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押川春波の海底軍艦の小説ですが、この島の全面

押川春波の海底軍艦の小説ですが、 「海鳥かいてうの一簇ひとむれが物珍ものめづらし相さうに其その周圍めぐりを飛廻とびまわつて居をる。東ひがしと西にしと南みなみの三方さんぽうは此この島しまの全面ぜんめんで、」東ひがしと西にしと南みなみの三方さんぽうは此この島しまの全面ぜんめんでとはどういう意味ですか、どうぞ教えてください。

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  • kagakusuki
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回答No.1

 話の前後を考えずに、おかしな処で区切って考えるから意味が解らなくなるのです。 >先づ進行の方向を定めねばと、吾等は林の間を咼ぎて丘の絶頂に登つた。眺望すると、北の一方は吾等が渡つて來た大洋で、水天髣髴として其盡る所を知らず、眼下に瞰おろす海岸には、今乘捨てゝ來た端艇がゆらり/\と波に揉まれて、何時の間に集つて來たか、海鳥の一簇が物珍らし相に其周圍を飛廻つて居る。東と西と南の三方は此島の全面で、見渡す限り青々とした森つゞき、處々に山もある、谷も見える、また迥か/\の先方に銀色の一帶の隱見して居るのは、其邊に一流の河のある事が分る。 という文面なのですから、上記の部分の全文の意味は 「まず進む方向を決めなければならないので、私たちは林の中を通り過ぎて丘の頂に登った。周囲を見渡すと、北は私たちが渡ってきた大洋で、天空の様な(青い)水面が果てしなく続いている、眼下を見下ろすと海岸には今乗り捨てて来た端艇がゆらゆらと波に揺られており、いつの間に集まって来たものなのか、海鳥の群がもの珍しそうにその周りを飛び回っている。東と西と南の三方は此島の全面で、見渡す限り青々とした森が続いていて、ところどころには山もあれば、谷も見える。また遥かかなたに銀色の一筋が見え隠れしている事から、そこに一本の川がある事が分かる。」 というものになります。  つまり >東ひがしと西にしと南みなみの三方さんぽうは此この島しまの全面ぜんめんで とは、 「海に面した北側を除く東と西と南の三方には、この島の風景が広がっていて」 という事を表している事になります。 【参考URL】  青空文庫 > 作家別: あ行 > 47.押川 春浪 > 2.海島冒険奇譚 海底軍艦 > いますぐXHTML版で読む   http://www.aozora.gr.jp/cards/000077/files/1323_36134.html

sgypn
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