とっさの行動はその人の本来の姿を映すか
質問です。とっさにとった行動(理性や知識が追い付いていない行動)がひたすら最悪な結果を残す場合、その人の本質は最悪なものであるのでしょうか。
そして、とっさの行動をより良くする方法とはあるのでしょうか。
わたしは最近、誰がどう見ても、あなたが悪いと言われる様なことをしてしまいました。
とっさにとった行動がどう見ても正解とは言い難いものであったのでした。
思えば幼い頃から今まで、とっさにとった行動が何か一つでもいい方向に転んだ試しがない、という事に気付きました。
じっくり考えずに、その場の流れや気持ちに背中を押されてやった事は、何故だかしょっちゅう裏目に出るのです。
実際に体を動かす様な時だけではなく、なにか気持ちを表現する時もそうです。
やったり言ったりしている正にその最中や、そうしようと決断する時は少しでもそれが裏目に出るとは思いもしていないですし、むしろいい結果をもたらすと漠然とながらも感じてすらいます。けれどもそうはなりません。
すこしたって、落ち着いて今一度じっくりと言動を振り返ってみると、あぁなんであんなことをやったんだろうといつも後悔ばかりです。あんなこと言うべきじゃなかった。わたしはあれほど自らに非を持っていたというのによくもまあぬけぬけとあんなこと出来たものだ言えたものだと、そう頭を抱えて思い悩む程に明らかに失敗と見てとれる事をしてしまっているのです。
「何か非常事態、不意の出来事に遭遇した時に、そいつがどんな行動をとるかで程度が知れる」
という言葉を、似たようなものを合わせるとずいぶん聞いた様に思えますし、確かにそうなのかもしれないと感じています。
後付けの理性が追い付かないままのありのままの、その人の根っこからの行動が出るのは、何かを考える間もないくらいの瞬間の行動なのだ、と思う事はあるからです。
そう考えた時、とっさにとった行動がひたすら最悪なものであるわたしは、根っこが実は最悪なものであるのではないだろうか、と思いました。
普段は理性やごまかしの知識でなんとかなっているけど、本当の所は嫌な性格をしているのではないか。
どうか、何か意見を頂けると嬉しいです。