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保険
質問します、宜しくお願い致します。 国民健康保険のことなんですが、仕事を辞めて今無保険です。国民健康保険に入るには、どれくらい遡るのでしょうか、1回随分前に別の市で国民健康保険の加入をしていましたが、払えず滞納してました。今は、3年前に引っ越して別の市に住んでます。加入しようとすると、今年辞めた会社の保険の日数からか、最初に加入した日数なのかすいません分かる方教えていただけないでしょうか宜しくお願い致します。
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※長文です。 >……仕事を辞めて今無保険です。…… これには誤解がありますので、回りくどくなりますが「前置き」からになります。(面倒くさければ読み飛ばしてください。) 今の日本は「国民皆保険」という仕組みになっていますので、「退職後(≒健康保険の脱退後)」に「(脱退した健康保険の)任意継続」をせず、「(家族が加入している健康保険の)被扶養者」(など)にもならない場合は、【自動的に】「市町村が運営している国民健康保険(市町村国保)の被保険者(≒加入者)」になるルールになっています。 つまり、「日本に住んでいる人で無保険の人はいない」わけです。 (参考) 『国民皆保険|コトバンク』 https://kotobank.jp/word/%E5%9B%BD%E6%B0%91%E7%9A%86%E4%BF%9D%E9%99%BA-154940#E7.9F.A5.E6.81.B5.E8.94.B52015 『健康保険ガイド>……>会社を退職するとき|協会けんぽ』 http://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat315/sb3070/r147 >退職後の健康保険制度ヘのご加入は、3つの選択肢があります。 --- とはいえ、これはあくまでも【法律上の話】なので、「市町村国保の被保険者になった(≒加入者になった)ときの事務処理」までが【自動的に】行われるわけではありません。 具体的には、【住民票上の世帯主が】【自主的に】【市町村に】届け出ることではじめて「保険証の発行」や「保険料(または保険税)の決定」などの具体的な手続きが行われるルールになっています。 ※なお、「マイナンバー制度」の導入でこのルールも変わる(≒自動的に行われるようになる)かもしれませんが、今のところ変わるという話は(私は)聞いたことがありません。 (参考) 『国民健康保険法|e-Gov』 http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S33/S33HO192.html >第二章 市町村 >(資格取得の時期) >第七条 市町村が行う国民健康保険の被保険者は、当該市町村の区域内に住所を有するに至つた日又は【前条各号のいずれにも該当しなくなつた日】から、その資格を取得する。 --- 『国民健康保険法施行規則|e-Gov』 http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S33/S33F03601000053.html >第一章 市町村 >(資格取得の届出) >第三条 法第六条 各号のいずれにも該当しなくなつたため、被保険者の資格を取得した者があるときは、【その者の属する世帯の世帯主】は、【十四日以内に】……を記載した届書を、【市町村に提出しなければならない】。 --- 【河内長野市のルール】『国民健康保険への加入など、届け出について』 http://www.city.kawachinagano.lg.jp/kakuka/kenkoutyoujyu/hokennenkin/gyoumu/hokumin_hoken/shikumi_kanyu/todokede/todokede.html >世帯主には14日以内の届け出義務があります。 >国保に加入するとき >……職場の健康保険などをやめた日(退職日の翌日など)…… --- 『誰も教えてくれない住民票の話>世帯、世帯主|元市民課職員の危ない話』 http://members.jcom.home.ne.jp/hitosen2/juumin2.html ※「市町村国保」は、「各市町村の条例によるルールの違い」【も】ありますのでご留意ください。 >国民健康保険に入るには、どれくらい遡るのでしょうか…… 上記の「国民健康保険法」にありますように、「当該市町村の区域内に住所を有するに至つた日(たとえば、引越してきた日)」【又は】「前条各号のいずれにも該当しなくなつた日(たとえば、健康保険を脱退した日)」から「資格を取得する(≒加入する)」というルールになっています。 ですから、「その日まで遡る」ということになります。 --- なお、「国保の保険料(税)」を遡って賦課(ふか)・徴収できるのは最長で「3年」というルールになっているため、それ以上遡って徴収されることはありません。 また、あくまでも「最長で3年遡って賦課・徴収できる」ということで、「実際にどこまで遡って徴収するか?」は、最終的には【各市町村が】(法令をもとに)決めることになります。 --- ちなみに、「【保険料(税)が決定されたにも関わらず】決められた納期までに納めなかった(滞納した)」場合は、「督促状の送付」や「財産の差押え」【など】によって「時効が中断する(≒リセットされる)」というルール【も】ありますので、「3年以上遡って徴収が行われる」こと【も】あります。 (参考) 『国民健康保険―保険料に関する基本知識―保険料方式と保険税方式|WEBNOTE』 http://kokuho.k-solution.info/2006/04/_1_126.html >3.遡及賦課 >国民健康保険への加入日は、加入届出をした日ではなく、加入要件を満たした日となります。 >そのため、「保険料」についても、その日付まで遡及して賦課することとなります。 >これが保険料では最長2年前までですが、保険税では最長3年前までとなります。 --- 『税金>滞納処分について|福生市』 http://www.city.fussa.tokyo.jp/life/procedure/m1cpmb00000227uv.html >……今年辞めた会社の保険の日数からか、最初に加入した日数なのか…… 「市町村国保の(加入の)ルール」は上記のようになっています。 なお、繰り返しになりますが、「市町村国保」は【各市町村の条例によるルールの違い】がありますので、【自分が住んでいる(≒住民登録している)市町村のルール】の確認が【必須】です。 たとえば、「どこまで遡って(医療費の7割負担などの)保険給付を行うか?」などのルールも市町村によって違っています。 (参考) (前述の『国民健康保険法|e-Gov』より) >第五章 費用の負担 >(条例又は規約への委任) >第八十一条 この章に規定するもののほか、賦課額、料率、納期、減額賦課その他保険料の賦課及び徴収等に関する事項は、政令で定める基準に従つて【条例】又は規約で定める。 --- 『保険証の使い方―保険証がない場合|WEBNOTE』 http://kokuho.k-solution.info/2012/08/_1_234.html >……療養費とは、いったん医療費を全額自己負担するが、所定の認められた場合であれば、あとから立替払いした7割分が払い戻されるという制度である。…… --- 『被扶養者資格が遡及して取り消された(10)療養費支給申請の遡及(2012/08/07)|【損しない道】給与担当者の会社では言えないホントの話とリスク回避技術』 http://ameblo.jp/personnelandlabor/entry-11323483216.html >……つまり、国民健康保険は市町村ごとに運営されており、保険料(市町村によっては保険税)の計算方法、その納付回数、基準や運営方法がバラバラなのである。 >したがって、住んでいる市町村によっては届出期限が14日だから、それ以上遅れた場合は給付を行わない。というところもあるのだ。…… ***** (その他、参照したWebページ・参考リンクなど) 『公的医療保険制度の種類・分類(体系)|WEBNOTE』 http://kokuho.k-solution.info/2006/01/_1_22.html 『あなたも入るかもしれない?協会けんぽって何(2008/10/02)|日経トレンディネット』 http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20081001/1019299/ 『国民健康保険|コトバンク』 https://kotobank.jp/word/%E5%9B%BD%E6%B0%91%E5%81%A5%E5%BA%B7%E4%BF%9D%E9%99%BA-180606#E3.83.87.E3.82.B8.E3.82.BF.E3.83.AB.E5.A4.A7.E8.BE.9E.E6.B3.89 >……国民健康保険組合が行うもの(組合国保)と……市町村・特別区が行うもの(市町村国保)がある…… *** 『会社情報 > 利用規約|OKWAVE』 http://www.okwave.co.jp/about/user-agreement.html >第6条(免責事項)
- coco1701
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>仕事を辞めて ・退職した日の翌日に遡って加入 保険料はその月から請求されます ・健康保険証が有効(使えるのは)になるのは手続きをした日から それ以前は、保険料は徴収されるが保険では対応されない