ビッグバン仮説の否定?最新の天文学の概要とは
- 2013年に発表された「ヘルクレス座・かんむり座グレートウォール」の観測事実が、ビッグバン仮説に疑問を投げかけました。
- ビッグバン仮説では、宇宙の大規模構造は衝撃波によって形成されるとされていますが、このグレートウォールの存在はその範囲を超えています。
- しかし、ビッグバン仮説の否定についてはまだ議論が続いており、最新の天文学の研究によって明らかになっていくことが期待されています。
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ビッグバン仮説は否定されましたか?
2013年11月に「ヘルクレス座・かんむり座グレートウォール」が観測された事実が発表されました。 ビッグバン仮説では、ビッグバン以降に宇宙で発生した衝撃波が、現在の宇宙の大規模構造を作る素になっているとされており、それによって生じる大規模構造の大きさは約12億光年を超えないとされているそうです。 ところが、「ヘルクレス座・かんむり座グレートウォール」は長さが最大で100億光年、幅が72億光年であるそうです。 「ヘルクレス座・かんむり座グレートウォール」が観測された2013年以降は、ビッグバン仮説が否定されたと考えないといけないのでしょうか? 最新の天文学の概要をご存知の方より、素人向けのアドバイスを頂けるとありがたいです。
- Mokuzo100nenn
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ビックバン仮説は、説明できない現象に出くわすたびに、方々で拡張や改良が加えられ、多くの事を説明して来ました。言いすぎな気もしますが、観測可能な宇宙の歴史は、その始まりの瞬間を除いては説明できたとする意見もあります。 たとえばインフレーションモデルは当初、その筋の専門家さえ受け入れるのを躊躇しましたが、けっきょく大勢は納得しました。大勢が納得できた、というところは大きいでしょうね。 一方で説明できない現象は今もってあり、それらは今後増える可能性さえあります。説明できない事が、現在進行形で発見されつつあるのが現在だという可能性は大いにあります。宇宙論において信頼に足る観測結果を出すのは、非常に難しいですからね。 ビックバン仮説は、まだ致命傷を受けていないという事だと思います。今後どうなるか、私なんかにはわかりませんが、例えば前の話との関連で言えば、次のような話は可能です。 現在の宇宙の不均一さを考慮すると、フリードマンの膨張宇宙のような解は一つも出せないはずだ、という事がもし導かれたら、それは「宇宙原理」に対する致命傷となり、ビックバンと膨張宇宙に対する有力な反証となり、アインシュタインの重力場方程式は本当に正しいのか?という話に恐らく飛び火して、ひと騒動起こるのは間違いないところだと思います(^^;)。
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- 雪中庵(@psytex)
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ビッグバンは、観測結果の解釈としてできた理論で あり、それ以外に138億光年かなたに観察される、 全天からの3度K輻射の意味が考えられません。 複雑な事を考えずに、最も素直に「見えているもの」を 解釈した結果がビッグバンなのです。 それを否定するには、根本的に物理を再解釈する必要 があります。(たとえば現在から過去と未来が対発生し、 その対消滅が138億光年かなたの消失点だ、とか)
お礼
ビッグバン仮説では12億光年以上の構造ができないと主張しておるが、 2013年の観測事実は100億光年もの巨大構造があることが判明。 それでもビッグバン仮説を信じて疑わない。 コペルニクスが登場した時代に地動説を信じて疑わない科学者ようなものですかね。 新しい観測事実を突きつけられても一度信じた「説」を見直すことはしない人が多いのでしょうね。 これが科学する態度なのかもしれませんね。 ありがとうございました。
もっと根本な事から考えるのが重要です・・ ビッグバンがあったとして 何故 ビッグバンみたいな 大きな爆発が起きたのか・・? 爆発は 大きな力が必要です・・・ では 何が原因で その大きな力が生まれたのか・・? 天文学者は 其処を考えない・・そして あなた達も・・ ビッグバンエネルギーの正体を 誰も突き止めようと しないのは何故?・・ 宇宙って 唯 自然にできたのでは無いのです・・ 或る目的の為に創られた・・ だからこそ こんなに整った数式や科学で割り出す事が可能なのです・・
お礼
>もっと根本な事から考えるのが重要です・・ 凄いですね! もっと根本な事から考えるのが重要なんですね。 ご回答を見て、目から鱗が落ちました。 天文学者らは考えが足りないので、もっと根本な事から考えるのが重要なんですね。 ものすごいご指摘ありがとう在ました。 心に刻んでおきたい思います。
- SPROCKETER
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違うでしょうね。 ビッグバン理論で予測される大規模構造の大きさを超えたグレートウォールが発見されたのが真実であれば、宇宙の大規模構造の原因がビッグバンの衝撃波では無い可能性が考えられるだけで、他の原因で大規模構造が出来た可能性が出て来るだけの話です。 もしくは、観測されている宇宙の大きさが実際の宇宙の大きさよりも遥かに小さい可能性が出て来るだけでしょう。 宇宙が球体に近い形ではなく、紡錘形や細長い形状である可能性も出て来ます。ビッグバン理論を否定せずに、大規模構造を無理なく説明出来る理論が必要になるだけでしょうね。 もう一つの可能性としては、宇宙の外側に大規模構造があって、その影響を受けてグレートウォールが出来たとも考えられます。たとえば、別の宇宙と衝突しているとか、別の宇宙に接近しているなどの理由で、宇宙全体が歪んでいる可能性です。 宇宙の外側には何かエネルギーを反射するカマドのようなものがあって、それが原因で宇宙の泡状構造が出来たのではないかと考える宇宙論者もいますし、すぐにビッグバン理論を否定するような結論にはならないでしょうね。
お礼
>宇宙の大規模構造の原因がビッグバンの衝撃波では無い可能性が考えられるだけで、他の原因で大規模構造が出来た可能性が出て来るだけの話です。 ビッグバン仮説の一部を訂正すれば良いだけで、この仮説全体は今後も有意義な仮説として我々の宇宙観確立に資する可能性が否定できませんね。 どうもありがとうございました。
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お礼
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