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ロシア語ほかの否定生格の問いです。

どの様な意味論的な理由から、否定でだけ、否定生格が使われるようになったのでしょうか。肯定では主格が対応する様な構文なのにも拘らず。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • pontereke
  • ベストアンサー率67% (23/34)
回答No.3

なんか、ややこしく考えすぎじゃないですかね? 「その本を持っていない」のなら、「その本」が存在しないってことで、 У меня нет этой книги. でいいと思います。なにも複数生格にする必要はないでしょう。 あと、他の回答への補足で、生格(属格)の意味を知りたいとあったので、ロシア語の生格が表す意味をざっと書き出してみます。 1)所有・所属を表す(これが属格の基本でしょう) 2)部分・数量を表す 3)存在しないもの・抽象的なものを表す(否定生格はこの一部です) 4)比較の対象を表す 5)性質を表す(古い表現で、現代の会話ではまず使いませんが、文学作品などに出てくることがあります) …というわけで「部分」と言うのは、ロシア語の生格が表す意味の一部にすぎません。他にも色々な使い方があるので、生格なら何でも英訳して ナントカ of ナントカにできるワケじゃないんです。 あと、なんかヤフーの回答を基準に考えてるみたいですけど、こういうQ&Aサイトは(ここも含めて)必ずしも専門家とか達人が答えてるワケじゃない。学習中の人が「自分の知ってる範囲で」答えてるケースもある…というか大半でしょう。もちろん私だって、いい加減なことを書いてるつもりはないですけど、あくまでも補助的なものと考えて、きちんとした教科書なり文法書なりで確認した方がいいですよ。

kimko379
質問者

お礼

お答えを誠に有難う御座いました。

kimko379
質問者

補足

お言葉を返す様で恐れ入ります。英語ですと、田中茂範先生、大西泰斗先生や今井隆夫先生など、語彙文法(レキシカル・グラマー)の先生方が居られて、英単語のコア・ミーニングとかコア・イメージとかを著わして居られます。例えば、to のイメージは、→ ← であるとか。その様な、生格一般、生格の普遍、のイメージをお教え頂きたく存じますのですが。of のイメージと同じ、部分・部品のイメージでは、全生格のコア・ミーニングを律しきれない、カバーしきれない物なのでしょうか。言い換えますと、部分のイメージから他の意味が分岐・派生してきたとは言えない物なのでしょうか。

その他の回答 (3)

  • pontereke
  • ベストアンサー率67% (23/34)
回答No.4

> 語彙文法(レキシカル・グラマー)の先生方が居られて だから、そういう専門家並みの答えを求めるのなら、専門書を参照しなさいというんです。 てか、そもそも主格とか属格ってレキシコンの範疇ですか? 語彙とかイディオムとかのレベルより、はるかに広範囲な括りだと思いますけど。 なんにせよ、当初の質問からずいぶん脱線しているようなので、これにて切り上げます。

kimko379
質問者

お礼

御回答を誠に有難う御座います。

kimko379
質問者

補足

他の回答者様の、ウ・メニャー・セイチャース・クニーガ(ロシア語入力できないパソコンですのでカナで済みません。)は、どこかに、ニェットが入るのでは有りませんでしょうか。どなたか、合わせてお教え下さい。

  • lupin__X
  • ベストアンサー率82% (280/338)
回答No.2

生格は、否定でだけ、ではありません。 数詞によって名詞の格が変わります。 1のとき単数主格、2,3,4のとき単数生格、5以上複数生格。 これに併せて、0のとき単数生格。 У меня нет книг. ←普通の文です。 У меня сейчас книга. (↑存在の否定ではなく、たまたま今ない) ヨーロッパの言語って、数の概念が文法に入ってますよね。 部分否定って知ってますか。全否定する時、英語でも none of them のように強い表現を使いたくなる感覚です。 生格での否定の方が意味が強い。 否定生格の方がちゃんとした否定で普通になってるんです。 この of が生格の'~の'に通じると。このほかにも英語で some → not any のように、数量の概念が絡んでます。 スラブ語系でないバルト語系のリトアニア語でも否定生格 や数詞つき名詞の格は、同様の文法です。 フランス語では、不定冠詞や部分冠詞を否定で de('~の') に変えます。否定のde は、部分冠詞とは言いません。 フィンランド語では、分格という不思議な格があります。 「コーヒーを飲む」でコーヒーは分格になり、適度な分量 を表します。動詞によって目的語が対格・分格が分かれ、 否定では、対格→分格になります。分量の概念が、格に 結びついているのでしょう。 この分格とフランス語の部分冠詞も感覚が似てるものを 感じます。

kimko379
質問者

お礼

御丁寧なお答えを誠に有難う御座いました。

kimko379
質問者

補足

1.それでは、生格(乃至は属格)の意味とは何でしょうか。要するに、それが知りたくて質問をして居りますのですが。部分格ともいうべき物ではないのでしょうか。英語の様に、属格が、of/out_of/among などに置き換わった言語があるようですが。 2.「その本は持っていません。」や、「その本は1冊も(no copies of the book) 持っていません。」は、ロシア語では、如何に表しますのでしょうか。

  • pontereke
  • ベストアンサー率67% (23/34)
回答No.1

主格(と対格)で表すことができるのは、存在するもの(具体的なもの)だけです。存在しないもの(抽象的なもの)は主格で表せないから、代わりに生格を使うようになったんです。

kimko379
質問者

お礼

お答え頂き有難う御座います。

kimko379
質問者

補足

ヤフー知恵袋の、以前の否定生格の問いと答えを見ますと、否定生格は、I have none of (the) books. の様な、或いは、フランス語の否定文に於ける部分冠詞 ne ... pas ... de/d' の様な、外延の一部たりとも・・・ない、という全否定を表すために使われる、となっています。が、「私は本を(1冊も)持っていない。」だけでなく、「私は、その本を(1部も、1冊も)持っていない。」、つまり、I have no copy/copies of the book. の場合も、否定生格を使うのでしょうか。言い換えますと、その場合も、У мeня нeт книг. と言うのでしょうか。

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