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ガンマ線の大量内部被ばくで、人体が放射化しますか?
食品などのγ線照射で放射化(最低値のしきい値1.7Mev)と見ました。 私は、ある放射性医薬品を約110Mbq医療ミスで 内部被ばくしました。 ウィキペディアなどに、その放射性物質は200kevと書かれていました。 ミスなので、通常の患者よりかなりの量を被曝しましたが その放射性物質の量によって、kevも増えていますでしょうか? (放射化の有無を知りたく質問しました) 完全な素人のため、分かりにくい質問文で申し訳ございません。 詳しい方、どうか、よろしくお願いいたします。
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回答者3です。 繰り返しになりますが、放射化はありません。 しかし、誤って服用したヨウ素123が喉の甲状腺に残っているので、 そこから出たガンマ線が幼児を抱いたときに当たる可能性はあります。 でもヨウ素123の半減期は13時間くらいなので、13時間経てば半分に減ります。 3,4日で1/100まで落ちますので、1週間待てば大丈夫でしょう。 ーーー 以下の仮定でどのくらい幼児が被ばくするかを計算してみました。 1) 誤って服用したヨウ素123が甲状腺に全てまとまり、その状態で首から30cmの位置に幼児を抱いて 1時間そのままの状態で過ごした場合の計算。ヨウ素の半減は考慮せず。 2) 皮膚から甲状腺までの深さを3cmとする。 大雑把に計算すると、70μSvくらい浴びます。 ---------------- 計算:皮膚の減弱係数を水と同じだとすると、159keV で0.15 cm-1。 首の皮膚の厚さを3cmとすると、exp(-0.15*3)=0.638 あまり減らない。 甲状腺から30cmの距離なので、 111 MBq*0.638*159keV/4π(30cm)^2= 9.96E8 eV/cm2 = 1.59E-10 J/cm2 大よそ、1.59E-8 J/kg = 2E-8 Sv これを3600秒倍して、 72μSv ーーーーーーーーーーーーーーーーー
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No.4です 補足を頂戴しました。追加の説明をさせて頂きます。 投与されたのが放射性ヨウ素と呼ばれるものが含まれたお薬のようです。 これであれば更に御心配される必要はありません。 放射性ヨウ素という放射線を発するものは、この放射線を発する能力が非常に早く消えてしまう物質です およそ8日で能力が半分になります。 さらに8日程度経つと半分の半分つまり能力が四分の一になります。更に8日経つと四分の一の半分八分の一程度まで能力が落ちてしまう物です。 ヨウ素は人間の体の中へ入りますと、甲状腺と髪の毛などに溜まる性質があります。 この性質を利用して甲状腺の治療に使われます。 ただし、甲状腺にせよ何にせよ、日常の食事(海苔、昆布etc)で自然に蓄えられていたものがありますので、すぐに一杯になってしまって、それ以上は蓄えません。 つまり投与されたお薬全全部が溜まるわけではありません。 溜まらなかったものはドンドン体の外へ捨てられます。(排便、排尿) 上記しましたように、蓄えられてもひと月もしますと放射性ヨウ素が発している放射線は初めの3%程度に落ちています。 蓄えられているものも徐々に排出されます。 この時期になりますとほぼ無害になっているとお考えになられても差し支えはありません。 放射線が人間の体に当たっても(被曝しても)人間の体が放射化するようなことはありません。 先にも説明させて頂きましたように、この放射化という現象は極めて特殊な鉱物のみで起きる現象です。 身の回りの鉄もアルミも銅もこのような現象は起こしません。 もしこんなことが起きるようでしたら、東北中がパニックになっています。 避難された先々で問題が起きるということになってしまいます。 何事もなく復興事業に取り組んでおられますように、御心配のようなことは起きません。 防護服といいますのは、今回の事故で飛散した放射線を発する細かい埃をよけるために着用しているものです。 服用したり注射したりする際には何の役にも立たないものです。 (使う目的が違います) 放射線といますのは非常に分かり難い代物ですが、無用な御心配をされないようにして下さい。 病は気からです、いらぬ心配をしてその心配が基になって病になったのではどうにもなりません。
- bran111
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>その放射性物質は200kevと書かれていました。 ミスなので、通常の患者よりかなりの量を被曝しましたが その放射性物質の量によって、kevも増えていますでしょうか? 記述が正確でないため類推を含みますが200kevというのは放射性物質(セシウム137とかコバルト60とか)の出すガンマー線の特性エネルギーでkevが増えるとか減るとかの問題ではなく、放射性物質に固有の値です。 被ばく量はbqから換算したSv(シーベルト)で評価します。換算係数は放射性物質によって異なります。 内部被ばくによる放射化というのは通常、問題ではなくて許容被ばく線量はSvで国で決められているということです。 いずれにしろ、当該医療機関に放射線取扱主任者がいるはずなので、その人から責任ある説明を受けてください。安全上、問題ないことを確認できない場合は告訴することも考えて対応してください。
大変御心配かと思います。 いろいろお調べの様子ですが、放射線に関する記述が分かり難く混乱されておられるかと思います。 用語の定義はさておき、 一番の御心配である放射線がご自分の体から発せられるようになるのではないのか、という点は全く御心配の必要はありません。 放射線は過剰に服用されたお薬から出ていますが、これによってご自分の体からも出てくるようなことはありません。 服用されたお薬もドンドン体の外へ捨てられています。(排便) 人間の体は栄養にないものはドンドン体の外へ捨てる作用を持っています。 つまり、おトイレにいかれる度に服用されたお薬は減っていきますので、そのお薬が出している放射線も減っていきます。 半月もすればキレイさっぱり消えているでしょう。 注)放射化という現象は極めて特殊な鉱物でおきる現象で、人間の体のようなものでは起きません。
補足
誠にありがとうございます。 どんどん排出されていればいいのですが、 恥ずかしながら、放射性物質の注射とは知らずに(同意書も説明もなし) 直後から乳児との農耕接触をしておりました。 反省しております。 ただ、通常の場合とは違い、 大量に体内に入れられたので放射化も起きうるかと不安になりました。。。 じつは、(医師が診察室で普通に検索するので書きたくなくぼかしましたが) ヨウ素123(123I)を111MBq甲状腺防護なしでうけました。 ヨウ素123は、 主なγ線エネルギー159 keV(83.3%) 529 keV(1.4%) 27.4 keV(71.5% Te-Kα) と添付文書に書かれております。 これを防護なしなので通常より大量に体内に入れましたが、 これによる放射化はしませんでしょうか??
- leo-ultra
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回答1への補足を読んで思ったのですが、「放射化」の意味を勘違いされていませんでしょうか? 「放射化」とは(体の中の)物質が中性子線や高エネルギーの放射線をあびることによる 核反応を起こし、本来は放射線を発しない物質が放射線を発するようになることです。 ヨウ素123のガンマ線はエネルギーが高くないので、放射化は起こりません。 しかしヨウ素123を吸いこんでしまったのであれば、別の問題が発生します。 ヨウ素はのどにある甲状腺と結びついてしまい、なかなか離れません。 ヨウ素123が体から出て行かないので、あなたはずっと放射線を体の内部から浴び続けることになります。 医者にかかっているとのこと。たぶん医者はあなたに、放射線をもたないヨウ素を 大量に飲ませて、放射性ヨウ素をうすめて、体から排出させていると思うので、 たぶん大丈夫でしょう。 あなたの不注意により被ばくしたのであれ、監督責任は会社なり、病院なり、大学にあるはず。 ちゃんと事故の報告はお役所に出しているのでしょうか? そうでなければ、警察に行かれるべきでは。
補足
誠にありがとうございます。 ヨウ素123のガンマ線はエネルギーが高くないので、放射化は起こりません。 との事、安心いたしました。 量が多くなってもエネルギーがその分多くなったりはしませんでしょうか? 甲状腺防護を行わなかった為の(医師のヨウ素の投与忘れ)体内の放射性医薬品の量、 それによる甲状腺被曝量の線量、甲状腺の今後の発癌性は医師にも聞いて把握しております。 謝罪も受けております。 ただ、その被曝に終わらずに 新たに私の甲状腺などの組織も放射化して、微量でも被曝の上乗せがあるのではないか? 量が多いので、乳幼児を濃厚に育児したことで、少なからず被曝させた恐れはないか? と不安になりました。 異例(通常は防護=事前にヨウ素の投与)なので、医師には文献もなく分からないそうなので 質問しました。 何度も申し訳ございません。。。
- Tann3
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No.1です。回答の2つ目の文章で、一部タイプミス。 「被ばく量も大小で、この固有のエネルギー(MeVとかkeV)が変わることはありません。」 ↓ 「被ばく量の大小で、この固有のエネルギー(MeVとかkeV)が変わることはありません。」 なお、ご質問への回答としては、 「質問者さんの医療ミスでの内部被ばくでは、人体が放射化することはありません」 ということです。
- Tann3
- ベストアンサー率51% (708/1381)
>その放射性物質の量によって、kevも増えていますでしょうか? いいえ。放射性物質によって、その放射線の固有のエネルギー(MeVとかkeV)が決まります。被ばく量も大小で、この固有のエネルギー(MeVとかkeV)が変わることはありません。 別な例でいうと、「赤い色」の光の波長は決まっていて(これが固有のエネルギーに相当)、明るい光でも暗い光でも(これが被ばく量に相当)、その波長は変わりません。 なお、ガンマ線の照射で物質が放射化することは、一般にはありません。あるとしても(ガンマ、中性子)反応など、特殊な元素での高エネルギー領域(それこそMeV:百万電子ボルトの領域)のものでしょう。
補足
誠にありがというございます。 医師も分からない答えで不安でいっぱいだったので涙が出ました。。 じつは、(医師が診察室で普通に検索するので書きたくなくぼかしましたが) ヨウ素123(123I)を111MBq甲状腺防護なしでうけました。 ヨウ素123は、 主なγ線エネルギー159 keV(83.3%) 529 keV(1.4%) 27.4 keV(71.5% Te-Kα) と添付文書に書かれております。 これを防護なしなので通常より大量に体内に入れましたが、 これによる放射化はしませんでしょうか?? (濃厚に赤ちゃんに接していました) 何度も申し訳ございません。 よろしくお願いいたします。
補足
誠にありがとうございます。 県内唯一の大学病院の放射線取扱主任者にも時間を取ってもらい質問しましたが、 中性子線やガンマ線の放射化は、知らないと言われました・・・。 被曝量は、おおよそで分かりましたが、 その上に放射化された被曝量も(育児中の乳児への被曝も)上乗せされるのかと 不安になりました・・・。 じつは、(医師が診察室で普通に検索するので書きたくなくぼかしましたが) ヨウ素123(123I)を111MBq甲状腺防護なしでうけました。 ヨウ素123は、 主なγ線エネルギー159 keV(83.3%) 529 keV(1.4%) 27.4 keV(71.5% Te-Kα) と添付文書に書かれております。 これを甲状腺防護(事前ヨウ素の投与)なしなので通常より大量に体内に入れましたが、 これによる放射化はしませんでしょうか??