なぜ切り返し剪定が必要なのでしょう？

質問

お世話になります。
http://www.marcheaozora.com/?mode=f7 こちらのページの、6.の「台木の削り方」のところで、一旦10cmくらいのところで切った台木を再度5cmから3cmのところで切り返すようにと書かれています。

一旦切った台木を、わざわざもう一度切る意味は何でしょう？
これをやらずに、最初から5cmのところで切ってしまったり、10cmのところで切ったまま接ぎ木をしたら、どういう問題が起こるのでしょうか？

恐れ入りますが、単純に「それでは上手く活着しないので」ということでなく、なぜそうなるのかを教えて頂けないでしょうか？

もしかして、切り返すのは、一回10cmで切ってから何日か後ということなのでしょうか？
もしそうなら、わざわざ切り返す意味もありそうに感じるのですが…

回答No.1

trapezium · ベストアンサー

太い枝だと鋸引きで割れたり、剪定鋏でも形成層傷めることがあるからでは無いでしょうか？

野菜などの接木なら最初からナイフで切ればいいので問題ないでしょうが、一度余分な部分を除去してからの方が作業もしやすいと思います。

鉢植えなら根際からでも出来なくは無いと思いますが、あまり低い位置だと難易度が上がると思います。遣り直しも難しいですし。また10cmでは盆栽など鑑賞目的のものなら一般的には高すぎます。芽接ぎとかなら別ですが。

お礼

ご回答ありがとうございました。
接ぎ木初心者なため、そういった事情は全く想像しておりませんでした。
伺ってみれば確かに作業勝手ということも納得です。
大変参考になりました。
どうもありがとうございました。