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日本の科学分野におけるグローバル人材

質問です。 1.日本って科学分野におけるグローバル人材って他の先進国と比べて劣っていると思いますか? またその理由と比較対象国を教えてください。 2.科学分野でのグローバル人材を確保・養成するには何が必要だと考えられますか? その理由を教えてください。

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  • eroero4649
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回答No.1

1. 元々が「非英語圏」で「非欧州」であることを考えれば、まあまあ健闘しているのではないでしょうか。そもそもが「英語圏でもなく、欧米でもない先進国」ってどんだけあるんだって話ですからね。 2. もし「グローバル人材」っていう視点で語るのならば、「日本じゃ研究ができない」ってなることでしょうね。近年中国人研究者がアメリカなどで活躍する例が増えているそうですが、それはひっくり返していえば、「中国では自由に研究できないから」という事情があるからです。優秀な研究者が自分がやりたい研究をやりたいようにやろうと思ったらアメリカに渡るしかないわけです。 池上彰さんだったかなー。誰だったかで「日本人が英語が苦手なのは日本語がしっかりしているからだ」といった人がいたんです。世界の言語の中には、難しい単語や言い回しが存在せず、「高度な学問についていけない言語」ってのがあるそうです。つまり、現地語で難しい教科書が書けない。そういう国ではもう難しい勉強をしようと思ったら英語の教科書を読むしかないのですよ。でも日本語は日本語でどんな難しい本も書けますからね。 日本はもう少し海外、特にアジアの人材(研究者)を受け入れるべきだと思いますね。それは人員を、というニュアンスではなく、学界そのものが、という意味です。例えば地震研究なんて日本人同士でやっても限界はあるし、本質的に地震がこないアメリカ人やイギリス人がそうそう真面目に気合を入れて研究しようだなんて思わない。アメリカ出身の東大の先生で、カン高い声で「地震予知なんてネー、できるワケないんデスヨー」といってる人がいましたけど、あんな発言ができるのは「いざとなりゃ自分の国に帰ればいい」っていうのがあるからです。いつ巨大地震に襲われるか分からないところに住んでる我々とは必死さからして違うのです。だけどアジアでは中国もインドネシアも巨大地震は起りえますから、そこは「地震研究ではアジア人にはかなわない」と白人に思わせるくらいじゃないといけないと思うのですよね。

ch000c0late
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 私も回答内容を読んで、日本だけでは限界な部分があると思います。日本は最近になってやっと米国のSTEM教育を導入したばかりなので、今から頑張ればすぐにほかの先進国に追いつくと思います。

その他の回答 (1)

  • jing0708
  • ベストアンサー率59% (485/810)
回答No.2

1、劣っていない 理由:むしろ優れています。2000年から2015年までのノーベル受賞者数(平和賞を除く)は米英に続いて3位です。ノーベル賞設立以後で考えても日本はTop10に居ます。実際問題、日本は明治維新以後に科学技術が向上したという土壌を考えると、これは極めて素晴らしいことです。また、アドレナリンなどの例にもあるように日本が欧米諸国から認められるまで、学術的な発見をしてきても軽視されていた事実も考えるとこの受賞者数は極めて多いと言えます。  ただし、日本に比べて明らかに研究が上である米国と英国、また一部分野では独国と日本では研究環境に大きな差があります。日本は基礎医学分野や応用医学分野では他の先進諸国に遅れをとらないだけのIFを有しています。しかし、臨床統計研究では圧倒的に遅れています。それは、日本が安全性を重んずる文化であるということから臨床研究で危険性のあることができないということが1つ。皆保険制度によって国民すべてが高い水準の治療を受けられるため治験の情報に縋る人間が少なく標準的な治療を受ける人間が圧倒的であるということが1つです。  私自身医療系ですが、日本は学術に関連する費用が米国に比べて圧倒的に不足しています。企業系の研究資金も課税対象であったりすることもあり、研究者の多くが科研費に頼らざるを得ない状態になっています。それに対して米英では企業が学術研究に寄付する金銭については非課税対象であり、社会貢献の1つとして評価されるため大小さまざまな研究資金を獲得できるという点が優れています。 2、社会評価と金銭  日本は研究者を尊敬しない環境です。私自身海外に行って始めて思いましたが、Ph.DやM.Dを持っているだけで社会から尊敬される社会というのは日本には基本的にありません。研究はオタクがやるもの、研究者には人格破綻者が多い(アスペっぽい)、税金使って研究しているくせに、などなどやっかみの対象になることのほうが圧倒的に多く民度の低さを痛感する瞬間でもあります。海外の学会に参加すると、時にはタクシーの運転手さんがチップや料金を固辞して奮励の言葉をかけてくれることや先述の非課税の社会システムや社会貢献の評価としての研究資金援助が存在することを考えると日本のシステムは人材確保には向いていないと感じます。事実、日本人ノーベル賞受賞者の一部は海外で研究し、下手をすれば外国籍を取得しているケースもあります。

ch000c0late
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 少し気になっていた部分があったので、疑問が晴れました。 時刻のことについて少し誇りに思えました。

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