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繊維の燃焼

koji59の回答

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  • koji59
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回答No.3

#2です。  基本的にはおっしゃっている内容で正しいと思います。 で、ご存知の通り、通常は結合エネルギーと分子間力を比較した場合、明らかに前者のほうが高いですね。ですから通常は融点<熱分解温度です。  ただ綿の場合は、非常に規則性が高い構造をしているのに加え、分子間水素結合も形成できますから、一般の樹脂(例えばポリスチレンなど)に比べて、分子間力はかなり高くなっています。加えて、分子そのものもでかい(=分子鎖一本の重量もでかい)ですからね。  このように、ポリマの主鎖構造の規則性が高いポリマで、かつポリマ鎖間で相互作用可能な基をもつポリマは、概して融点>熱分解温度となることが多いです。代表例としては全芳香族ポリアミド(アラミド)やポリアクリロニトリルあたりでしょうか。  高分子では、分子鎖一本一本という捉え方ではなくて、分子鎖の集合体という捉え方も必要になってきますよ。そのあたりが、また高分子の複雑なところです(^^;

h-kote
質問者

お礼

再び回答ありがとうございます。よくわかりました。

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