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屈折率について
屈折率nと誘電率εの間にε=n^2が成り立つときには、透磁率μ=1を仮定していますが、この条件はどのような場合になぜ適応できるのでしょうか。
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屈折率nは、 真空中の光の速さをc、その物質中での光の速さをvとすると、 n=c/v (1) で与えられる。 ε0は真空の誘電率、 μ0は真空の透磁率、 εは物質の比誘電率、 μは物質の比透磁率として、 vはマクスウェルの方程式より v=1/√(εεoμμo) (2) で与えられる。 cは同様に c=1/√(εoμo) (3) で与えられる。 (2)(3)を(1)に代入して n=c/v=√(εμ) これより εμ=n^2 >屈折率nと誘電率εの間にε=n^2が成り立つときには μ=1 を仮定している。 >この条件はどのような場合になぜ適応できるのでしょうか。 μ=1は非磁性体に置いて成り立つ。従って磁性体である鉄やニッケルなどにおいては成り立たない。磁性を有するガラス類(希土類を多量に含む元素)においてはμ>1となるケースがある。 http://www.newglass.jp/mag/TITL/maghtml/71-pdf/+71-p005.pdf
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参考になりました。ありがとうございました。