- ベストアンサー
被害者の事情聴取と警察の調査開始について
- 被害者に不利益が生じる親告罪において、なぜ警察は被害者の事情聴取から調査を開始しないのか疑問です。
- 加害者が分かっている場合、警察はまず加害者から事情聴取を開始すべきではないでしょうか。
- 被害者が弱い立場におかれ、事件については語りたくない場合でも、警察はなぜ封印している被害者から事情聴取を開始するのでしょうか。
専門家の回答 ( 2 )
- 専門家畑中 優宏（@oklawy581nuheho） 弁護士
それは法律的に傷害罪にあたるかどうか、ということだろうと思います。ただ、親告罪であろうがなかろうが、被害者にまず話を聞いて、事案を把握することをしなければ、警察も動きようがないと思います。
畑中 優宏（@oklawy581nuheho） プロフィール
弁護士法人湘南よこすか法律事務所逗子事務所 畑中 優宏(ハタナカ マサヒロ) 横浜弁護士会 【対応エリア】神奈川県を中心に隣接県まで対応 【営業日】９：３０～１７：３０（時間外希望の方は事...
もっと見る - 専門家畑中 優宏（@oklawy581nuheho） 弁護士
先に加害者に事情を聞いて、否定されたらどうなるか考えてください。また、否定する加害者が多いのも現実です。言い逃れをさせないためにも、まずは被害者に詳しく事情を聞き、不合理な弁解を追及できる証拠を、まずは警察は取得したいはずです。それに、事件として捜査するためには、事件の内容（時間、場所、方法等）が特定されていないといけません。将来刑事裁判になったとき、万全の証拠がなければ、有罪にできません。さらに、もし被害者の方がいい加減なことを言って、加害者とされた人が逆に迷惑を被ることもあります。痴漢冤罪はしばしばあります。ですから、被害者の言っていることが十分信用できるかどうかも、警察は確認する必要もあります。
補足
ご説明ありがとうございます。 警察には，公文書開示による文書等のいわゆる状況証拠（全部で資料も含め１００ページほど）提出しました。警察は，「まず被害者本人から聞き取りをする」，と言ったので，上記の質問をさせていただいたのですが，私（法律の素人）は親告罪ではなく傷害罪に当たると考えています。 傷害罪は親告罪ではない(Wikipedia)とありますが、そうであれば，まず被害者本人から聞き取りをするという手順ではないと理解しますが，傷害罪であるかどうかは警察は何に基づいて判断しますでしょうか。
畑中 優宏（@oklawy581nuheho） プロフィール
弁護士法人湘南よこすか法律事務所逗子事務所 畑中 優宏(ハタナカ マサヒロ) 横浜弁護士会 【対応エリア】神奈川県を中心に隣接県まで対応 【営業日】９：３０～１７：３０（時間外希望の方は事...
もっと見る
お礼
被害者が現在１６歳であることも含めて警察に対応をお願いします。 有難うございました。