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ダークマター、ダークエネルギーのこと

ダークマターやダークエネルギーのことを思えば、 どうも昔否定された、エーテルのことが頭をよぎってくるのですが、 ダークマター&エネルギー = エーテル の考えは間違い?

質問者が選んだベストアンサー

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  • Nakay702
  • ベストアンサー率79% (10007/12518)
回答No.2

>ダークマター&エネルギー = エーテル >の考えは間違い? ⇒まったくのイコールではありませんが、共通することはあると思います。 エーテルは、光や電磁波を伝えるものとして想定された媒質で、ダークマターやダークエネルギーは、理論値と異なる現実の銀河運動や加速膨張を説明するために想定された質量(粒子)やエネルギー(力)ですね。 ということで、この両者に共通することは、 (1)どちらも現実の状況を説明するために、その存在を想定されたものである。 (2)どちらも検出されていない。未確認である。つまり、人間にとって未知である。 (3)したがって、いずれも仮説であって、理論ではない。 エーテルについては、ほとんど否定されているが、それも絶対ではない。 以上、ご回答まで。

bulldog-lima
質問者

お礼

ありがとうございます。 とても理知的なご説明で、感動いたしました。 「何々の物理現象があるためには、何々がそこになくてはならない、または説明がつかない。」 ダークマター&ダークエネルギーもエーテルもそこのところが似ているので今回の質問となりました。 宇宙には我々にとって、未知なるものが存在している、のは確実なんですね。 これは余談ですが、生物に感じ取ることができない何かがあるのかもと思ってしまいます。

その他の回答 (2)

  • QCD2001
  • ベストアンサー率58% (325/554)
回答No.3

全く違います。 エーテルというのは、光を伝搬する媒体として「仮定」されたものです。 光が波であるのなら、その波を伝搬する媒体が存在するはずだ、という考えからその存在が「仮定」されました。しかし、マックスウェル方程式では電磁波が伝搬するために媒体を必要としません。また、エーテルが存在すると仮定すると、光の速度の測定結果に矛盾を生じてしまいます。これらにより、エーテルが光を伝搬するという「仮定」は否定されました。 一方、ダークマター・ダークエネルギーは、「仮定」ではありません。 銀河系の中の星の密度を調べ、銀河系の大きさを調べると、銀河系全体に存在する星の数を計算することができます。そして、星の明るさやその光の波長などから星の質量を計算することができます。全部の恒星の質量を足し算すれば、銀河系の質量が計算できるはずです。 一方、恒星は銀河系の中を公転しています。公転速度とその恒星が銀河系の中心からどのくらいの距離を公転しているかを調べると、その恒星が銀河系から受ける重力の大きさが分かりますから、銀河系の質量が計算できます。 この2つの計算結果に大きなずれがありました。観測された星の重さの合計よりも実際の銀河系の重さの方がはるかに重かったのです。このずれの発見当初は、暗くてまだ観測できない恒星がたくさんあるのだろう、と考えられました。しかし、観測技術の進歩と、星の質量の詳しい計算から、暗くて望遠鏡で見ることができない暗黒矮星がたくさんあるとしても、それだけでは説明できないだけの質量の差があることが分かりました。 そこでこのまだ観測できない質量源をダークマターとかダークエネルギーとか呼ぶようになったのです。 エーテルは、「光の波の伝搬を説明するために想定された「仮説」でした。 しかし、ダークマターは、質量が現実に存在しています。これは観測された事実です。その正体がわからないのでダークマターという名前を付けてるだけで、存在しているのは事実であって、仮説ではありません。

bulldog-lima
質問者

補足

ありがとうございます。 あなたの文章には矛盾があります。 結局、何もわかってないとおもいます。

  • titokani
  • ベストアンサー率19% (341/1726)
回答No.1

はい、ぜんぜん違います。

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