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浮気を日記に書く真理
よく女性の方が自分の浮気行為を日記に書いているのをテレビで見ます。日記に書いておいたら彼氏や夫に読まれてばれてしまいますよ。どうしてわざわざ日記に書いてしまうのでしょうか。「日記を書く」という行為の心理学的意味の説明からおねがいしたいのですが。
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先に回答されている方の心理ももっともなのですが、一般的に言われていることを書きます。 浮気をする場合、様々な原因が挙げられます。第一に夫または彼氏があいてをしてくれない時。第二に、浮気をする事で自分自身の魅力を確認したい場合。第三に、浮気をする事で、ストレスの発散をする場合です。 どの場合においても、彼女や妻の心に多少なりとも罪悪感がある場合、それらの浮気行為を日記に書くことで実は、それを見つけて止めてもらいたいと言う意識があります。少なくとも止めてもらうことや責められることで、自分の存在の確認(彼氏や夫の中での)ができます。第二の場合は、例外もありまして自分の戦績のようなものを残す事で、自分自身の存在を確認していると考えられます。 いずれにしても、”日記を書く”ということは、自分自身を客観的に書く事で、自分のアイデンティティを確立させる手段として用いられます。それを他人に読んでもらうということは自分自身を知ってもらうわけですから、当初の目的(自分という存在を他者に見てもらうこと)は達成されます。人間は多かれ少なかれ、自分を認めてもらいたいものなのです。
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- totsuan
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まず,日記を書くということについてですが,日記を書くには,その日,あるいはそれまでの出来事やその時の気持ちなどを思いだし,整理・収拾する必要があります。そのプロセスこそが重要かと思われます。つまり,同じ気持ちや経験をもう一度思い出すことで,心の中の葛藤(浮気なら罪悪感や後悔があるだろうし・・・)を解決し,心を整理し安定させようという無意図的な試みだと思います。 そういう意味で,日記というのはあくまでも二次的なものです。最も二次的なものでも意味はあります。このような日記を書くことで,いわば「秘密」を持つことが出来ます。心理学的に「秘密」というのは非常に意味があります。この辺は専門ではないので,詳しいことは言えませんが,それがアイデンティティと言えばそうでしょう。 また,「この日記を誰かに見られたらとんでもないことになる」という反面,「この日記によって何か事態が好転するんではないか」という,不安と希望,恐怖と安心といったアンビヴァレントな気持ちの現れとも言えるでしょう。
- ojiq
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日記を書くということは、私的にして公的な行為であると思われます。誰にも知られたくない、自分の秘密を書くという意味においては、極めて私的な行為であります。ところが、文章を書くという行為を通して、感情が高まっていくに連れて、書いた文章を自分だけのものとしてしまっておくということができにくくなる。誰かに見せたくなってくるのです。その内容が赤裸々なものであればあるほど、見せたくなるという人間の心理は、明治時代の自然主義文学〔田山花袋ら〕から私小説への巨大な近代文学の流れを見れば、理解できることではないでしょうか。女性の書いた浮気日記という代物を幸いにして私は読んだことがありませんが、似通った行為は、ずっと昔からいい年をしたおじさんが「文学」という名を借りて公的に行っていたのです。
- Isaisa
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「自分を確認するためです。」先の方に同じですが、 「わざと読ませてみたい。」とかもありますね。 「浮気=悪い」だと、「問題がぼやけてしまいます。」 「つきあっていても「心」こそ別物。」 「つまり「ワザワザ」書くこの行為こそに「意味」があるのだと いえませんか。?!?
- keisaki
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心理学的意味というわけではありませんが、私も細かくいろいろなことを手帳にメモすることが多いです。 他の人に見られるとまずいな・・・と思うものもたまにはありますが、性格的なものも手伝ってか、なかなかやめられません。 浮気って、当事者にとってみれば、ただの恋愛感覚だと思います。彼といつどこでデートした、とか、そういうこと(自分ではいつまでも覚えていたいこと)を記録として残しておきたいのだと思います。
お礼
日記には「自分自身の確認」という意味合いがあるのですね。浮気もそうですが、それを日記に書く行為は「相手に自分をもっと見てもらいたい」というサインなんですね。ありがとうございました。