が言いたいのかと申しますと 私達人類は、食物摂取により放射性物質を取り込みつつも 進化の過程を経て現在に至る訳で とどのつまり、私達人類は太古の昔から体内被曝しながらも繁栄してきたと言う事です 例の原発近くの立ち入り禁止区域に勝手に入り込んだりしない限り 必要以上に放射線に関して怖がる必要も有りませんし 普通に流通している食材に関しても気にする必要も有りません
お礼
そうですね。 反省します
- ubku
- ベストアンサー率37% (227/608)
放射性物質がもつ、放射線を出す能力のことを放射能と言います。 それはさておき、体外被曝は放射線は四六時中浴びてますので、例の原発に近寄らなければ問題ないです。(ちなみに、過去の核実験や原発事故のせいで放射線量は上がっています) 問題は食物や水、空気といったものを通しての体内被曝です。 体内に取り込まれた放射性物質は、すぐに排出される物から、数十年体内にとどまるものまで様々です。 特に子供に多いのは放射性ヨウ素が甲状腺に集まって甲状腺がんになる例です。これはチェルノブイリの事故の後、顕著に出ました。 しかし、放射性ヨウ素の半減期は比較的短いので、関西の人がガンになるほどの影響は無いでしょう。 まあ、せいぜい、このような事故があちこちで起こらないことを祈りましょう。
お礼
そうですね。 もうこんな事が起こらない事を願います。
- twin-dog
- ベストアンサー率41% (301/721)
地球上と言うか外宇宙を含めこの世界に放射能の存在しない場所など存在しません。 あなたが放射能を気にしようがしまいが全ての人、動物、植物は日常的にごく当たり前に放射能は浴びてます。 福島の原発事故があって以来、大した知識もないのにやたら放射能に神経質になりすぎてる人が多すぎると思います。(特に女性に。) そんなに放射能が気になるなら、まずは放射能についてご自分で調べ知識を身に着けてください。それから判断されても遅くはありません。 ましてやあなたが住んでいるのは福島から遠く離れた関西でしょ? しかも同じ福島から遠隔地でも福島より西側なんだし。これが福島の東側(は太平洋だが)や北側ならいざ知らず。 第一本当にご自分の身体や体内の子供の健康を心配するなら、放射能なんて規定値以上に浴びる確率が遥かに低い物より、大陸から流れてくるPM2.5や食品添加物や携帯やパソコンの電磁波などのもっと身近に汚染を気にしなければならない物が沢山あると思います。
- akauntook
- ベストアンサー率19% (295/1481)
色々な情報があって心配になるのは仕方ないと思います。 でも、今更です。 何十年後に問題となるかどうかは誰にもわからないし、もしも問題になると分かっていても、国民には教えないですよ。 その頃には、今の国会議員はほとんどお陀仏でしょうからね。 でも、子供が欲しいと思うことは何もおかしいことはないですし、心配だから子供は持たないと言う人ばかりでも、さらに少子化が進んで別の問題になりますね。 心配なら、それなりに確実な情報を調べると良いです。 https://www.google.co.jp/search?q=%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD+%E5%AD%90%E4%BE%9B+%E5%BD%B1%E9%9F%BF&oq=%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%80%80%E3%81%93%E3%81%A9e 検索結果が正しいとは言いませんが、とりあえず多くの情報があります。 それらを知った上で、何が正しいのか精査するために何が必要か、しっかりと調べるべきではないでしょうか。 参考にしただけだと思いたいですが、他人の意見を鵜呑みにするだけでは、親として無責任です。
- qwe2010
- ベストアンサー率19% (2193/11074)
自然界にも、放射能はたくさんあります。 放射能で、細胞は傷付けられますが、ひとのからだは、それを修復する機能があります。 現在流通している食べ物では、心配することは必要ないですよ。 長崎と、広島の、被爆2世の健康調査を、国がおこなって、調査結果が公表されています。 1万人以上と、大規模で、信用される統計はこれしかないと思われます。 その結果では、リスクは見あたらないとされています。
お礼
ありがとうございます。
- oska2
- ベストアンサー率44% (2301/5119)
>妊娠前の外食は放射能をとりこんでいますよね・・・ と言うか、日本人は100%放射能を受けていますよ。 そもそも、自然界には放射能が存在します。 米・小麦・野菜・魚・肉・・・。 全て、放射能を含んでいます。 また、健康診断でも放射能でレントゲン写真を撮りますよね。 骨折した時のレントゲン写真も、放射能です。 >尿検査などで放射能物質を検査できるようですが、今更でしょうか? 今更ですね。 あまり、心配する必要はありませんが・・・。 広島・長崎の原爆でも、被爆者は大変でしたがね。 直接「自然界の放射線量以上の放射線を浴びると」大変です。 旧ソ連のチェルノブイリ事故。福島県東電原発事故。これらは、大変ですがね。 原爆・原発事故でない限り、気にする必要はありません。 福井県知事が「原発再稼働も廃止も認めない」と言っていますよね。 矛盾した公言ですが、要は「原発補助金・原発関係の雇用確保」だけを考えているのです。 原発立地地域の住民は、どんな大学を卒業でも優先で電力会社に入社出来ますよ。^^; ※翁長沖縄政府主席も「米軍基地は要らないが、基地補助金・基地関係の雇用は必要だ」と矛盾した政策を行っています。 原発でも、「原子炉が融解しない限り安全」なんです。 福島の原発は、手動の冷却装置のバルブを開けるのを忘れた人災という話もあります。 ※電源を喪失しても、自然冷却が出来る様な設計になっています。 >放射能汚染された母体から産まれた子供は、どのようなリスクがあるのでしょうか? 広島・長崎の原爆では、白血病が多かった様ですね。 チェルノブイリでは、子供の喉頭がん。 福島原発事故では、無責任な根拠のない情報がネットで多く流れています。 が、避難が早かったのでリスクは今の所ありません。 もし、リスクがあるのなら・・・。 放射線技師として働いている女性は、子供が出来ると悲惨な結果を招きますよね。 が、リスクを負った子供が生まれた話は聞いた事がありません。
お礼
ありがとうございます。
お礼
知識のある方からの回答、勉強になりました。 ありがとうございます。