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ミノカサゴの毒は餌をとるために使われないの?
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ミノカサゴの毒針は背びれにあります。そしてその向きは後ろ斜め向きです。 つまり自分より大きな相手に捕まったり喰われそうになった時に、その相手の手やら口やらを刺すためのものです。 一方、獲物は基本的には自分の前にいます。魚は前に進むのが得意なので、わざわざ後ろ向きに泳いで背中を押し付けて背びれを獲物に突き刺すのは難しそうだと言わざるをえません。 一方、イモガイの毒針は吻(自由に動かせる触角のようなもの)に存在し、人間の手のごとくかなり自由に狙いを定めることができるのです。 いわばイモガイの毒針は手に持った槍。 そしてミノカサゴの毒針は鎧についたスパイクです。 構造が全く違います。 構造が違うということは機能が違うということです。 ミノカサゴの毒針は毛虫の毒針と付き方がほとんど同じだと考えれば、あくまでも防衛用であって攻撃用ではないということに納得がいくのではないでしょうか。
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- 4017B
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ミノカサゴの毒は完全に防御用ですね。エサは自分よりも小さい魚介類ですが、毒を使って狩りをする様な習性はありません。 人間からすると毒は非常に強力な武器に感じますし、それをもっと有効活用してみては?と思いますが(笑)…別にフシギな事では無く、野生動物の世界ではむしろ毒を攻撃に使う方が少数派で有毒生物のほとんどは防御用専門です。また毒を持つ魚としてはフグが有名ですが、こちらも同様に餌を取るために毒を使う様な事はありません。 毒と言えば多くの人はスズメバチに代表されるハチ類の毒針を連想する人も多いかと思いますが。彼らアシナガバチ類は他の昆虫類を襲って狩りをし肉団子にして巣に持ち帰り幼虫の餌としますが、その際にも武器は専ら大きな顎牙のみで獲物に毒針を刺す様な事はありません。逆に同じハチ類でも単独行動で狩りをするジガバチやドロバチの仲間は、狩りをする際に毒針から特殊な麻酔毒を獲物の体内に打ち込み、動けない様にしてから持ち帰ります。 毒は確かに強力な武器になりますが、また同時に非常に多大な生成コストを必要とします。野生動物は人間の様に実験室や化学工場で手軽に薬品を調合する事は出来ないですし、また仮に毒を生成出来たとしても、その危険な毒物を自分自身の体内に貯蔵して置く事は大きなリスクを同時に背負う事にもなります。
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