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顔面麻痺の手術について
七十六歳になる父が顔面神経麻痺になりました。胃がんの手術の直後で、退院後、麻痺になりました。病院で調べてもらいましたが、脳の検査では異常がなく、また、ウイルスが原因でもないということで、おそらく術後の免疫力低下、ストレスが原因ではないか、と私たちは思っています。そして、麻痺が出てすぐに病院の耳鼻咽喉科に通い、二十日間の点滴を受けました。ですが、改善がみられず、顔面神経管開放術なる手術を受けることになりました。 質問の内容ですが、医師を信頼しないというわけではないのですが、この手術についてお尋ねいたします。 (1)点滴の他に治療や、マッサージの指導をするわけでもなく、二十日間、点滴をしただけで、すぐに手術をするというのが解せない。現段階で、手術という選択に踏み切るのは早いのではないか。 (2)手術に関するリスクはどんなものがあるのか(高齢者ですし、神経に近いところの手術なので)。 (3)完治しないまでも、手術による改善の可能性はどの程度あるのか? 以上の三点です。 できるなら、専門家の方、経験者の方にお答えいただきたく思います。 よろしくお願い申し上げます。
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- SteveStrawb
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顔面神経麻痺にもいろいろとありまして、通常はウイルスが原因でもない原因不明の「ベル麻痺」です。 たいていはステロイド系の薬を数週間飲むと自然と治癒しますが、それでも治らない場合は「星状神経節」という首のノドボトケのちかくにある部分に麻酔をうつ「星状神経節ブロック」という処置を行ないます。この神経は、頭部への血の流れをコントロールするもので、これを麻酔で麻痺させることによって、頭部への血流を盛んにさせて、それを麻痺の治癒に作用させるものです。また、それでも症状が改善しない場合は、耳のうしろにある、顔面神経が脳から出て頭蓋骨を通りぬけてくる部分のその穴の骨をけずって、顔面神経に対する減圧をおこなう手術をおこなう事もあります。入院期間2週間くらいで、それほど難しい手術でもなく、患者の体力もそれほど必要はありません。ただし、この手術は絶対的な効果が期待できるものではなく、それで治るか治らないかは結果論でしかないのが現状です。 点滴で効果なかったのでは、期待できないかもしれませんが、「星状神経節ブロック」を数週間試してみるのも1つの選択肢だと思って、担当の医師に相談してはいかがでしょうか?
補足
早速、おこたえいただき、ありがとうございます。とても感謝しています。 ネットでいま、「星状神経節ブロック」を調べてみました。わりと多くの治療に用いられる、ポピュラーなものだとわかりました。 一つ疑問なのですが、そのような選択肢があるにもかかわらず、なぜ、主治医は手術に踏み切ろうとするのでしょうか。“それほど難しい手術でもなく、患者の体力もそれほど必要”ないから、早期に改善させるための方法として推奨しているのでしょうか。 すみません。お答えいただければ非常に助かります。勝手を申してすみませんが、よろしくお願いします。