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スピーカーユニットの能率について
スピーカーユニットの「高能率」「低能率」について教えて下さい。 ・ユニットスペックの出力音圧レベルでしょうか ・だとすれば、何db以上が「高能率」で何db以下が「低能率」というラインはありますか
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こんにちは。 現時点でのざっくりした考え方では ・システムとしての音圧レベル ・8Ωで1W相当の2.82V入力で測定する ・測定距離は1m ・90dBを慣例的に標準的な音圧、標準的な能率とする として差し支えないと思います。 スピーカーの能率は、80dB以下~110dB以上までと幅があります。 規則が有るわけではありませんが、90dBから聴感上はっきりした違いが出る±6dB以上の差が有ると断定的に低能率・高能率と言われるようです。 ±6dB以内なら、能率が良い・悪いの程度 このような切り分けで良いと思います。 以下ご参考に: 音圧は20μPa(20マイクロパスカル)を0dBとして測定されます。 パスカルは低気圧高気圧で使うhPa(ヘクトパスカル=100Pa)と同じ圧力単位です。 1Paは94dBになります。1気圧1000hPaを全て音に使うと何dBになるか、お暇なら計算してみてください。 音圧の場合は、SPL(Sound Pressure Level)を付けて 94dB SPL というふうに表記される場合も多いです。 ちなみに1Paはマイクロフォンの能率(感度)測定の基準レベルになっています。 現在はピンクノイズで音圧測定されるのが一般的でしょう。使用される全帯域での測定と考えて差し支えないでしょう。 音圧は、ユニット毎の音圧である場合もシステムの音圧である場合もあります。 50年程前には、周波数1KHz純音で50cmの距離で測定という時代もありました。 また、音源から測定する距離が離れる程音圧は拡散されて減少しますのでスピーカーから1mの距離で測定したデータで比較します。 スペックに、94dB SPL/w/m と書かれていたら、1Wの入力1mの距離で94dBの音圧という意味です。
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- iBook 2001(@iBook-2001)
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はじめまして♪ スピーカーシステムという場合は、おおよそ無響室で1Wを加え、1m地点で90dBが観測された状態を起点とし、それより「高い」か「低い」かで、考えて良いでしょう。 しかし、ユニット単体と成りますと、全帯域(フルレンジ)や、低域(ウーファー)などでは、振動板面積の大きさに寄って動かせる空気面積が違うため、10センチ口径と20センチ口径を同列比較する事は、意味が無くなって来ます。 決った基準が有る訳では無いのですが、個人的には10センチ口径であれば87dBを基準に、20センチ口径であれば90dBを基準に、最近の製品では30センチ口径以上のフルレンジユニットってほとんど見掛けませんが、このサイズに成ると93dBを基準としても良いのでは無いか?と思います。 複数のユニットを組み合わせる場合は、非常にわずかな違いでも気になる事が有りますが、それぞれ単独で鳴らせば、アンプのボリュームノブを少し回すだけなので、3dBや6dBほどの違いは、ほぼ気にせず利用出来る。 (限界音量を求める様なPA環境では、大きな違い。と感じられる事も有るが、一般家庭じゃ、気にせんで良いでしょう~♪) まぁ、省エネという観点では、0.5dBでも高効率なスピーカーの方がアンプのパワーを減らしても充分な音量が得られますけれど、、、 とは言っても、カタログスペックでは、測定条件が明確にされていない、というメーカーヤブランドも有る為、数字だけでの比較は危険も有ります。表示された数値だけでは無く、せめて周波数特性図を公表して要り状況でないと、私は信用しませんねぇ(笑) たとえば、、、 http://www.fostex.jp/products/ff225wk/ 20センチのフルレンジで、公称93dB/W(1m)、割と高能率 しかし、3kHzチョイあたりの正面軸では100dBに迫っていますし、10kHzを超えたアタリにも基準値を大きく超えるピークがある。 このメーカーは私も長く愛用していて、個人的に大きな信頼感をもっています、軸上から30°の特性に注目しますと、10kHzを超えた部分に大きなピークが残っているので、結構個性が強い音が得られそうだ、と想像しますし、インピーダンス曲線も正直に表記しているため、周波数特性だけではワカラナイ、共振に寄る音の個性が、1kHz弱のポイント、2kHz弱のポイント、3kHz強のポイント、10kHz強のポイントに個性的響きが存在するだろう。と憶測します。 このユニットにコイルを用いてハイカット(ローパス)を組んだとしても、10kHzの強いピークは盛大の残って、このユニットの個性として気に入った人には名機、嫌う人にはガッカリ、という可能性は有りそうです。 スピーカーユニットのスペック値は、測定条件が違えば数値が違って来ますし、数値だけでは音はワカラナイ。各種の測定結果も、どんな音が出そうなのか、憶測する参考資料では有りますが、気に入るかどうかは、実際に聴いてみて、使いこなしてみないと。なんとも言えないのが、スピーカー工作の楽しさでもあります。 まぁ、実物を手にする前に、あれこれ考えてみる時間も、楽しいヒトトキですけれどネ。
- sirasak
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スピーカーは無限壁バッフルで1m離れた位置で半球面6.28平方mに広がるのですが、92dBあると、1平方mに換算すると8dBアップして100dB(電力で0.01W)になる簡易計算がされるようです。 要するに音を広範囲に拡散して大勢の人に聴かせられるけど、 一人で聴く場合にはイヤホンに較べて無駄なエレルギーを使っています。 それで92dB/mは能率1%になるので、 これ以上が高能率と言い方もできるとは思いますが定義はないはずです。 私は口径8cmで振動板を重くした70dB位の自作品で聴いているので、 10cm位で82dB(0.001Wで0.1%)位のものさえ高能率に感じてしまいます。 計算に間違い在れば指摘願います、参考まで。
高能率スピーカーとは、電気エネルギを効率よく変換してくるれるものをいう。 高能率スピーカー95db以上。 低能率スピーカー85db以下。 84db のスピーカーを普通に聞くなら50wのアンプが必要。 105dbのスピーかーなら0.4wのアンプがあれば良い1wいらない。 90dbで10wのアンプ。 音圧レベルdb