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人間関係
人の忠告も聞かず他人(5~6人)の嫌がることを続けている人は嫌われますか? ある日のこと。給食が終わって昼休みです。いつまで待っても食缶が戻ってきません。給食の先生(保健の先生)が心配になってそのクラスにいくとまだ食缶が残ってました。なんと食缶を運ぶ係は嫌がらせを続けてた本人でした。しかし本人はその場にいません。 *嫌がらせをしてた本人には友達はいなく上記の事件が起きる前まで嫌がらせをやめるよう忠告を何度も何度も何度もされていたのにも関わらず嫌がらせを続けてたらしいです。今後はその本人とどう関わっていくかが問題になっていますがどう思いますか?
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- moritaroh
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小学校ですかね? おそらくその人(子?)は、発達障害ないしは学習障害なのではないでしょうか。 特に、社会性に著しく欠けているのではないか、と。 嫌がらせを何度注意しても続けてしまうのは、他者への思慮が欠けているのでしょう。 「自分にかまってほしい」という気持ちが、嫌がらせを繰り返すうちに「嫌がる相手を見て満足する」という結果に結びついてしまったのだと思います。嫌がらせをしたいのではなく、実際には自分にかまってほしいだけなのですが、その手段を間違えて覚えてしまっているのでしょう。 自分の願望が最優先になってしまっているので、嫌がらせを注意したところで、嫌がらせをされた相手の気持ちを想像することができませんし、嫌がらせをしないと自分の欲求が解消されないので、その間違った方法を何度でも繰り返してしまうのです。 給食の片付けをしなかったのも、嫌がらせの延長ではなく、本人が「なぜそれをしなきゃいけないのか」分からなかったのだと思います。要するに、やりたくないからやらなかっただけで、片付けをしないことで他の誰かに迷惑をかけてしまう、という想像ができません。 このような人(子?)の場合、たとえ自分が嫌われていたとしても、他人の立場になって考えることができないので、自分が嫌われているという自覚もほとんどないのです。 ひとつは、細かく目標を設定し、目標を達成するごとに何度も繰り返し褒めてあげるようにするといいです。 たとえば朝学校に来てちゃんと挨拶ができたらそれだけでもまず褒める、忘れ物がなければ褒める、体操服に着替えられたら褒める…というような形で、悪いことを注意するよりも先に、できたことをひとつずつ褒めるようにすることで、「(他の人には当たり前のことでも)良いことをする」→ 「褒めてもらえる」→「満足感がある」という刷り込みを時間をかけて行っていくのがいいです。 また、他人の気持ちになって物事を考えられるような訓練として、ひとつひとつケースごとにじっくりと対話をしていくのも重要だと思います。 たとえば、「Aちゃんはボールで遊ぶのが好き」→ 「一緒にボールで遊ぶ」→「2人とも楽しい(満足感がある)」ということに対して「Bちゃんはボールで遊ぶのが苦手」→ 「一緒にボールで遊ぶ」→ 「Bちゃんは楽しくない」→ 「2人とも楽しくないとつまらない(亜満足感が足りない)」、というような感じで、普段の行動を小さく区切ってシミュレーションするような訓練を、その嫌がらせを続けてしまう子と行っていくのがいいでしょう。 本来であれば、特殊学級などに行く必要も出てくるかもしれませんが、おそらくまだ社会性が身についていないというだけで、勉強などの学習能力には困難が出ていないのだと思いますが、このまま放置すると、そういった勉強などの面も遅れていく可能性が高いです。 そうなると、必然的に褒められる回数が減ってしまうので、自分が満足感を得たいがために、他人に迷惑をかけるような行動がエスカレートしてしまうこともあります。