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心裡留保
心裡留保は自分の本心でないことを判っている 騙すつもりで言ったことは騙すですか? 心裡留保と騙すは違いますよね
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- fujic-1990
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「心裡留保」というのは、簡単に言えば「ジョークのようなもの」と思えば、理解が速いと思います。 ジョーク、冗談ですから、騙すのとは違います。騙そうという気持ちはナイので、騙すのとは違います。 「え! オマエが東大の医学部を受験すんの? ははは、大笑いだ。オマエが医者になったら、俺が病院を建ててオマエにくれてやるよ」 「一筆、くれ」「よし、なんでも書いてやる」 と、AがBに言う(一筆書いた)ようなものです。 言ったAには病院を建てる気なんて、はなからない。それは自分Aが分かっている。でも、口では違うことを言った。それもA自身が自覚している。そういう場合が「心裡留保」です。 心裡留保があっても、原則、言葉が「有効」です。病院を建ててやる約束成立。 Bがその言葉を信じて頑張って医者になったのに、Aが病院を建ててくれなければ、BはAに契約を履行するよう求めることができます。 そのときになってから、「あれは冗談だ」とか言ってもダメです。 ただ、Bが、あれはAの冗談だと知っていたか、容易に知り得たはずのときは、契約は成立しません。無効となります。 例えばAが、いつもカネがなくてピーピーしてアチコチに借金している(病院を建てられる状態ではない)、アチコチでできもしない景気の良い約束をしている、なんてことをBがよく知っていれば、Aの「冗談だ(言葉と内心は違う)」ということがすぐわかるはずなので、病院を建てなくてもAは責任を問われません。 これが「心裡留保」です。
- hekiyu
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心裡留保は自分の本心でないことを判っている ↑ 心裡留保は、表示された意思と、内心の意思が 不一致であり、そのことを表意者が知っている場合 の意思表示です。 騙すつもりで言ったことは騙すですか? ↑ 人を欺罔して錯誤に陥らせることが騙すことです。 心裡留保と騙すは違いますよね ↑ 違います。 騙す、つまり詐欺は他人を騙すことですが、 心裡留保は、たとえていえば、自分を騙す ようなものです。
お礼
心裡留保で二審で負けました。 一審の判決が正しいです。 でも二審で負けたから、上告理由が無いです。 裁判所で裁判官と弁護士二人の前で書いた念書が但し書なんておかしいです。 騙したってことです。 どこの誰が自分の裁判で裁判官の前でジョークを言うのかなと思います。 私が真意じゃあないと判っていた理由ならば裁判官も弁護士も判ってました。 それで無効な念書と委任状を交換して受理した裁判官はなんでしょう。 弁護士は基本的に有効な書面と言いました。 嘘を言いました。 基本的に有効な書面が正しいから一審は勝訴しました。 だけど上告理由がありません。 判例もないみたいです。