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低音の基音。

John_Papaの回答

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  • John_Papa
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回答No.3

こんにちは。 『これらのような低音の基音って耳で感じるくらいの大きさで収録されているものでしょうか。 それとも倍音の方が大きく収録されているのでしょうか。』 フィルター掛けてない録音を調べてみると、物理的にはだいたい等音量ですね。でも人間の聴感はラウドネス特性ですので、重低音の方が聞こえにくい筈です。 また、音楽とは関連性の薄い動きをしますですので、これはホールのルームアコースティック、いわゆる箱鳴りに当たるでしょう。あるいは空調の起こす乱気流を拾ったのかな? 西日本の人なら60Hz、東日本の人なら50Hzの低音を音楽の切れ間に体験してるかも知れません。俗に言うハム音ですね。 それ以下の低周波はおおよそが持続性の音です。周期が遅く1波長までに時間が掛かりますし、短い時間で区切るとバースト波やパルス波に近いものとなり、成分が全音域に散らばる歪み波という事になるでしょう。楽器として鳴り始めるにも相応の時間を要します。 また、楽譜に記載(記譜)可能な低音を周波数に直すと64Hzです。音楽としての基音はこれより上の範囲です。 しかし、記載より1オクターブ低い実音で演奏するように指定された楽器があり、それがコントラバスです。それを電気化したエレクトリックベースも同じです。通常は4度調弦で4本弦ですが、4本弦ではオーケストラにおいてチェロ(5度調弦で4本弦)の譜のオクターブ下を演奏することができませんので、その場合だけ5弦を使います。 5弦ベースのソロで作曲することも可能でしょうけど、そのような特殊楽曲はあるかもしれませんが私は知りません。 したがって、コントラバスが32Hzの音を出しているときは、常にチェロも64Hzの音を出していることになります。 オルガンの場合は、楽譜通りの実音が出せる一番長いパイプがおよそ8フィート(現在の音域とは違うようです)だった為、実音パイプの系列を8フィート、オクターブ上を4フィート、3倍音は2・2/3(奇数倍音を総じて分数系列)と呼びます。オクターブ下に16フィート、さらにその下に32フィートが加えられました。32フィートはバッハの時代ではなく、もっともパイプオルガンが華やかだったロマン派の時代特にフランスに於いてサンサーンスなどが活躍した時代です。使用(系列の組み合わせ)は奏者に委ねられます。 ピアノの場合も、最高鍵盤で演奏する曲はありますが最低鍵盤を演奏するというのは記憶にありません。通常88鍵ありますが、76鍵あればほとんどのピアノ曲が演奏可能だと聞いたことがあります。ベーゼンドルファーでは88鍵の下に更に鍵盤(拍子木に隠されている)があります。これらの鍵盤は中音域に共鳴するドローン弦の役目です。演奏されることのないドローン弦は古楽器や民族楽器などにも見られます。 したがって、音楽としては有っても無くても構わない音、ということになりますか。 有れば、雰囲気作りに役立つ、サブリミナル的な意味合いを持つと思います。 なお、アナログレコードの時代にはトラックの物理的影響を排除する為に、50Hz以下はフィルターするのが一般的でした。 音楽の中で、人の声の表現力などに注目する場合、無い方が良い音域でもあります。 オーディオマニア用に特に普段使われない重低音を使って演奏した録音が発売された事があったと記憶してます。言ってみれば格付け音源ということになりますか。 特別な演奏。特別な用途・特別なジャンル以外では、あまり必要性が無いのではないでしょうか? 普通に重低音が・・・という人たち向けには60Hz~120Hzあたり(裏技として120Hz~240Hzあたり)を細工すれば、大抵は満足されますから。

kyabetu-sishou
質問者

お礼

回答ありがとうございます。

kyabetu-sishou
質問者

補足

低音カットされていなければ、 同じだけの量が録音されているものなんですね。 初めてしりました。 でも、人間の耳では感じにくいっということなんですね。 音楽とは関連性が薄い、ホールのルームアコースティック・・・。 そうなんですね。 パイプオルガンとピアノの演奏の内容はとてもためになりました。 実際にそこまで低い鍵盤を使用したピアノの演奏はあるかもしれないけど、 滅多にないっということなんですね。 サンサーンスはよく聞きますね。っといかパイプオルガンの再生の話になれば、このサンサーンス以外でてこない気がします。 なので16Hzの再生音なんて滅多に入っていないですね。 音楽としてはあってもなくても構わない音。 なるほどです・・・。 歌ものなどは、超低音はむしろない方がよい帯域なのですね。 >普通に重低音が・・っという人たち向けには60~120Hzあたり~ 最後のこの文章がものすごく納得でございます。 私もそう思います。 >特別な演奏。特別な用途・特別なジャンル以外では、あまり必要性がない。 一般的な音楽では、超低音の再生はあまり意識しなくていいんですね。 そのような音源は、オーディオシステムの能力チェックにはいいかもしれないですね。

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