地盤改良時の六価クロムについて
現在、新築住宅を建築中で、先日地盤改良工事(セミパイル工法)が終了しました。
その際に、試料を採取し六価クロムの溶出試験をして頂いたのですが、
その結果「0.02mg/L」の溶出が確認されました。
その件で、何点か質問させて頂きたいと思いますので、ご教示のほど宜しくお願い致します。
<地盤改良の概要>
○建築面積:約70m2
○地質:シルト層(粘性あり、概ね敷地内の地質は等質)
○改良材料:宇部三菱セメント ユースタビラー30
○改良杭径:φ500
○改良長:5.3m
○改良本数:43本
<質問内容>
○六価クロムの溶出試験結果(0.02mg/L)について
・環境基準(0.05mg/L)を下回っていれば、人体への影響はほとんどないと考えて
よろしいのでしょうか。(小さな子供がおり、庭で土いじりをする可能性が大です)
※ネット検索したところ「六価クロムは、低量・低濃度であれば、土壌の
微生物により三価クロムに変えられる」との情報もありましたが、
そちらの作用も期待できるのでしょうか。
・今回は1点のみの試料採取でしたが、複数点採取した場合に試験結果がばらつき
環境基準を上回ってしまう可能性はあるのでしょうか。
・将来的に土地を売却する際に、資産価値が低下する可能性はありますでしょうか。
○使用材料について
・今回、「宇部三菱セメント ユースタビラー30」(セメント系固化材)を使用しています。
この材料は通常のセメント材(ポルトランド、高炉等)と比較し、六価クロムが
生成しにくい材料でしょうか。
(同シリーズの「ユースタビラー50」等の六価クロム対策品を使用しないと、生成は
抑制できないのでしょうか。)
施工後の段階で今さらという質問もありますが、宜しくお願い致します。
お礼
参考にさせていただきます。たすかりました。